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北堀江『天然食堂かふぅ』の薬膳をベースにした「養生ごはん」はおひとり様にも心強い味方

公開:2019.01.07 更新:2020.05.01

北堀江『天然食堂かふぅ』の薬膳をベースにした「養生ごはん」はおひとり様にも心強い味方

北堀江にある『天然食堂かふぅ』をご紹介!薬膳やマクロビオティックを学び、国際薬膳師の資格を持つオーナーが作る“身体が喜ぶ食事”を楽しんで♪

天然食堂かふぅの養生ごはんセット

今回取材で伺ったのは、北堀江にある自然派カフェ『天然食堂かふぅ』。
薬膳やマクロビオティックをベースに、旬の食材を生かした「養生ごはん」を求めて老若男女問わず人々が訪れます。

天然食堂かふぅの玄関

ランチから早めのディナータイムまで通しで営業されているので、日中思い立ったらいつでも栄養たっぷりの食事ができるのが嬉しいですね。

おひとり様でもほっと寛げる空間

天然食堂かふぅのカウンター

材木を生かした温かみのある店内はまるで、木々が呼吸しているかのような心地よさです。

どっしりと構えた木のカウンター席が8席と、2・4名掛けのテーブル席が用意されているので、おひとり様はもちろん、友人同士や家族での利用にと幅広く対応してくれます。

天然食堂かふぅのテーブル席

最近では仕事帰りの若い男性の姿も多いそう。外食が続き栄養が偏りそうなとき、ふと立ち寄りたくなる頼もしい存在なのでしょう。

自他ともに認める“健康オタク”なオーナー

オーナーである村本裕美さんは、もともとマクロビオティックを学んでおり「身体に良いものを提供したい」という想いでお店をオープンされました。

同時進行で、食と健康についての知識や学びをさらに掘り下げ、薬膳も勉強するうちに、自身も国際薬膳師の資格を取得するまでになったのだとか!

オーナー
穏やかな笑顔に柔らかい物腰のオーナー・村本裕美さん

「健康オタクなんですよ」とニコニコしながら話す村本さん。薬膳の良いところは、一人ひとりの身体にあった食事を提供できるところだそうです。

「ただ毎日毎食通ってもらうわけにもいかないので、提供する料理一品ごとの素材や調理法で期待される効能などを説明したり、店先で選りすぐった自然食品を販売したりしています。自分で自分を整える、その知恵作りのお手伝いをしたい」と村本さんは言います。

村本さんのお話を聞き、毎回の食事を通して自分自身の健康と向き合いながら「自分を整える方法」を探り、日常に取り入れることの大切さを感じます。

未来の自分を作る「養生ごはん」メニュー

「食べることは生きること」をモットーに掲げている『天然食堂かふぅ』。
今、食べているもので未来の自分が作られることを意識した「養生ごはん」を日替わりで提供している。

メニューは毎日仕入れた野菜を見て考えるそう。
京都丹波、奈良、ときどき愛媛の農家さんより仕入れる無農薬・有機野菜や玄米、手間暇惜しまず作られた味噌や醤油などの発酵調味料を使った料理の品々。
そこに東洋医学や薬膳の知恵などをプラスして、独自の養生薬膳を提供されています。

日替わりの「養生ごはんセット」

養生ごはんセット
「養生ごはんセット」(1,296円)
内容は、野菜・肉・魚漢方食材を使った薬膳小鉢8品、玄米ごはん、野菜重ね煮のみそ汁、自家製漬け物

「養生ごはんセット」は、それぞれの季節に陥りがちな不調などを和らげる効果が期待される、旬の食材が主役のメニュー。

春には春の、冬には冬の食材を使うことで、その時季に必要な栄養を食材から摂ることができるのですね。

養生ごはんのおかず
メインは写真中央の「梅しそチキンカツ」。
写真右上から時計回りに、「人参シリシリ」、「紅芯大根とキクラゲ」、「バルサミコきんぴら」、「里芋とこんにゃくの酒粕煮」、「小松菜ともやしのナムル」、「麦門冬チキンスープ」
※取材時

「漢方材料の麦門冬(バクモントウ)は喉を潤し炎症に良いとされる」、「みそ汁の具は陰陽調和の調理法“重ね煮”にして、野菜本来の旨みをより引き出している」など、一つひとつのおかずについて丁寧に説明してくれる村本さんからは、食材や薬膳への情熱を感じます。

小鉢に入ったそれぞれのおかずは、旨みや栄養を引き出してもらい嬉しそうにさえ見えます。薬膳の知恵を取り入れることはもちろんですが、身体も喜ぶご飯というのは作り手の料理への愛情ごといただけるからこそ、より身体にいいのかもしれません。

「薬膳スープセット」もおすすめ

メニュー板

ほかにも、メニューにある「薬膳スープセット」(1,620円)もおすすめ。
冬には体を温め、夏には身体から余分な熱を逃し水分を排出するなど、季節によって異なる身体の目的に合わせたスープが中心のセットメニューです。

ショップや薬膳教室の開催も!

天然食堂かふぅの店頭ショップ

店頭のショップでは、実際にお店で使われている調味料や、信頼のおける生産者さんから仕入れた健康食品が販売されています。

大和当帰・はとむぎほうじ・黄精

漢方も手軽にはじめられるような小さなパックで購入できます。

またオーナー村本さんによる「天然食堂の薬膳教室」も不定期で実施されているので、公式サイトをチェック! 興味が湧いたらぜひ参加してみては。

ショップのおすすめ商品をご紹介

店頭のショップから、オーナーがおすすめする商品を3つご紹介します。

参鶏湯セット
「参鶏湯セット」(540円)

「参鶏湯セット」は、党参や当帰など必要なスパイスが詰め込まれ、簡単に参鶏湯が楽しめるパック。

玄米粉パンケーキミックス
写真左から「にんじん 玄米粉パンケーキミックス」、
「ほうれん草 玄米粉パンケーキミックス」(各626円)

「玄米粉パンケーキミックス」は、甘さ控えめのお食事向けパンケーキ。

味は、にんじん・ほうれん草・むらさき芋の3種類があります。
グルテンフリーなのも嬉しいですね。

糀ネクター
「糀ネクター」(270円)

「糀ネクター」は、砂糖やお米を加えない米麹だけのピュアな甘さの甘酒。そのまま飲めるストレートタイプ。

豊富な品揃えに迷ったら、まずはおすすめの3点から試してみてはいかがでしょう。時間を掛けて物色するのも楽しい時間です♪

最後に

天然食堂かふぅスタッフとオーナー
スタッフの三井沙英子さんと村本さん

にこやかなスタッフの笑顔に触れ、自然の恵みが詰まった「養生ごはん」をいただき、帰る頃には肩の力が抜けじわじわとパワーが満ちていることに気付きます。きっとここは、都会のオアシス。

薬膳がわからなくても大丈夫、まずは「養生ごはん」がその第一歩になってくれるはず!

●薬膳やマクロビオティックに興味がある
●外食が続いているので食生活を見直したい
●北堀江で美味しい旬の素材を食べたい

そんな方はぜひ足を運んでみてください!

Writer:榎田 京

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

『天然食堂かふぅ』

(テンネンショクドウ カフゥ)
住所
大阪府大阪市西区北堀江1-14-21 鳥かごビルヂング 1F
アクセス
Osaka Metro 四つ橋線「四ツ橋駅」徒歩2分
営業時間
11:30~19:00
定休日
日曜・祝日
電話番号
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