長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹（井ノ原快彦）。
父を選んでくれた息子・虹輝（道枝駿佑）が15歳と多感な時期の離婚だけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。
そんな時、虹輝が高校受験に失敗してしまう。
一樹が“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思う一方、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。
翌年春、見事高校に合格した虹輝に一樹は「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの？お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」とたずねる。
「父さんのお弁当がいい」。
この瞬間、「3年間、毎日お弁当を作る」、「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が二人の間に生まれたのだった。
ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も。
おべんとうを開くたびに伝わる想い。ふたりの絆が、少しずつだがしっかりと深まっていく……。
3年間毎日＝461個作り続けた、人気ミュージシャンの父親と息子の心温まる実話が映画に
お弁当を通じて息子の成長を見守る主人公・鈴本一樹を演じるのは、老若男女問わず幅広い支持を集め、俳優・MCなど豊かな才能を発揮する井ノ原快彦。調理シーンにも挑戦し、息子との約束を果たすべく、慣れないお弁当作りに奔走する優しい父親を演じています。
学校生活に馴染めずにいる一樹の息子・虹輝を演じるのは、現在人気急上昇中の関西ジャニーズJr.のユニット「なにわ男子」の道枝駿佑。
ふたりは初共演ながら、クランクイン前から連絡を取り合い、親子さながらの関係を築いて撮影に臨んだのだとか。
原作となったのは、“料理本で泣いたのは初めて”、“家族の意味を考えさせてくれる”と大きな反響を呼んだ“おべんとうエッセイ”『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』。
原作者の渡辺俊美は今年結成30周年を迎える「TOKYO NO.1 SOUL SET」のメンバーでもあり、井ノ原と道枝が歌う今作の主題歌も書き下ろしました。また、本作のために渡辺が書き下ろした楽曲を、劇中バンドのメンバーである井ノ原、KREVA、やついいちろうの3人が演奏する本格的なライブパフォーマンスにも注目です。
メガホンを取ったのは、『キセキ -あの日のソビト-』の兼重淳監督。
「誰も傷つけない話にしてほしい」と頼んだ渡辺も太鼓判を押す、ハッピー「ベントー」テインメント映画がいよいよ公開です。
11／6（金）公開
【公式HP】 https://461obento.jp/
【原作】 渡辺俊美（ TOKYO No.1 SOUL SET ）「 461 個の弁当は、親父と息子の男の約束。」（マガジンハウス刊）
【監督】 兼重 淳
【脚本】 清水 匡 兼重 淳
【出演】 井ノ原快彦 道枝駿佑 （なにわ男子／関西ジャニーズ Jr.）
森 七菜 若林時英 工藤 遥 ・ 阿部純子 野間口徹 映美くらら
KREVA やついいちろう ／ 坂井真紀 倍賞千恵子
2020年製作／日本／1時間59分
【配給】 東映
【大阪】
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(C)2020「461個のおべんとう」製作委員会
※【画像・参考】『東映』
