カテゴリをみる
コンテンツをみる
taiwan taiwan magazine
MAIL MAGAZINE
新着記事を受信。限定プレゼントも♪
《意外と知らないタオルの洗い方》ふわ?パリ?好みの仕上がりにする方法

公開:2020.10.19

《意外と知らないタオルの洗い方》ふわ?パリ?好みの仕上がりにする方法

お風呂で、洗面所で、台所で……。毎日活躍してくれる身近な存在、タオル。そんなタオルのお手入れ方法をあらためて調べてみました。ふわふわ派、パリパリ派、どちらのタオル好きにも対応しています。

毎日のように使うタオルは、やっぱり心地よいものがいいですよね。しかし、どんなタオルを快適と感じるかは人によって違います。
代表的な違いが「ふわふわ派」「パリパリ派」ではないでしょうか。

無意識にどちらかを好んでいると「えっ、もちろんふわふわじゃない?」、「断然パリパリでしょ」と思いがちですが、意外にこの二派は大きく分かれています。
家族で好みが違うのを経験している人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、自分好みの洗い上がりに少しでも近づけるためのヒントをまとめました。
ほんの些細な違いですが、洗濯する時にひと手間意識すると、お風呂上がりや洗顔後の時間がちょっぴり待ち遠しくなりますよ。

それぞれの派閥の魅力と、洗濯の方法をご紹介します。

ふわふわタオルの魅力

お肌に優しいやわらかタオル

まずはふわふわタオルの魅力から。
洗剤や柔軟剤のCMではよく洗い上がりの柔らかさや弾力が謳われているので、世間的に「快適なタオル」と言えばこちらなのかもしれません。

ふわふわタオルは肌への優しさが何よりのメリットです。
肌が敏感な人からすると、パリパリタオルはやすりのようなもの。肌をこすらず傷つけず、ぎゅっと吸い付くように水を吸ってくれるふわふわタオルは手放せません。

そして清潔なふわふわタオルで顔を拭くのは、まるでぬいぐるみを抱きしめているような心地よさ。
子ども時代に戻ったような、なんとも言えない安心感があります。

見た目にもふかっと膨らんでボリュームがあり、「良いタオルを使っているぞ」という満足感を得られますね。

タオルをふわっと柔らかく仕上げるには

タオルの柔らかさがある程度タオルそのものの質に由来しているのは確かです。
毛足が長めのものや、少し高級なタオルを選ぶとよいでしょう。
手っ取り早く柔軟剤を使うという手段もあります。

しかし高級タオルや柔軟剤を使うことなく、普通のタオルをなるべくふわふわに、なるべくくたびれないようにするお手入れ方法もあります。
順番に挙げていくので、ぜひ試してみてください。

洗い方を工夫する

タオルをふわふわに仕上げるには、ふわふわを作り出すパイルをいかにつぶさないようにするかが鍵となります。
無理な力や重みをかけるのはタオルをぺちゃんこにする原因です。

そこで、タオルを洗う際には洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎず、少量ずつ洗いましょう。ネットに入れてタオル生地が傷まないようにするのもオススメです。
ある程度の余裕があるとタオルが洗濯槽の中を漂いやすくなり、重みもかかりにくいためふわっと洗い上がります。
水を少し多めに設定するのも同じ効果があります。

また脱水時間が長すぎると、洗濯物に強い遠心力がかかってパイルがつぶれる原因となります。

ドラム式洗濯機・乾燥機を使う

ドラム式洗濯機でふわふわ

設備面から根本的に解決してしまう方法がこちらです。
最近かなり普及してきたドラム式洗濯機は、乾燥機能も充実しています。洗った洗濯物を空気を含ませて舞い上げるように乾かすので、タオルもしっかりふかふかに。
そう簡単に洗濯機を買い換えるわけにはいきませんが、もしすでに持っていたり、そろそろ新しい機種を考えていたりするのなら、ぜひ乾燥機能を活用しましょう。

干し方を工夫する

陰干しがオススメ

洗い終わったらすぐに干すのが鉄則です。洗濯機に濡れたまま放置するのは、雑菌が繁殖する原因ともなるため百害あって一利なしです。

干す場所は、風通しの良い日陰が適しています。部屋干しの場合はサーキュレーターなどを併用するのもよいでしょう。

風を受けてクルクル回るタイプの物干しは風通しをよくしてくれます。そのほかハンガーに干すのであれば左右均等にかけるのではなく片方を長く垂らして干すのも効果的です。細長いハンドタオルやバスタオルであれば、物干しにジグザグに止める「じゃばら干し」をすると早く乾きます。

また、バサバサと10回ほど振り立ててから干すようにすると、タオルの糸が立ち上がって乾いた時ふわふわになります。

乾かしすぎるとタオルはパリパリになっていくので、乾いたらすぐ取り込みましょう。

弾力を消さない収納方法

せっかくふわふわに乾いたとしても、そのあとの扱い次第でタオルはぺちゃんこにつぶれてしまいます。
狭いスペースにぎゅっと詰め込んだり、上に物を積み上げたりするのはオススメできません。

層状に積むのではなく、何度か折りたたんだあとクルクル丸めて縦置きするようにすると、使う時まで柔らかさを保てます。

パリパリタオルの魅力

パリパリしたさわり心地のタオル

一方、ややマイナーな印象ながら勢力として決して負けてはいない「パリパリタオル派」。
その魅力は第一に吸水力の高さです。
ふんわりとしたタオルは、その弾力ゆえに時として水滴をはじいてしまうことがありますが、パリパリに乾いたタオルは瞬時に水を吸い込む頼もしい存在です。
「お風呂上がりはパリパリのタオルでないと、身体を拭いた気にならない」という人も。

シャリッ、パリッとした拭き心地は肌に適度な刺激を与え、すっきりとした気持ちにしてくれます。
おろしたてのタオルより少し使い込んだぐらいがちょうどいいので、育てる楽しみがあるのもポイントです。

タオルをパリッと洗うには

基本的には、タオルをふわふわに仕上げる方法の反対をするとパリパリになります。
とは言え、洗い終わったら早めに干した方がよいのは、衛生的な面から共通しています。

上でも述べたように、数ヶ月以上使い込むとタオルはだんだんパリパリに乾きやすくなっていきます。
愛用のタオルを複数枚キープしておくのもよいでしょう。

洗い方に気を使わなくてOK

タオルをふわふわに保つにはいろいろな工夫が必要でしたが、パリパリタオル派は普段どおり洗濯すれば問題ありません。

ネットは使わず、そのまま洗濯機に放り込んで回してしまいましょう。

パリパリの秘訣は天日干し

天日干しでパリパリに

直射日光が当たる位置にタオルを干すと、急激に水分が飛んでパリパリに乾きやすくなります。
夏の暑い日などは特に向いています。反対に日光が弱まる冬は難しいかもしれません。

干し時間は、ほんの少し長めを心がけましょう。水分がしっかり飛んできれいに乾きます。

まとめ

以上、今回はささやかながら確かな幸せをくれるタオルについて、洗い方や干し方を好み別にまとめました。

これまであまりタオルを気にかけてこなかった人も、ぜひやってみてくださいね。


ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

このライターの記事をもっと読む

関連記事