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「ゴーヤ」の苦味がダイエットに効果的!夏野菜ゴーヤのスタミナレシピ

「ゴーヤ」の苦味がダイエットに効果的!夏野菜ゴーヤのスタミナレシピ

夏のダイエットにピッタリのゴーヤを美味しくモリモリ食べられるレシピをご紹介!栄養価が高い夏野菜のひとつ「ゴーヤ」。その独特な苦味には、夏バテを予防したり、身体に脂肪をつきにくくする働きがあります。これからゴーヤ料理を楽しみたい方は必見です♪

ゴーヤは夏ダイエットの強い味方

ゴーヤ

沖縄を代表する夏野菜のゴーヤ。「苦瓜」と呼ばれるだけあって独特な苦味を持つのですが、その苦味成分をはじめ、ゴーヤには夏バテ予防はもちろんダイエットにも嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

(1)ビタミンCが身体の内側から紫外線を防ぐ

南国の強い日差しにも負けず育つゴーヤにはビタミンCがたっぷり。紫外線による肌へのダメージを軽減するほか、コラーゲンの生成を助け、肌のハリや弾力を守る働きがあります。他の野菜に比べ、加熱調理後の残存量が多いのも嬉しいポイント。夏の肌ケアの強い味方です。

(2)苦味成分が血糖値を下げる

ゴーヤの苦味はモモルデシンという物質によるもので、夏バテによる食欲不振を改善する働きがあります。また、食事による血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンが過剰に分泌されるのを防ぐ働きもあり、食べても脂肪がつきにくくなります。

(3)カリウムがむくみを予防・改善しダイエットに◎

ゴーヤには夏に不足しがちなカリウムなどのミネラルも含まれています。カリウムには体内の余分な塩分や水分を排出する働きがあるため、むくみの予防と改善に効果的です。むくみを放置していると血流が悪くなり、代謝が下がってしまい、痩せにくい体になるので注意しましょう。

自分好みのゴーヤを選ぼう!

ゴーヤ

夏を元気に過ごすためにぜひ食べて頂きたいゴーヤですが、好き嫌いが分かれるのがその苦味。苦味成分は種とワタに存在すると思われがちですが、多くは緑の外皮に含まれているので、以下のポイントをチェックすることで自分好みのゴーヤを選ぶことができますよ。

■苦味の「強い」ゴーヤ
・緑色が濃い 
・イボが小さく密集している
・硬い
■苦味の「弱い」ゴーヤ
・淡い緑色または黄緑色
・イボが大きい
・柔らかく大きさの割に軽い

【300kcal以下】ゴーヤをつかったダイエットレシピ3選

暑い夏を乗り切るためのゴーヤダイエットレシピをバリエ豊かにご紹介! チャンプルー以外思いつかない……そんなあなたも必見です。苦味を和らげる下処理のコツも、ぜひ参考にしてくださいね。

【1】豚バラとゴーヤのガーリックポン酢炒め

豚バラとゴーヤのガーリックポン酢炒め
(1人前)エネルギー267kcal 塩分2.6g

「ビタミンB1の王様」豚肉と合わせたスタミナメニュー!
ゴーヤの下処理は、塩だけでなく砂糖も一緒に揉み込むことで、より苦味が和らぎます。

◆材料(2人前)

  • 豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)……100g
  • ゴーヤ……1/2本
  • 赤パプリカ……1/2個
  • 黄パプリカ……1/2個
  • 塩……少々
  • こしょう……少々
  • 片栗粉……小さじ1
  • ごま油……小さじ1
  • 【A】ポン酢……50cc
  • 【A】砂糖……小さじ1
  • 【A】おろしにんにく……小さじ1/2

◆作り方

  • 1.ゴーヤは縦半分に切る。種とワタをスプーンで取り除き、3mm幅に切ってボウルに入れる。塩小さじ1/2、砂糖小さじ1(分量外)をふり、軽く揉んで10分程おく。水分が出てしんなりしたら、たっぷりの水にさらして水気を切る。
  • 2.パプリカはヘタと種を取り除いて乱切りにする。豚バラ肉は食べやすい長さに切り、塩、こしょうで下味を付け、片栗粉をまぶす。豚バラとゴーヤのガーリックポン酢炒め工程1
  • 3.フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。肉に火が通ったらゴーヤとパプリカを加えてさらに炒める。豚バラとゴーヤのガーリックポン酢炒め工程2
  • 4.ゴーヤに火が通ってきたら、【A】の調味料を加えて味が馴染むまで炒め合わせる。鶏肉とりんごのソテーバルサミコソース工程4番

