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(2)サーキュレーターを使う
サーキュレーターを使ってエアコンの冷たい風を効率よく部屋中に循環させると節電につながります。サーキュレーターは広範囲に風を送る扇風機とは異なり、直線的に強い風を遠くまで送る性質があります。
そのため、エアコンを設置している反対側の壁際にサーキュレーターを置き、エアコンに向けて風を送るようにすると、下にたまっていた冷たい空気が天井付近にまで拡散されて効率よく部屋全体に行き渡ります。
サーキュレーターで効率よく空気を循環させれば、部屋の温度差がなくなってエアコンは部屋全体が冷えたと判断するため冷えすぎを防ぐことができ、結果的に節電になります。
(3)厚手のカーテンで太陽光を遮断
夏の暑い直射日光を防いだり、外気温を遮断したりするのに厚手のカーテンが有効です。最近では、遮熱・断熱カーテンは一般的なカーテンよりは高価ですが、エアコンの効率がよくなるためぜひ利用したいアイテムです。
また、窓の外にすだれを設置すれば、直射日光を遮ることもできます。昔ながらのすだれのほか、洋風すだれも販売されているので、お部屋の雰囲気に合わせて利用してみると良いでしょう。
(4)冷感寝具を利用する
触ったときにヒヤッと感じる冷感寝具を利用するのも節電に有効です。特に就寝時のエアコンのつけっぱなしが気になる人におすすめ。
ただし、冷感とはいえ体が冷えているわけではありませんので、暑いときには無理せずエアコンをつけ、熱中症に気をつけて就寝するようにしましょう。
(5)電気料金プランを見直すのも効果的
2016年4月より電力自由化となり、電力会社を自由に選べるようになりました。ライフスタイルにあわせてプランを変更してみると効果的に節電できる可能性があります。電力会社のホームページなどで1度シミュレーションをしてみると良いでしょう。
また、電力会社まで変えなくても、契約しているアンペア数を変更するだけで電気代が安くなることがあります。部屋の規模によっては、使用している電化製品が必要とするアンペア数以上の契約となっている場合があるので、1度電力会社に確認してみましょう。
まとめ
今回は、一人暮らしの電気代を抑えるための工夫をいくつかご紹介してきました。夏の電気代の大部分を占めるのはエアコンです。こまめにフィルターを掃除したり、自動運転にしたりして工夫すれば節電は可能です。
しかし最近では35度を超える猛暑が続く日も多いです。電気代を気にするあまり熱中症になってしまわないよう、気をつけながら節電するようにしましょう。