目次
古都奈良には、日本の早春を楽しむのにぴったりな梅の名所がたくさんあります。寺院や公園など、奈良の梅の名所をピックアップしました。
●季節感ある奈良のお出かけ先を探している方
●お花や自然の風景が好きな方
●冬でも屋外デートを楽しみたい方
ぜひ梅の名所の開花情報や天気予報などをチェックして、楽しい計画を立ててみてはいかがでしょうか? 外はまだまだ寒いので、しっかりと防寒対策をしておでかけください。
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください
梅の花が楽しめる奈良の名所14選!
1.【奈良市】片岡梅林

奈良市の奈良公園内にある「片岡梅林」(奈良県奈良市高畑町)。約250本もの梅が植えられており、鹿と梅を一緒に見ることができるのは、ここならではの光景。公園内を歩きながら、梅と鹿が写るアングルを探すのも醍醐味のひとつです。

公園内の自然に溶け込むように美しく咲く梅は風情があり、2月中旬~3月の見頃には辺り一帯に梅のいい香りが漂います。周辺には、「春日大社」だけでなく「興福寺」や「東大寺」などがあるので観光も楽しめますよ。
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月
【入園料】
無料
2.【奈良市】追分梅林

「追分(おいわけ)梅林」(奈良県奈良市大和田町)は、奈良市西部の矢田丘陵の北端にあり、県立矢田自然公園に続く60年の歴史を持つ梅林です。
10年ほど前、突然大量の梅の木が枯死するというアクシデントに見舞われました。ですが、地域の人々の懸命の努力で土地改良と新たに数百本の若木の植樹が行われ、現在は見事に復活。見頃時期には白梅、鶯宿、淋州など様々な種類の梅の木に、紅や純白、薄紅色の花々が咲き誇り、馥郁たる香りと柔らかなハーモニーを奏でる梅林になっています。

「追分梅林」の横にある「OIWAKE PARK」の広々したグラウンドからは奈良盆地と若草山の山並みを眺望でき、BBQやお弁当、子どもたちの駆けっこなど、梅を見るだけでなく一日中のんびり楽しめますよ
【観梅会】
開催期間:2026年2月28日(土)~3月15日(日) ※期間中の土日祝のみ
時間:10:00~15:00
※観梅期間は、2026年2月24日(火)~3月20日(祝・金)
【例年の梅の花の見頃】
2月下旬~3月上旬
【入園料】
無料
スポット名:「追分梅林」
住所:奈良県奈良市大和田町1912
アクセス:近鉄「富雄駅」からバス「若草台」下車徒歩12分
営業時間:10:00~15:00
電話番号:0742-53-8666
3.【奈良市】菅原天満宮

菅原道真公をはじめ、菅原家一系三神を祀っているのが「菅原天満宮」(奈良県奈良市菅原東)です。菅原道真公が梅の花を好んだことから、毎年梅の時期には盆梅展が開催されています。約130品種・約200鉢の盆梅が一堂に並ぶ様子は、目を見張るような美しさ。花の色や大きさ、枝のバランスの違いなどを間近で見られ、梅林とはひと味異なる面白さがありますよ♪ 毎年、盆梅の即売会も同時開催されています。気に入ったものをお土産にするのもおすすめです。
道真公生誕の地といわれる、「菅原天満宮」から歩いてすぐの場所には、道真公が赤ちゃんのときに使ったとされる産湯池の遺跡もあります。梅の鑑賞とともに、周辺散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【盆梅展】
開催期間:2026年2月1日(日)~3月1日(日)
時間:9:00~16:00
【拝観料(盆梅展)】
大人:500円
スポット名:「菅原天満宮」
住所:奈良県奈良市菅原東1-15-1
アクセス:近鉄「大和西大寺駅」徒歩15分
拝観時間:9:00~16:00
電話番号:0742-45-3576
・公式サイト
4.【奈良市】大和文華館

「大和文華館」(奈良県奈良市学園南)は、奈良県奈良市の閑静な住宅街に佇む美術館です。展示物を鑑賞するのはもちろんですが、広い敷地には「文華苑」と呼ばれる優美な庭園があり、庭園散策を目的に訪れる人も珍しくありません。苑内には「梅の小径」が設けられており、約80本の紅白の美しい梅が植えられていますよ。散策路が整備されているので、歩きやすいのも嬉しいですよね。

