目次
植物園には季節を感じられるさまざまな植物が展示・栽培されていて、訪れる時期によって異なる楽しみがあるのが魅力です。そんな植物園は兵庫県内にもたくさんあります。
●季節を感じられるスポットにおでかけしたい
天気のいい日には、ぜひ本記事を参考にして兵庫県にある植物園におでかけしてみてくださいね。
兵庫県にあるおすすめの植物園10選
1.【神戸市】神戸布引ハーブ園／ロープウェイ
「神戸布引ハーブ園／ロープウェイ」（兵庫県神戸市中央区北野町）は、12のガーデンにあるさまざまな花やハーブを楽しめる植物園。約200種、75,000株もの花やハーブが揃う日本でも最大級のハーブ園です。三ノ宮から近くてアクセスしやすいスポットにあり、標高約400mの高台から神戸の景色が見渡せるのも魅力ですね。
四季折々で多様な植物を観賞でき、初夏のラベンダーやバラ、夏のひまわり、秋のコスモスなど季節ごとにいろいろな花を楽しめます。ほかにも熱帯性植物が植栽されたグラスハウス（温室）や、日本をはじめとしたアジア原産の植物が楽しめるオリエンタルガーデンなど、見どころがたくさんありますよ。
【料金】
ロープウェイ乗車料+ハーブ園入園料
大人：往復2,000円、片道1,400円、ナイター1,500円
小人（小・中学生）：往復1,000円、片道700円、ナイター950円
※未就学児無料
※ナイターは17:00以降に販売、往復券のみ
※クリスマスシーズン（11/9〈土〉～12/25〈水〉）は異なる
スポット名：「神戸布引ハーブ園／ロープウェイ」
住所：兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
アクセス：神戸市営地下鉄「新神戸駅」徒歩約5分で神戸布引ロープウェイ「ハーブ園山麓駅」へ
営業時間：〈3/20～7/19〉平日9:30～16:45、土日祝9:30～20:15
〈7/20～8/31〉全日9:30～20:15
〈9/1～11/30〉平日9:30～16:45、土日祝9:30～20:15
〈12/1～3/19〉全日9:30～16:45
※クリスマスシーズンは異なる
定休日：無休
※強風・雷発生時は運休・休園の場合あり。ロープウェイ設備点検のため9/2（月）～5（木）、ロープウェイ年次点検のため2月に約3週間は運休・休園を予定（詳細は公式サイトを確認）
電話番号：078-271-1160
・公式サイト
・公式Instagram
2.【神戸市】六甲高山植物園
「六甲高山植物園」（兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲）は六甲山頂付近に位置する植物園。海抜865mにあるので、兵庫県内ながら北海道南部に相当する涼しい気候が特徴です。そのため、世界の高山植物や寒冷地植物をはじめ、六甲自生植物や山野草など約1,500種の植物が野生に近い状態で栽培されています。兵庫県ではなかなか見られないめずらしい植物を観賞できるのが魅力ですね。
四季折々の植物はもちろん六甲山からの景色が楽しめるのもポイント。また、冬季は休園期間になりますが、雪を割って開花する早春の花たちを観賞できるように特別開園も実施しています。
【開園期間】
2024年3月16日（土）～11月24日（日）
【料金】
大人（中学生以上）：900円
小人（4歳～小学生）：450円
スポット名：「六甲高山植物園」
住所：兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
アクセス：六甲山上バス「高山植物園」下車徒歩約1分
営業時間：10:00～17:00 （16:30受付終了） ※イベント開催時は延長の場合有
定休日：3～4月の木曜日、6月20日～7月11日の木曜日
電話番号：078-891-1247
・公式サイト
・公式Instagram
3.【神戸市】道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢」（兵庫県神戸市北区大沢町上大沢）は、神戸市北部にある道の駅で、さまざまなお花の観賞やフルーツ狩りが楽しめるスポット。敷地内には直売所やレストラン、遊園地、ホテル、温泉などさまざまな施設が揃っていて、1日を通して楽しむことができます。ドライブがてら週末のおでかけに利用するのもおすすめです。
そんな「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢」の園内には、約70,000株もの美しい花々が植栽されており、季節ごとに見ごろを楽しめます。異国情緒あふれるホテルの外観はフォトスポットとしてもぴったりなので、ぜひお花とともに写真撮影も楽しんでくださいね。
【料金】
無料（施設利用の際は別途必要）
スポット名：「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」
住所：兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150
アクセス：神姫バス「神戸フルーツ・フラワーパーク」下車すぐ
