公開：2014.07.29

佐藤健、武井咲、藤原竜也登壇！　映画『るろうに剣心京都大火編／伝説の最期編』大阪特別試写会レポート

「大阪は“ウエルカム感”が桁違い!!」と大阪のファンの熱烈歓迎っぷりにゲスト全員が大感激！熱狂＆興奮の舞台挨拶を徹底レポート

和月伸宏のベストセラーコミックを原作に、2012年8月に実写化され、興収30億円を超える大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』。
今夏、シリーズ完結作となる『京都大火編』、『伝説の最期編』が2部作連続で公開される。

8／1（金）の『京都大火編』の公開を前に、7／2（水）、大阪で特別試写会が開催された。
主演の佐藤健のほか、武井咲、藤原竜也、大友啓史監督が舞台挨拶に登壇するとあり、約900席のキャパシティに対し、応募総数は13,230通を超える人気ぶり。当選確率は約30人に1人という“驚異の強運”を持つ観客の中には、なんと6／30（月）から並んで開場を待つ人もいたとか。

そんな熱気を帯びた会場へゲストが登壇すると、ファンたちの悲鳴・絶叫に近い歓声が轟く。
佐藤は「東京でもこのような試写会をさせていただいたのですが、“ウエルカム感”がケタ違い。これは大阪だからでしょうかね。喜んでくださっている感じがものすごく熱い！」と話し、待ちわびた大阪のファンを喜ばせた。

熱烈な歓迎ぶりに圧倒されて思わず挨拶を少し噛んでしまった武井。「思った感想をすぐ言うてしまうのが大阪なんで、お気になさらないでくださいね」とMCがすかさずフォローし、会場が笑いに包まれる一幕も。

“轟音”のような声援を目の当たりにした大友監督も、「大阪すげぇな（笑）。衝撃ですね。こんな大阪の皆さんに負けないくらいの、衝撃の作品を作りました！」と、作品への自信を覗かせた。

前作に続いての出演となる佐藤と武井。佐藤は「前作はパッツンだったんですが、今作では前髪を流してきましたね（笑）」、武井は「ブランクを感じさせない剣心でいてくれたのがすごく嬉しかったです」と約2年ぶりとなる共演の感想を述べた。

それに対し、佐藤と藤原は初共演。藤原は「剣心役を全うする期間は、約1年くらい。ある種のテンションをキープしながら大役を背負うっていうのは、“わかるわかる！”って簡単に言う方もいらっしゃいますが、本当の意味での理解者ってなかなかいないと思うんです。健くんが時に孤独を抱えながら剣心役を全うしたのを目の当たりにして、すごい人だと思いました。健くんに引っ張ってもらって、僕は志々雄役を全うできたと心から思います」と佐藤を絶賛。佐藤も「志々雄は、とりあえず人間ではないです。人間ではない、何かになっています（笑）。まさに映画史に残る悪役」と称えた。

また、大友監督が「地獄の苦しみ」と表現した全身包帯の“志々雄メイク”について、藤原は「志々雄はね、機嫌が悪くなる、気分が悪くなる、耳が聞こえなくなる、トイレに行けない、ご飯が食べられない。大友組、もう大変でした」と苦笑いで振り返った。

最後に、佐藤が「こんなにたくさんの方が見に来てくださって、僕は感情が表に出にくいタイプなんですが、マジでめちゃくちゃ嬉しいです。『京都大火編』を見終わったあと、『伝説の最期編』がすごく見たくなると思います。“見たい！”となって、“見られるのはいつだろう!?”となって、“公開日は9／13（金）”ということを知って、もがき苦しむことになると思います（笑）。どうかぜひ、それまでの間、その気持ちを保っていただければと思います！」と挨拶し、熱狂の舞台挨拶は幕を閉じた。

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『るろうに剣心京都大火編／伝説の最期編』
【STORY】
激動の幕末に“人斬り抜刀斎”と恐れられた伝説の人斬り・緋村剣心（佐藤健）は、新時代を迎え、神谷薫（武井咲）ら仲間たちと平穏な日々を送っていた。
ある日剣心は、剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実（藤原竜也）を討つよう新政府に依頼される。志々雄は新政府の裏切りに遭い焼き殺されたはずだったが、奇跡的に命を取り留め、京都で戦闘集団を作り上げて日本そのものを滅ぼそうとしていたのだ。
剣心は必死で止める薫に別れを告げ、逆刃刀を手に、単身で志々雄のいる京都へと向かう……。