「文華苑」は四季折々の草木が楽しめる庭園です。1月下旬から徐々に梅が咲き始め、3月ごろまで遅咲き品種の梅が楽しめます。昨年リニューアルして、よりお花を身近に鑑賞しやすくなりました。うららかな春の日に、美術鑑賞とともにのんびり梅見の散歩に出かけませんか?
施設スタッフより一言
【例年の梅の花の見頃】
1月下旬~3月中旬
【拝観料】
〈平常展・特別企画展〉
大人:630円
高校・大学生:420円
小中学生:無料
〈特別展〉
大人:1,100円
高校・大学生:770円
小中学生:無料
スポット名:「大和文華館」
住所:奈良県奈良市学園南1-11-6
アクセス:近鉄「学園前駅」徒歩約7分
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
電話番号:0742-45-0544
・公式サイト
・公式Instagram
5.【奈良市】薬師寺

天平時代まで天下の四大寺のひとつとされた「薬師寺」(奈良県奈良市西ノ京町)は、鮮やかな朱塗りの龍宮造りが美しいお寺です。最寄り駅である「西ノ京駅」から「薬師寺本坊」や「お写経道場」へ続く参道の両脇にはたくさんの梅の木が植えられており、開花の時期には、梅のトンネルをくぐることができますよ! 満開時期を狙っておでかけください♪
「お写経道場」では、予約不要&手ぶらで写経体験ができます(有料)。梅鑑賞とともに、心静かにゆったり流れる時間を楽しむのもおすすめ。東僧坊北側でも美しい梅の姿が楽しめますよ。
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月中旬
【拝観料】
大人:1,000円
中高生:600円
小学生:200円
スポット名:「薬師寺」
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
アクセス:近鉄「西ノ京駅」徒歩1分
拝観時間:9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)
電話番号:0742-33-6001
・公式サイト
・公式Instagram
6.【奈良市】平城宮跡歴史公園

「平城宮跡歴史公園」(奈良県奈良市二条大路南)は、世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の1つでもある「平城宮跡」を中心として整備された公園です。公園区域は約122ヘクタールと広く、「朱雀門」や「大極門」など見どころもたくさん! 県内外の歴史好きさんが訪れる、奈良で人気の観光名所となっていますよ。
なかでも、特別名勝に指定されている古代庭園「東院庭園」付近や「平城宮跡史料館」東側の梅林は、地元の方からも人気の梅見スポット。平城宮跡内施設は、入館料がすべて無料というから驚きです。悠久の時へ思いを馳せながら、梅見をゆったり楽しむのはいかがでしょうか。園内の「天平みはらし館」ではレンタサイクルもありますよ♪
【例年の梅の花の見頃】
2月~3月
【入園料】
無料
スポット名:「平城宮跡歴史公園」
住所:奈良県奈良市二条大路南3-5-1
アクセス:近鉄「西大寺駅」徒歩約20分
営業時間:施設により異なる。詳細は公式サイトで確認
定休日:施設により異なる。詳細は公式サイトで確認
電話番号:0742-36-8780
・公式サイト
・公式Instagram
7.【奈良市】法華寺

光明皇后の発願で、総国分尼寺として建立された「法華寺」(奈良市法華寺町)。本堂の国宝「十一面観音菩薩立像」は光明皇后がモデルとなったとされています。境内は見どころが多く、重要文化財に指定されている「本堂」をはじめ、重要有形民俗文化財指定をうけた当時のサウナ「浴室(からふろ)」などが見学できます。
「国史跡 名勝庭園」と「華楽園(からくえん)」の2つの庭が、四季折々の植物で参拝者の目を楽しませてくれるのもおすすめポイント。梅が楽しめるのは境内東側の「華楽園」で、3月上旬ごろに見ごろを迎える大きなしだれ梅が人気です。仏前の供花は、毎朝「華楽園」から摘まれたものなのだとか。散策路になっているため、ゆったりと園内を見て回ることができますよ♪
【例年の梅の花の見頃】
2月下旬~3月下旬
【拝観料】
大人:800円
小中学生:200円
※特別公開期間あり。詳しくは公式サイトを確認
スポット名:「法華寺」
住所:奈良市法華寺町882
アクセス:近鉄「新大宮駅」徒歩約20分
拝観時間:9:00~16:30
電話番号:0742-33-2261
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・公式Instagram
8.【奈良市】月ヶ瀬梅渓

