今年映画人生60周年を迎えた名キャメラマンであり、日本映画界の巨匠・木村大作が『劔岳 点の記』、『春を背負って』に続く映画監督第3作として手がけた本格時代劇『散り椿』。
原作は、直木賞作家・葉室 麟による同名小説。
かつては藩を追放されるも妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく武士・瓜生新兵衛を岡田准一が熱演し、「第42回モントリオール国際映画祭」でも準グランプリ（審査員特別賞）を受賞した話題作だ。
9／28（金）の公開に先立ち、9／12（水）、『TOHOシネマズ 梅田』（大阪市北区）にて主演の岡田准一と木村大作監督が大阪プレミア試写会に登壇。舞台挨拶を実施した。
「超ひらパー兄さんは、映画もやったりしています！」（岡田）
地元大阪に堂々凱旋した岡田は、「ただいまです。大阪市枚方市出身、ひらかたパークの園長、“超（スーパー）ひらパー兄さん”をしております岡田准一です。兄さんは映画もやったりしています！ 映画界のレジェンド・木村大作さんを地元に連れてくることが出来てとても嬉しいです」と挨拶。
「江戸育ちだけど、大阪の皆さんは何でも笑ってくれるので楽な気持ちで喋ることができます。大阪にはよく来ていますよ、昔は大阪に恋人がいたので（笑）」と思わぬトークを繰り広げた木村監督。
そんな監督について、岡田は「ドキッとすることを言ってくださるロマンチックでとてもカッコイイ方」としながらも、「映画の特番で監督のお家にお邪魔したのですが、日本アカデミー賞の盾（トロフィー）27枚が灰皿の下に並べてありました。伝説ですよ！」と豪快な一面も披露。
本作では岡田を主演に、と構想段階から決めていたという木村監督。
キャメラマンとして参加した映画『追憶』で、岡田の演技を見て、素晴らしい俳優だと確信したのだとか。
「今度は『散り椿』がきっかけで、岡田さんは（さらに）変わったと言ってもらいたいです」（木村監督）。
79歳の木村監督、なんとインスタグラム開設!!
マスコミによるフォトセッションの時間、木村監督はおもむろに自身のスマートフォンを取り出し、「僕も！」と自撮りをスタート。
木村監督、本作の宣伝のために御年79歳にしてインスタグラムを開始したのだそうで、観客に向かって「フォローしてね！」と大声で呼びかける一幕も。
＞＞木村大作Instagram https://www.instagram.com/chiritsubaki.daisaku/
『散り椿』とかけて、今回のコラボポスターは「散り企画」。観客の反応は……？
岡田が園長を務める『ひらかたパーク』（大阪府枚方市）と本作のコラボポスターが、「大阪の皆さんに一番に見ていただこうと思っていました」と岡田たっての熱い希望で、この日初披露！
映画『散り椿』とかけて、テーマは「散り企画」。
ポスターには、実際に散っていった企画がズラリと並べられている。
観客の反応を見た岡田園長は「……皆さん、思ったよりクスクスといった笑いですね。広告が出たら、じっくり見てください（笑）」とPRした。
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【STORY】
享保15年。
藩の不正を訴え出たために時の権力に負け、藩を追われた瓜生新兵衛（岡田准一）。
追放後も連れ添い続けた妻・篠（麻生久美子）が病に倒れ、最期の願いを新兵衛に託す。
それは、かつては新兵衛の良き友・ライバルであり、篠を巡る恋敵であり、そして新兵衛の藩追放に関しても大きな因縁を持つ榊原采女（西島秀俊）を助けて欲しいというものだった。
妻の最期の願いを叶えるために故郷に戻った新兵衛は、采女と対峙。
過去の事件の真相や妻が遺した本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力を持ったものが新兵衛を襲おうとしていた……。
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【公式HP】 http://www.chiritsubaki.jp/
【原作】 葉室 麟（「散り椿」角川文庫刊）
【監督・撮影】 木村大作
【脚本】 小泉堯史 木村大作
【出演】 岡田准一 西島秀俊 黒木 華 麻生久美子
緒形直人 新井浩文 柳楽優弥 芳根京子 駿河太郎 渡辺 大
石橋蓮司 ／ 富司純子 奥田瑛二
2018年製作／日本／1時間52分
【配給】 東宝
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9／28（金）公開
【大阪】
TOHOシネマズ 梅田、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ なんば、あべのアポロシネマ、布施ラインシネマ、高槻アレックスシネマ、イオンシネマ茨木、109シネマズ大阪エキスポシティ、109シネマズ箕面、イオンシネマ大日、イオンシネマ四條畷、ユナイテッド・シネマ枚方、TOHOシネマズ くずはモール、TOHOシネマズ 泉北、MOVIX堺、TOHOシネマズ 鳳、ユナイテッド・シネマ岸和田、イオンシネマりんくう泉南
【京都】
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【兵庫】
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【滋賀】
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【奈良】
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【和歌山】
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(C)2018「散り椿」製作委員会
