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栄養豊富な「イチジク」とチーズのおつまみレシピ!家飲みをもっと楽しく♪

栄養豊富な「イチジク」とチーズのおつまみレシピ!家飲みをもっと楽しく♪

夏から秋にしか食べられない「イチジク×チーズ」のヘルシーおつまみレシピをご紹介します。ダイエット中でも彼氏や友人とお酒を美味しく楽しみたい、そんな人は多いはず。おつまみにピッタリの栄養素を持つイチジクが、家飲みを充実させてくれること間違いなし♪

ダイエット中の飲酒はおつまみにも注意

いちじくの果実

夏はビールが美味しい季節。ダイエット中だって気兼ねなくお酒を楽しみたいですよね。そんな時に気をつけたいのがおつまみ。悪酔いを防ぐために、まず何かを食べてから飲み始めましょう。また、唐揚げやフライドポテトなど揚げ物ばかり食べてしまうと、カロリーオーバーになりやすいので注意。おつまみは、たんぱく質やアルコールの吸収を緩やかにする食物繊維、アルコールの代謝に欠かせないビタミンB1が摂れるものを選びましょう。

●たんぱく質を含むもの
焼き鳥、刺身、チーズ、だし巻き玉子など
●食物繊維を含むもの
きんぴらごぼう、海藻サラダ、ほうれん草のソテーなど
●ビタミンB1を含むもの
枝豆、冷奴、豚しゃぶサラダ、マグロ納豆など

夏から秋はイチジクのおつまみを楽しんで♪

いちじく

上品な甘さとつぶつぶ食感がたまらない無花果(イチジク)は初夏から秋にかけて旬を迎えます。かつては「不老長寿の果実」と呼ばれていたほど栄養が豊富で、実はお酒のお供にもピッタリな食材なんです。

(1)消化酵素が二日酔いを防ぐ

イチジクを切ると出てくる乳白色の果汁には「フィシン」というたんぱく質分解酵素が含まれています。肉や魚などのたんぱく質を分解して消化を促進させることで、胃もたれや二日酔いを防いでくれる嬉しい成分です。

(2)悪酔いを防ぐ食物繊維が豊富

口から入ったアルコールは胃で約20%、残りの大部分は小腸で吸収されます。空腹でお酒を飲むと、あっという間に小腸に送られて吸収されるため、酔いが早く回ります。イチジクに豊富な水溶性食物繊維の「ペクチン」は、アルコールを胃の中に長く留め、小腸に送られるのをゆっくりにすることで悪酔いを防ぎます。

(3)女性特有の不調を改善する成分も

イチジクのつぶつぶには「植物性エストロゲン」という、女性ホルモンによく似た働きをする成分が含まれています。そのため、女性ホルモンバランスの乱れによって起こる様々な不調を和らげてくれる効果が期待できます。まさに女性にとってスーパーフード的存在ですね。

【300kcal以下】イチジク×チーズの簡単おつまみレシピ3選

そのまま食べても加熱しても甘くて美味しいイチジクは、塩気のあるチーズと相性ピッタリ。今回ご紹介するレシピは初心者でも作れる簡単なものばかりです。早速今夜の家飲みに取り入れてみて♪

【1】イチジクとモッツアレラのカプレーゼ風

イチジクとモッツアレラのカプレーゼ風
(1人前)エネルギー231kcal 塩分1.1g

ワインによく合う定番おつまみをイチジクでアレンジ!
モッツァレラチーズは手でちぎることで味が馴染んで美味しく仕上がります。

◆材料(2人前)

  • イチジク……2個
  • モッツアレラチーズ……100g
  • レモン(くし切り)……1/4個
  • バジル……6枚
  • 岩塩……3つまみ
  • ブラックペッパー……少々
  • オリーブオイル……大さじ1

◆作り方

  • 1.イチジクはヘタを切り落とし、皮をむいて縦6等分に切る。モッツアレラチーズは一口大にちぎる。バジルは洗って水気を切る。イチジクとモッツアレラのカプレーゼ風工程1番
  • 2.お皿にイチジクとモッツァレラチーズをバランスよく盛る。岩塩とブラックペッパーをふり、レモンをしぼりかける。
  • 3.オリーブオイルを回しかけ、バジルを飾る。

【2】イチジクと生ハムのタルティーヌ

イチジクと生ハムのタルティーヌ
(1人前)エネルギー256kcal 塩分1.0g

クリームチーズと合わせたスイーツ感のあるオープンサンドです。
ちょっぴりオシャレな朝食にもおすすめ♪

◆材料(2人前)

  • バゲット……4枚
  • イチジク……1個
  • 生ハム……4枚
  • クリームチーズ……40g
  • はちみつ……大さじ1
  • ブラックペッパー……少々
  • チャービル……お好みで

◆作り方

  • 1.バゲットはトースターで少し焼き目がつくまで焼く。
  • 2.イチジクはヘタを切り落とし、皮をむいて縦8等分に切る。生ハムはのせやすい大きさに切る。イチジクと生ハムのタルティーヌ工程2番
  • 3.バゲットにクリームチーズをぬり、イチジクと生ハムをのせる。イチジクと生ハムのタルティーヌ工程3番
  • 4.はちみつとブラックペッパーをかけ、お好みでチャービルをトッピングする。

【3】サンマとイチジクの焼き春巻き

サンマとイチジクの焼き春巻き
(1人前)エネルギー297kcal 塩分1.3g

加熱してトロッとしたイチジクがよいアクセントに♪
秋を感じるひと皿です。

◆材料(2人前)

  • サンマ(三枚おろし)……1尾
  • イチジク……1個
  • とろけるスライスチーズ……2枚
  • 春巻きの皮(ミニサイズ)……4枚
  • 塩……少々
  • ブラックペッパー……少々
  • オリーブオイル……小さじ1/2
  • サラダ油……大さじ1
  • 【皮ののり付け用】薄力粉……小さじ1
  • 【皮ののり付け用】水……小さじ1

◆作り方

  • 1.春巻きの皮は常温に5分程おいておく。薄力粉を水で溶かしてのりを作る。
  • 2.サンマは半分に切り、塩、ブラックペッパーを両面にふる。イチジクはヘタを切り落とし、皮をむいて縦8等分に切る。スライスチーズは半分に切る。サンマとイチジクの焼き春巻き工程2番
  • 3.フライパンにオリーブオイルを熱し、サンマの両面を焼いて、しっかり冷ます。サンマとイチジクの焼き春巻き工程3番
  • 4.春巻きの皮を広げ(ザラザラな面を上に)、サンマ、チーズ、イチジクの順にのせて巻く。巻き終わりは(1)で作ったのりでとめる。サンマとイチジクの焼き春巻き工程4番
  • 5.フライパンにサラダ油を熱し、巻き終わりを下にして並べ、全体がこんがりするまで焼く。サンマとイチジクの焼き春巻き工程5番

まとめ

いかがでしたでしょうか。イチジクにはお酒のお供として魅力的な栄養素がたっぷり詰まっています。チーズや生ハムと合わせると簡単にオシャレなおつまみに早変わり。いつもの家飲みがもっと楽しくなりますよ。フレッシュなイチジクが出回るのは初夏から秋にかけて。旬の時季を逃さず、ぜひたくさん味わってくださいね。


ライター

藤田 彩実

腸活を研究しているフリーランスの管理栄養士です。コラムの執筆や料理教室の講師、ミスコンテスト出場者の食事サポートなど幅広く活動中。体質改善に役立つお手軽レシピを提案します。

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