2022年に、国の名勝指定100周年を迎えた月ヶ瀬梅渓(奈良県奈良市月ヶ瀬尾山)。約800年前、鎌倉時代中期に、「真福寺」の境内に梅が植えられたのが始まりといわれ、今では日本を代表する梅林のひとつです。
美景「梅林の郷」五月川の渓谷沿いに、約1万本もの梅が咲く景色は圧巻です。高台になっている「天神梅林」、ちょっとした休憩もできる「梅林公園」、人気スポットの「帆浦梅林」など情緒豊かな梅林美を楽しめます。

毎年行われる「梅まつり」は、県内外から来る多くの観光客でにぎわいます。疲れたら「月ヶ瀬温泉」で一休み、ふれあい市場では月ヶ瀬の農産物の購入もできます。ウォーキングマップもあるので参考にして散策してみましょう。
【梅まつり】
2026年2月14日(土)~3月29日(日)
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月
【入園料】
無料
スポット名:「月ヶ瀬梅渓」
住所:奈良県奈良市月ヶ瀬尾山
アクセス:JR「奈良駅」からバス「尾山」下車徒歩約21分
電話番号:0743-92-0300
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・公式Instagram
9.【大和郡山市】郡山城跡

大河ドラマの影響もあり、今年注目を集めている「郡山城跡」(奈良県大和郡山市城内町)は、奈良県屈指の桜の名所として知られていますが、桜の季節より一足前に、「盆梅展」が開催されているのをご存じでしょうか。復元されたお城の櫓のなかには、期間中、所せましと美しい盆梅が並べられ、見る人に春の訪れを感じさせてくれます。展示される盆梅の数も多く、なんと約120鉢! 花姿や色の違いを楽しむことができますよ。
「郡山城跡」の梅といえば、「盆梅展」に心が奪われがちですが、開催場所の櫓の外ではしだれ梅も鑑賞できます。「郡山城跡」内には品種の異なる梅があちらこちらに植えられています。「郡山城跡」は、郡山城天守台展望施設や美しい追手門などもあり、時間をかけて散策するのもおすすめです。
【第23回 大和郡山 盆梅展】
開催期間:2026年2月7日(土)~3月10日(火)
時間:9:30~16:30(土日祝は17:00まで)
【拝観料(盆梅展)】
大人:700円
小学生以下:無料
【例年の梅の花の見頃】
2月上旬~3月中旬
10.【大和郡山市】ならみんぱく梅林

「県立大和民俗公園」(奈良県大和郡山市矢田町)の中にある梅林が「ならみんぱく梅林」です。紅梅・白梅の2種、約140本の梅の木が植えられており、優美な姿で訪れる人の目や鼻を楽しませてくれていますよ。3種類の梅は咲くタイミングが異なるため、例年3月中旬頃まで長く観梅が楽しめます。

「県立大和民俗公園」は年中無休で終日入園できるため、スケジュールが合わせやすいのもおすすめポイントです。例年2月に開催されていた「ならみんぱく梅まつり」ですが、残念ながら2026年は開催予定がありません。梅見の際には、お天気や開花情報をチェックしてからのおでかけがおすすめです。
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月
【入園料】
無料
スポット名:「ならみんぱく梅林」
住所:奈良県大和郡山市矢田町545 県立大和民俗公園内
アクセス:近鉄「大和郡山駅」からバス「矢田東山」下車徒歩約10分
営業時間:24時間
定休日:無休
電話番号:0743-53-3171
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11.【北葛城郡】県営馬見丘陵公園

