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「つもり貯金」にはコツがある!?失敗しないための注意点と方法をご紹介!

公開:2020.06.17 更新:2020.12.01

「つもり貯金」にはコツがある!?失敗しないための注意点と方法をご紹介!

日々の無駄遣いを見直すことで、コツコツ貯めていく「つもり貯金」。今回は“貯金初心者”でもはじめやすい「つもり貯金」における注意点とコツをご紹介!「貯金したいけどなかなか……」、「一度挑戦したけどつい手をつけてしまった」という方は是非参考にしてみてくださいね!

何かをしたつもりで貯める「つもり貯金」は、意外と早く貯まるという意見が多い反面、貯金が増えてくるとつい手をつけて振り出しに戻ってしまうという意見も少なくありません。

そこで今回は、貯まりやすいという「つもり貯金」のメリットを活かしつつ、まとまった金額をスムーズに貯めるコツ、方法をご紹介したいと思います。

「つもり貯金」が貯まりやすい理由

「つもり貯金」とは、「何かをした“つもり”になって、使うはずだった金額を貯める」貯金方法です。

毎日のジュース代やお菓子代を「つもり貯金」する人が多く、貯金箱などを手元に置いて貯めていくというパターンがメジャーのようです。

1日あたりの貯金箱に入れるお金は少額なので、「しんどさ」や「ストレス」を感じにくく続けやすいというメリットがあります。

また、貯金箱が手元にあるため、中身を開けてどれぐらい貯まったかを確認したり、貯金箱を持ち上げて重さを確認したりできるため、貯金ができているという実感がわきやすいようです。

お金が貯まっているという実感が、継続する意欲につながるという人も多いようですね。

「つもり貯金」が振り出しに戻りやすい理由

貯まっていることが実感しやすい「つもり貯金」ですが、デメリットとして「こんなに貯まったんだから、少しぐらいなら使ってもいいかも」という気持ちになりやすいという意見もあります。

さらに、貯金箱に貯まっている金種が多いことから、「ちょっとだけ」、「今日だけ」と徐々に使ってしまい、気づいたときには結構な金額を使っていたというパターンも少なくないようです。

では、「つもり貯金」が振り出しに戻りやすい理由を踏まえつつ、スムーズに貯金するための注意点と方法についてみていきましょう。

スムーズに貯金するための注意点

貯金の仕方

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目標金額を決めていないと、お金が貯まってきたときに「少しぐらい使ってもいいや」という気持ちになりやすいようです。

そこで貯金をはじめる前に、まずは「いくら貯金したいのか」、「貯金したお金を何に使いたいのか」について考えてみましょう。

また、いつぐらいまでにどれぐらいの金額を貯金したいのかも決めておくと、気が引き締まって良いようです。

自分ではなかなか目標が設定しにくいという人は、まずは1~2年で10万円を目標に貯めてみてはいかがでしょうか?

スムーズに貯金するための方法

貯金箱

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ここでは、「つもり貯金」の「少額ずつなので無理せず続けられる」、「お金が貯まったことが実感しやすい」というメリットを活かしつつ、「少しぐらいなら使ってもいいか」という気持ちをやわらげる方法についてご紹介します。

毎日少しずつ貯金するためには、お金をすぐに入れられる貯金箱のようなものを手元に置いておく必要がありますが、この容器を中身が見えないor簡単には開けられないものに変更してみましょう。

簡単には開けられないものにすることで、「ちょっとだけ使う」という行動が防げます。

貯金箱はあまり大きいものにせず、いっぱいになったら定期預金や普段は使わない通帳に預けておくことがポイントです。

このシステムを作っておくとすぐに下ろすことができないので、「ちょっとだけなら使ってもいいだろう」という気持ちになっても自分に問いかける時間ができて、ストップがかけやすくなります。

毎日使っているお金を書き出しておこう

月10万円貯金

@megum.nakano
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「つもり貯金」をはじめる前に、毎日使っているお金を書き出してみると、必要なお金と無駄なお金(意識をすれば使わずに済んだお金)がわかりやすくなります。

できれば、お財布のヒモが緩みやすいお給料日のあとの一週間、下記のように使ったお金を毎日書いて、必要な支出だけを赤マルで囲むなど、印をつけてみましょう。

《例》

月曜日 ジュース150円、お菓子140円、ガム120円
火曜日 ジュース100円、アイスクリーム150円
水曜日 マスク大箱500円(
木曜日 眼科代2,000円()、ジュース150円
金曜日 文房具200円(
土曜日 ジュース150円、お菓子300円
日曜日 ガソリン代2,000円()、ジュース代150円

一週間分が書き出せたらまず、「使ったお金」の合計金額を出します。次に、「必要だったお金」(印)の金額を足します。最後に、「使ったお金」の合計金額から「必要だったお金」の合計金額を引くと、「無駄なお金(意識をすれば使わずに済んだお金)」がみえてきます。

例を計算すると、下記のようになります。

● 使ったお金の合計金額 → 6,110円
● 必要だったお金の合計金額 → 4,700円
● 6,110円-4,700円=1,410円

つまり、1,410円が無駄なお金(意識をすれば使わずに済んだお金)ということになります。

たとえば、この1,410円のうち1,000円でも貯金できれば、月に4,000円は貯金できることになるので、大きいですよね。

メモ用紙などに書き出すだけでも良いのですが、保存しておいてときどき振り返ってみると、気が引き締まるのでオススメです。

まとめ

日々のお金の使い方を振り返ってみると、その多くが無駄遣いであったり、意識をすれば使わずに済んだお金であることに気がつきます。

「使ったつもり」で貯金していくだけで、思っている以上に多くのお金が貯まるかもしれません。

ぜひ、今回紹介した方法を実践して、賢い貯金生活を始めてみてくださいね。


ライター

山内 良子

珍しいことや面白いこと、心理学が大好き。 日本全国を巡りながら、さまざまなジャンルの記事を執筆中。 接客改善業務や金融会社での勤務、波乱に満ちた経験なども交え、読者様の生活に役立つ情報発信を心がけています。

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