【2】ゴーヤとツナの柚子胡椒マヨ和え

ゴーヤとツナの柚子胡椒マヨ和え
(1人前)エネルギー126kcal 塩分1.1g

マヨネーズがゴーヤの苦味をマイルドにカバー。
ピリッと辛い柚子胡椒がクセになる、大人のゴーヤサラダです。

◆材料(2人前)

  • ゴーヤ……1/2本
  • 玉ねぎ……1/4個
  • ツナ水煮缶……1缶(70g)
  • マヨネーズ……大さじ2
  • 濃口醤油……小さじ1弱
  • 柚子胡椒……小さじ1/2
  • 削り節……適宜
  • 塩……適宜
  • ブラックペッパー……適宜

◆作り方

  • 1.ゴーヤは縦半分に切る。種とワタをスプーンで取り除き、2mm幅に切ってボウルに入れる。塩小さじ1/2(分量外)をふり、軽く揉んで10分おく。鍋に湯を沸かし、1分程さっと茹でたら冷水にとる。粗熱がとれたら水気を切っておく。ゴーヤとツナの柚子胡椒マヨ和え工程1
  • 2.玉ねぎは薄切りにし、水にさらした後しっかりと水気を絞る。ツナは汁気を切る。ゴーヤとツナの柚子胡椒マヨ和え工程2
  • 3.ボウルにゴーヤ、玉ねぎ、ツナ、マヨネーズ、醤油、柚子胡椒を入れて和える。削り節、塩、ブラックペッパーで味をととのえる。

【3】ゴーヤととうもろこしのかき揚げ

ゴーヤととうもろこしのかき揚げ
(1人前)エネルギー263kcal 塩分0.6g

ほろ苦いゴーヤと甘いとうもろこしの組み合わせが絶妙!
ゴーヤは油で揚げることで苦味が和らぎます。
いつもの冷やし麺にトッピングするなど、食べ方もいろいろ♪

◆材料(2~3人前)

  • ゴーヤ……1/2本
  • とうもろこし……1本
  • クリームチーズ……30g
  • 塩……小さじ1/4
  • 薄力粉……50g
  • 冷やした炭酸水(冷水でもOK)……50cc
  • サラダ油……適量
  • ブラックペッパー……お好みで

◆作り方

  • 1.ゴーヤは縦半分に切る。種とワタをスプーンで取り除き、5mm幅に切る。とうもろこしは包丁で実をそぎ落とす。クリームチーズは1cm角に切る。ゴーヤととうもろこしのかき揚げ工程1
  • 2.(1)の野菜とクリームチーズをボウルに入れ、塩、薄力粉を加えて混ぜ合わせる。ゴーヤととうもろこしのかき揚げ工程2
  • 3.全体に馴染むように炭酸水を少しずつ加えて混ぜる(まとまりにくければ炭酸水や薄力粉を足す)。6等分にする。ゴーヤととうもろこしのかき揚げ工程3
  • 4.フライパンにサラダ油を熱し、(3)を衣がカリッとするまで2分程揚げる。
  • 5.油を切ってお皿に盛り、お好みでブラックペッパーをかける。

まとめ

夏バテや紫外線による肌荒れを防いでくれるゴーヤは、まさに夏にもってこいの野菜。あの独特な苦味がダイエットにもよいというのには驚きでしたね。今回ご紹介したレシピは、ゴーヤの苦味を緩和できるよう下処理や味付けを工夫しているので、苦手な方にも気に入っていただけるかも!? ぜひ参考にして、旬の美味しいゴーヤをたくさん召し上がってくださいね。


ライター

藤田 彩実

腸活を研究しているフリーランスの管理栄養士です。コラムの執筆や料理教室の講師、ミスコンテスト出場者の食事サポートなど幅広く活動中。体質改善に役立つお手軽レシピを提案します。

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