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蚊に刺されたときにとるべき行動とは?跡ができる理由と対処法

2020.07.14

蚊に刺されたときにとるべき行動とは?跡ができる理由と対処法

素肌を出す機会が増える夏になると気になるのが、虫刺されの跡。特に蚊は屋内や屋外を問わず出現するので厄介です。しかし、かゆいからとついついかいてしまうと長く跡が残ることも。今回は蚊に刺されてしまった時の対処法をご紹介します。

「かゆい!と思ったら、いつの間にか蚊に刺されていた」という経験はありませんか?
かゆくてたまらない上に、顔や腕、脚のような目立つ部分に跡がつくと気になりますよね。

ふつう、蚊に刺されるとまずプチッと小さな赤い跡ができてかゆくなり、その後徐々に引いていきます。
多くの場合は元に戻るのですが、刺された跡が茶色っぽく残ってなかなか消えないこともあるんです。どうすればいいのでしょう?

蚊に刺されるとなぜ腫れる?

虫刺されの対処法
そもそもなぜ蚊は人間を狙っていて、なぜ刺されるとかゆくなるのでしょうか。

実は人間の血を吸う蚊は、すべてメス!
身近な蚊にはヒトスジシマカやアカイエカがおり、普段は花の蜜を吸って暮らしています。
ずっと花の蜜だけを吸っていてほしいところですが、産卵時期になると卵を育てるのに栄養が必要なため、メスの蚊だけが血を吸うのです。

蚊は吸血する時に唾液を注入します。この唾液には麻酔のような物質や、血が固まるのを防ぐ物質が含まれており、数分するとかゆみを引き起こします。
これが刺された直後にかゆく感じ、プチッと赤くなる仕組みです。

ちなみにヒトスジシマカは朝と夕方ごろに屋外で活動し、アカイエカは夕方から夜にかけて屋内で活動することが多いと言われています。
お出かけ先や時間帯に合わせて、虫よけスプレーで対策するのがオススメです。

2つの虫刺され跡に注意

虫刺されの対処法

刺された直後の赤い虫刺され

赤い虫刺され跡は数日もすれば腫れが引いて、まわりの肌とほとんど見分けがつかなくなります。
しかし、場合によっては茶色っぽく変化し、数ヶ月から時には1年以上も残ってしまうことも。
実はこれには、虫刺されの赤い跡とは別の理由があるんです。

蚊に刺されると体はそれに反応して治そうと働きます。
この時、メラノサイトという細胞が活発になり、メラニンという色素を作るのですが、この色素がたくさん作られると肌に蓄積されて茶色っぽく見えてしまうのです。

茶色っぽい跡ができたとしても、多くは少しずつ肌の細胞が入れ替わることで時とともに消えていくので、心配しすぎる必要はありません。
とはいえ、年齢を重ねるにつれて新陳代謝がゆっくりになり、消えるまでに時間がかかるのも事実です。

長引きやすい茶色の虫刺され

続いて、茶色っぽく残る跡について。
虫刺され跡を長引かせないためには、何よりも「肌を刺激しないこと」が大切です。

  • かきむしる、ひっかく
  • 紫外線

以上2つの刺激は特に大きな要因となります。

特にひっかいて肌を傷つけてしまうと、腫れがさらにひどくなるばかりか指の爪から雑菌が入り込むことにもなりかねません。
「爪でバッテンをつける」、「唾をつける」という方法も、子どもの頃からの習慣でついやってしまう人が多いですが、避けた方がよいでしょう。

  • やさしく水で洗って清潔に保つ
  • 市販の虫刺され薬を塗る
  • 日焼け止めでカバーする

などの方法で肌への刺激を減らしてくださいね。

かゆみが我慢できない時は

虫刺されの対処法
そうは言っても虫刺されは時と場所を選ばないので、「どうしてもかゆい。手元に虫刺され薬もない!」という場合もあるかもしれません。
虫刺されのかゆみを我慢するのは大人にとってもとてもむずかしいことです。

そんな時は氷や保冷剤をタオルなどで包んであてて冷やしてみてください。
冷たい流水にあてるのも、かゆみを軽くしてくれる方法のひとつです。

寝ている時やボーッとしている時、ついつい無意識に手が伸びてしまうなら、絆創膏を貼ってかけないようにするのもよいでしょう。

メイクでカバーしてもOK

虫刺されの対処法
顔や首元、腕、脚などに虫刺されができるとどうしても気になります。
夏はいつもより露出が増える季節なのでなおさらです。
虫刺されのせいでお気に入りの服を着る気がなくなってしまうのはもったいないですよね。

赤みがある程度引いた後であれば、コンシーラーやファンデーションでカバーすることができます!

まわりの肌の色に合ったものを選び、トントンとやさしくはたいてなじませましょう。
夏ならではのファッションを思いっきり楽しんでくださいね。

やってはいけないこと

虫刺されの対処法
反対に、蚊に刺された直後にやってはいけないことは何でしょうか?

赤い虫刺され跡は血行が促進されるとかゆみがひどくなるため、刺された直後は以下のような行動を避けるのがオススメです。

  • 飲酒
  • 熱いお風呂やシャワー
  • 激しい運動

万が一、虫刺されをかきこわすなどして傷を広げたり、化膿してしまったりした場合は、皮膚科を受診してください。
蚊に比べてダメージが大きいブヨや蜂などによる虫刺されも同様です。

大切なのは、やっぱり予防

扇風機
完璧に防ぐのはなかなか難しい虫刺されですが、蚊の習性を知って上手に避けるのがポイントです。

蚊がどのようにして吸血するターゲットを選ぶのか完全には解明されていないものの、人の体から排出される二酸化炭素の量に反応することが知られています。
二酸化炭素排出量が多ければ多いほど、蚊に刺されやすくなるのです。

体温が上がると二酸化炭素を多く排出するため、蚊に刺されやすいのは以下のような人です。

  • 運動の直後で息が上がっている
  • 汗をよくかく
  • アルコールを飲んでいる
  • 赤ちゃんや小さな子ども
  • 妊娠中の女性

このような人は特に気をつけて、虫よけスプレーや蚊取り線香などで蚊を寄せつけないようにしましょう。
山の中や草の多いところには蚊がよくひそんでいるので、これらの場所に行く時には長袖の服を選び、首元にタオルを巻くなどすることも大切です。
通気性のいい素材を選び、こまめに水分補給をして熱中症にも気をつけてください。

また、小さな蚊は風に逆らって飛ぶことができないので、室内であれば扇風機をかけるのも効果があります。

楽しいこともたくさんある夏、わずらわしい蚊を避けて過ごしてくださいね。


てんむす

ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

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