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ペット保険は必要?悩んだときに確認したいメリットとデメリット

2021.01.30

ペット保険は必要?悩んだときに確認したいメリットとデメリット

飼い主にとってペットは大切な家族です。もしも怪我をしたり、病気になってしまったら、できる限りのことをしてあげたいですよね。最近ではペットの万が一に備えて補償を受け取れる「ペット保険」が増えています。そんなペット保険のメリットとデメリットをご紹介します。

ペット保険が生まれた理由とは?

ペット保険にもデメリットが

家族同然に大切なペット。なるべく平穏無事に一生を送ってほしいものですが、生き物である以上、ケガや病気をすることは当然ありえます。そんな「まさか」に備えておけるのがペット保険です。すでにペットを飼っている人は、ペットショップや動物病院などで広告を目にしたことがあるのではないでしょうか。しかし日本での加入者はそれほど多くはありません。
ペット保険は18世紀の終わり頃、スウェーデンで誕生したといわれています。当時は馬などの家畜が対象でしたが、その後イギリスをはじめ動物福祉への意識が高い国々を中心に、犬や猫を対象にしたペット保険が広まっていきました。日本は意外に最近で、1995年に導入されたようです。ペット保険が生まれた背景には、どんな理由があったのでしょうか?

ペットの治療は全額自己負担

その理由のひとつが、ペットにかかる高額な診療費です。
日本では公的な健康保険制度が充実していて、保険適用内であれば診療費の自己負担額は1~3割ほどで済みます。しかしそれはあくまで人間の話。犬や猫などのペットにはそのような保険制度が整備されていません。そのため、ペットが治療を受けると飼い主が全額を自己負担することになります。
年に1度程度の健康診断や予防接種ならともかく、大きな手術や数日間の入院ともなると、かなり高額になることも覚悟しなければなりません。

無保険の場合、診療費はどれくらい?

ペット保険に入らずに動物病院で診察を受けた場合、どの程度の診療費がかかるのでしょうか? 金額は動物の種類、体格や年齢、病気やケガの程度、そして治療方法などさまざまな要素によって決まります。そのため一概には言えませんが、比較的軽い病気やケガであっても、人間の保険診療と比べると数倍高くなると考えておいた方が良いでしょう。さらに、ガンなどで入院や大きな手術が必要となった場合は、数十万円を超える診療費がかかるケースもあります。大切な家族の健康を守るためとはいえ、かなり大きな金銭的負担と言えます。

<まとめ>

  • ペットの診療費は全額自己負担で高額になりがち
  • 万が一の大きな出費に備えられるのがペット保険

ペット保険のメリット

愛するペットとの生活にペット保険を

ここからは、ペット保険のメリットを紹介していきます。

高額な診療費を抑えられる

ペット保険の多くは動物病院への通院や手術、入院でかかった診療費を補償してくれます。無保険での診療は思った以上に高くなることも多く、家計に突発的な打撃を与えがち。万が一のケガや病気で受診しても、出費が抑えられたらとてもありがたいですね。さらに、ペットの様子が少しおかしいなと感じた時ためらわずに受診できるので、回り回ってペットの健康にもつながります。
月々の保険料はかかりますが、その分支出の見通しは立てやすくなります。すでに紹介したように、補償の内容や範囲は商品やプランごとに違うため、契約前にしっかりと条件を確認しましょう。

治療や入院など選択の幅が広がる

最近ではペットの治療方法が発達し、高度な医療を選択できるようになってきました。たとえば以前は薬を飲ませて対処するしかなかった病気に、外科手術による治療が確立されたようなケースです。外科手術では診療や検査、大がかりな手術や入院などが必要で、当然診療費も高額になります。
ペットは診療に関して意志表示ができないため、どんな治療をどこまで続けるかは飼い主が責任を持って決めなければなりません。納得のいく診療を受けるためにも、金銭的な余裕は多いに越したことはないでしょう。

特約によっては損害賠償に対応してくれるものも

ペット保険によっては、特約(オプション)をつけることでさらに広く充実した補償を受けられます。よく見られるのは次のような特約です。

●賠償責任特約…ペットが他のペットや人、物などに傷害や損傷を与えて賠償責任が発生した際に補償される特約
●ガン手術保険金特約…ガンで手術を受けた場合に追加で補償される特約
●ペット用車椅子費用特約…ペット用の車椅子など、移動を補助する器具を購入した際に補償される特約
●火葬費用特約…ペットが亡くなった際に葬祭費用を補償する特約

会社ごとにさまざまなプランと特約が用意されているので、契約の際にはじっくり比較して自分にあったものを選びましょう。

<まとめ>

  • 月々のゆるやかな出費に抑えることで家計の見通しが立てやすくなる
  • 高度な治療方法を選びやすくなる
  • オプションでより幅広いサポートが受けられる

ペット保険のデメリット

万が一に備えられるペット保険

一方で、他の保険商品と同じように、ペット保険にも加入前にしっかりと理解しておくべき点もあります。ここからはいくつかのデメリットを紹介します。

毎月保険料がかかる

当然ながら毎月の保険料がかかるため、長い目で見ると大きな出費になる可能性はあります。大きな事故も病気もなく天寿をまっとうするペットもいるので、最後まで一度も補償を受け取らないかもしれません。多くのペット保険はいわゆる掛け捨てタイプで、使わなかったからといってお金が戻ってくることはなく、あったとしてもごく少額です。

保険の範囲によっては補償が受けられないかも

保険期間や補償に設けられた条件をしっかり検討してから契約しましょう。
商品によっては、補償できる割合や病気・ケガの種類が決められているものや、補償を受けるごとに保険料が上がっていくもの、予防診療は対象外のものもあります。
「ペット保険に入っているから大丈夫」と思ったら補償が受けられなかった、というような事態にならないよう注意が必要です。

高齢からの加入は難しいこともある

人間の保険と同じくペット保険でも、高齢になってからの加入は制限が設けられていることがよくあります。年をとってからの方が動物病院に行く機会も多くなるため、加入するなら若いうちがおすすめです。
また、ペットの年齢が数歳上がるごとに基本の保険料が上がっていく商品もあります。加入時の保険料だけで決めるのではなく、ペットが何歳まで生きた場合いくらかかるのか、計算した上で判断しましょう。

<まとめ>

  • 「万が一」の時が来なくてもお金は戻ってこない
  • ケースによっては補償の範囲外であることも
  • 契約するならペットが若いうちに

幸せな一生を送ってもらうために

一度暮らしをともにしたからには、最後まで幸せでいてほしいと考えるのが飼い主の情ではないでしょうか。苦痛を与えない治療を重視するのか、体や精神への負担が大きくても延命できる可能性のある治療方法を選ぶのか、すべては飼い主の手にゆだねられています。
ペットと悔いなく付き合っていくためにも、日常の備えはとても大切です。ペット保険に入っていない人は、これを機に一度検討してみてはいかがでしょうか。


てんむす

ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

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