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Web会議に便利なヘッドセットとは?タイプや機能を具体的に解説

公開:2020.08.06

Web会議に便利なヘッドセットとは?タイプや機能を具体的に解説

遠方の人とも気軽に打ち合わせができるWeb会議。スマホやパソコンに備え付けのマイクとイヤホンでも十分通話はできますが、機会が多いならヘッドセットを導入しませんか?自分に合ったものを選ぶためのヒントを紹介します。

Web会議サービスの台頭で、参加者が別々の場所にいながらにして打ち合わせや会議ができるようになりました。
友人とネット上で集まり、それぞれにお酒や食事をとりながら会話を楽しむ「オンライン飲み会」も開催されているようです。

そんな時にひとつ用意しておくと便利なのがヘッドセット。
ヘッドホン・イヤホンとマイクが一体になっているオーディオ機器の一種です。

「スマホやパソコンに付いているマイクで十分じゃないの?」と考える人もいるかもしれません。
しかしヘッドセットは通話専用の機器であるだけにさまざまな機能があり、快適な通話を手助けしてくれるんです。

ヘッドセットの特長と選び方のポイントをご紹介しますので、オンラインで通話する機会が多い人はぜひチェックしてくださいね。

Web会議にヘッドセットがオススメな理由

ヘッドセット オススメ 会議
遠方の人ともすぐにコミュニケーショできる便利なWeb会議ですが、一方でこんな悩みを感じたことはありませんか?

  • 相手の声が聞き取りにくい
  • 長時間話すと雑音で耳が痛い
  • 相手に発言をよく聞き返される
  • 周囲に声が漏れるのが気になる

音が途切れたりノイズが混じったりするとお互いに聞き間違いが多くなり、会話に集中できず余計なストレスがかかります。
社外の人との商談ともなれば、最悪の場合業績に影響する可能性も。

これらの課題を解決してくれるのが、通話に特化したヘッドセットなのです。

自分の声を明瞭に伝えられる

人と会話している時、物に手が当たる音や他の人の声、雨音、工事の騒音、自動車の走行音など、実は周囲でたくさんの物音が鳴っています。
人間はそれらの音の中から必要な声だけを聞き取る能力を備えているので、普段は問題ありません。

ところがWeb会議でそれらの雑音が強調されたように感じ、会話が聞き取りづらかったという経験はありませんか?
それは、相手が無指向性マイクを使っていたことが原因です。スマホやパソコンの備え付けマイクとしてよく使われているこのマイクは、周囲の音を見境なく拾ってしまいます。

ヘッドセットに使われる指向性マイクであれば、声だけを相手にクリアに届けられるので、会話がスムーズに運びます。

また周囲に響くほどの大きな声ではっきりと発話する必要がなく、自然とリラックスして話せるのも魅力です。

相手の言葉を正確に聞き取れる

Web会議ではどうしても声が聞き取りづらい瞬間があり、聞き間違いや確認の甘さが原因で会話が噛み合わなくなることがあります。

いくらヘッドセットでも、相手のマイクの環境までは変えることができません。

しかしヘッドホンやイヤホンの音質にこだわることで、聞き返す回数を減らし、ミスが生まれるリスクを最小限に減らすことができます。

後で述べるノイズキャンセリング機能のあるヘッドセットなら、さらに雑音を減らしてくれます。

片耳タイプか両耳タイプか

ヘッドセットの選び方

ここからは、ヘッドセットのさまざまなタイプを見ていきましょう。
それぞれにメリットがあるので、自分に合っているのはどんなヘッドセットか、想像しながら読んでみてください。

片耳タイプ

耳の穴に装着するイヤホン型や、耳にかけて使うイヤーフック型があります。

このタイプのメリットは、軽量であることと周囲の音が聞こえること。

耳の片方だけに装着するので、肩や首への負担は少なめです。
オンラインで話していても自然と周囲の話し声が耳に入るので、チームで作業している場合や、在宅ワークで家族の様子を把握しておきたい場合にぴったりです。

両耳タイプ

通常のイヤホンやヘッドホンのような形をした両耳タイプは、Web会議の相手の発言をしっかりと聞き取ることができます。

ヘッドホン型は、クッションで両耳を挟み込むので密閉性が高く、周囲の物音をシャットダウンしてくれます。
また首の後ろ側から挟むように装着するネックバンド型は、髪型が崩れないので女性に人気です。

会話に集中したい人にオススメします。

有線接続か無線接続か

ヘッドセットの選び方
ヘッドセットをパソコンやスマホに接続する方法には、有線接続と無線接続があります。

有線接続

椅子に座って、パソコンやスマホの前でじっくり会話することが多い人に選んでほしいのが有線接続です。
有線接続のヘッドセットは音質が安定しておりノイズや音飛びが少なく、充電も必要ない点が特長です。

接続方法には大きく分けて3.5mmミニプラグ(3極タイプ)と3.5mmミニプラグ(4極タイプ)、USBの3種類があります。

3.5mmミニプラグ(3極タイプ)のヘッドセットは接続端子が2本あり、おもにパソコンにつないで使います。

3.5mmミニプラグ(4極タイプ)の接続端子は1本で、スマホやタブレットにつなぐことが多いです。

USBはおもにパソコンでの使用が前提となっています。

接続する機器やUSBの差し込み口に余裕があるかなどを確認してから選びましょう。

無線接続

無線接続のヘッドセットの多くでは、Bluetoothが採用されています。

ケーブルがないので見た目がすっきりとしていて、会話中でも気軽に立ち歩けるところが魅力です。

また一度機器とつなげば、次回から電源を入れるだけで自動で接続されます。

ただしうっかり充電を切らしていると使えないので、仕事での使用は敬遠する人もいます。

ノイズキャンセリング機能

ヘッドセット ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音と逆の音波を作り出すことで、ノイズを軽減する機能のことです。
Web会議をスムーズに進めるためには大切なポイントとなります。

イヤホンにノイズキャンセリング機能があるものは相手の音声からノイズを消してくれますし、マイクにノイズキャンセリング機能が付いていて、自分の声をよりクリアに届けてくれるものもあります。

雑音の多い環境で働いている場合や、雑踏を歩きながら通話する機会のある場合は、ぜひこの機能が付いたものを検討してください。

まとめ

Web会議は耳のすぐそばで人の声を聞く時間が長く、発声にも気をつかうせいか、通常の会議よりも疲れるという声がよく聞かれます。

オンラインでの会話にストレスを感じているのなら、お互いが気持ちよく仕事をするためにもヘッドセットを導入してみてはいかがでしょうか。


ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

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