映画『女が眠る時』

作家の清水健二（西島秀俊）は、1週間の休暇を取り、妻の綾（小山田サユリ）と郊外のリゾートホテルを訪れる。処女作はヒットするもその後スランプに陥り、作家の道を断念して就職が決まっていた健二は、妻とも倦怠期を迎えていた。
滞在初日、健二はプールサイドで異様な存在感を放つカップルに目を奪われる。初老の男・佐原（ビートたけし）と、若く美しい女・美樹（忽那汐里）。その日以来、健二は2人を見かけるたびに後を付け、部屋を覗き見るようになっていく。そこには、美樹の体の産毛をカミソリで丁寧にそり、毎晩彼女が眠る姿を撮影し続ける佐原の姿があった。
やがて自ら佐原に近づいた健二は、美樹が眠る動画を見せながら佐原が放った「あの子の最後の日を記録しようと思って」という言葉に底知れない恐怖を覚える。危険を感じながらも好奇心を抑えられない健二の行動は次第に常軌を逸し……。

監督を務めたのは、『スモーク』などの名匠ウェイン・ワン。
スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説をもとに、自身初の日本映画の監督に挑んだ。

初老の男・佐原を演じるのは、自作以外での映画主演は実に12年ぶりとなるビートたけし。佐原の行動に振り回されていく作家・健二に西島秀俊と、豪華キャストが名を連ねる。

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【公式HP】　http://www.onna-nemuru.jp/
【原作】　ハビエル・マリアス『女が眠る時』
【監督】　ウェイン・ワン
【出演】　ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、
小山田サユリ、新井浩文、渡辺真起子、
リリー・フランキー（特別出演）　ほか
2016年／日本／1時間42分／PG12
【配給】　東映
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2／27（土）公開
【大阪】
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