香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る馬見丘陵に、自然や古墳群を保全する目的で作られたのが「県営馬見丘陵公園」(奈良県北葛城郡河合町佐味田)です。公園内にはたくさんの種類の草木が植栽され、年間を通して季節の花が咲き誇っています。散策路のいたるところにベンチも設置されており、のんびり過ごせるおでかけ先を探している方にもぴったり。
公園内の「未来の広場」あたりには梅林があり、白梅や紅梅、枝垂れ梅、梅干しでも人気がある白加賀も植えられています。公園内は高低差があるため、歩きやすい靴でのおでかけがおすすめです♪
施設スタッフより一言
【例年の梅の花の見頃】
2月上旬~3月下旬
【入園料】
無料
スポット名:「県営馬見丘陵公園」
住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
アクセス:近鉄「池部駅」徒歩2分(緑道北口)
営業時間:24時間 ※駐車場は8:00~18:00(6~8月は19:00、11~2月は17:00まで)
定休日:なし ※公園館は月曜日休館(月曜が休日の場合は次の平日)
電話番号:0745-56-3851
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12.【桜井市】長谷寺

「花の御寺(みてら)」として親しまれている、真言宗豊山派の総本山「長谷寺」(奈良県桜井市初瀬)は、境内のあちらこちらで季節のお花が楽しめるお寺です。1月の蝋梅からスタートし、3月下旬まで紅白の梅を楽しむことができますよ。同じ時期には牡丹や椿のほか、足元では雪割草や福寿草などの可憐な姿も見られます。

梅を楽しむのはもちろんですが、重厚な造りの「仁王門」、高さ10mにも及ぶ大きな「本尊十一面観世音菩薩立像」や本堂までの399段の登廊など、ここでしか見ることができない光景に、心が奪われることでしょう。境内がとても広く、多くを見て回りたい方は余裕をもったスケジュールがおすすめ。カメラの充電も忘れずに♪
施設スタッフより一言
【例年の梅の花の見頃】
2月上旬~3月下旬
【入山料】
大人:500円
中・高校生:500円
小学生:250円
スポット名:「長谷寺」
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
アクセス:近鉄「長谷寺駅」徒歩15分
入山時間:〈4月〜9月〉8:30〜17:00、〈10月〜11月、3月〉9:00〜17:00、〈12月〜2月〉9:00〜16:30
定休日:なし
電話番号:0744-47-7001
・公式サイト
・公式Instagram
13.【吉野郡】広橋梅林

広橋峠の北側斜面、約25ヘクタールにわたり約5,000本の梅が植栽されている「広橋梅林」(奈良県吉野郡下市町広橋)は、奈良県の三大梅林のひとつ。散策路が整備されているので、気軽にハイキングができるところも人気の秘密です。
延長約3.5kmにもわたる広橋梅林トレッキングコースには様々な見どころも。金剛山・葛城山・二上山が見渡せる展望デッキからは梅林を一望、ちょっとした休憩ポイントにもなっている植物園もあります。

白梅、紅梅、淡桃色など種類が豊富な梅を楽しんだ後に、下市温泉でゆっくり過ごすプランもおすすめです。毎年3月中旬の日曜日に行われる「梅の里山まつり」も見逃せません。梅の花の香りを存分に満喫しながら、至福のときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
【梅の里山まつり】
開催日:2026年3月15日(日)
【例年の梅の花の見頃】
2月下旬~3月下旬
【入園料】
無料
14.【五條市】賀名生梅林

五條市西吉野町にある「賀名生(あのう)梅林」(奈良県五條市西吉野町北曽木)。南朝時代、都を追われた公家たちにより賀名生の梅の花が歌に詠まれているところから700年前からすでに梅があったといわれていますが、本格的に栽培され始めたのは明治10年頃。今では丘陵を麓から中腹まで覆いつくすように2万本の梅が咲き誇る、県内有数の梅の名所として知られています。

広大な面積の丘陵の山肌に咲く花々を見ながら、山を一回りするのもおすすめです。純白や淡い紅色の梅の花が織りなす風景を堪能できますよ。梅の花の香りも楽しみながら丘陵の道を散策してみませんか?
【例年の梅の花の見頃】
2月下旬~3月下旬
【入園料】
無料
奈良の梅の名所で早春を楽しもう
古都奈良らしい、美しい梅の名所をピックアップしてご紹介しました。冬でもおでかけして良かったと思える梅に出会える場所ばかりです。開花情報や天気予報を照らし合わせながら、無理のないスケジュールでおでかけくださいね。梅鑑賞の際には、しっかりとした防寒対策を忘れずに♪
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Writer:コバヤシトモコ、いのうえ まゆな