営業時間：園内の花9:00～17:00（駐車場は24時間営業、施設の営業時間は公式サイトを確認）
定休日：無休（施設の定休日は公式サイトを確認）
電話番号：078-954-1010
・公式サイト
・公式Instagram
4.【神戸市】神戸市立森林植物園
「神戸市立森林植物園」（兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾）は、六甲山地にある総面積142.6ヘクタールの広大な植物園。自然を最大限に活かしているのが特徴で、北アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界の原産地別に樹林として植栽展示を行っています。
また、「あじさい園」、「西洋あじさい園」などでは神戸市民の花でもあるアジサイが25種350品種、約5万株も植栽されており、国内でも有数のアジサイの名所になっています。めずらしい品種もあるので、アジサイ好きの人には特におすすめですよ。ほかにも「さくら園」や「つつじ・しゃくなげ園」など季節ごとの見どころがたくさん。秋には38種約3,000本もの色鮮やかな紅葉が楽しめます。
【料金】
大人（中学生を除く15歳以上）：300円
小人（小・中学生）：150円
スポット名：「神戸市立森林植物園」
住所：兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
アクセス：神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から無料送迎バスで約10分
営業時間：9:00～17:00（入園は16:30まで）
定休日：水曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月29日～1月3日）
電話番号：078-591-0253
・公式サイト
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5.【淡路市】淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館
「淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館」（兵庫県淡路市夢舞台）は、複合文化施設「淡路夢舞台」の中にある植物園。関西国際空港建設のための土砂採掘場を、地域を挙げて環境創生に取り組み、失われた緑が再生した場所です。建物は建築家・安藤忠雄氏による設計で、高さ約20mの大空間にたくさんの植物が展示されています。空中回廊からは植物を見下ろして楽しむことができますよ。
館内はいくつかの展示ゾーンに分かれていて、サボテンなどの多肉植物が栽培展示されている「みどりのちょうこく」や、熱帯から亜熱帯にかけて生息する色鮮やかな植物が楽しめる「しきさいのにわ」など見どころもたっぷりです。
※大規模修繕のため下記期間は休館しています
2024年4月1日～2025年3月（中旬）
【料金】
大人：750円
高校生以下：無料
スポット名：「淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館」
住所：兵庫県淡路市夢舞台4
アクセス：高速バス「淡路夢舞台前」下車すぐ
営業時間：10:00～18:00（最終入館17:30）
定休日：2024年4月～2025年3月（中旬）まで休館中
電話番号：0799-74-1200
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6.【淡路市】兵庫県立公園 あわじ花さじき
「兵庫県立公園 あわじ花さじき」（兵庫県淡路市楠本）は、淡路島北部にある丘陵地域の頂上部にある花の名所。標高298～235mの高原は海に向かってなだらかに広がっていて、四季折々の花畑を楽しめるのが特徴です。春には菜の花、夏にはヒマワリ、秋にはコスモス、冬にはストックの大花壇が広がり、その広さは約15ヘクタールもあるそうです。
また、約5,000平方メートルの牧草畑を刈り込んで描かれた壮大な地上絵のアースワークも見どころですよ。明石海峡や大阪湾を背景にした一面に広がる花畑を観賞できるので、ぜひゆっくり散歩しながら景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【料金】
無料
スポット名：「兵庫県立公園 あわじ花さじき」
住所：兵庫県淡路市楠本2805-7
アクセス：高速バス「東浦バスターミナル」下車、タクシーで約10分
営業時間：9:00～17:00（最終入園16:30）
定休日：年末年始（12/29～1/3） ※臨時休園日あり、詳細は公式サイトを確認
電話番号：0799-74-6426
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7.【加古川市】みとろの丘
「みとろの丘」（兵庫県加古川市上荘町見土呂）はグランピングやキャンプなどの宿泊体験、農業体験、広大な芝すべり、展望台からのパノラマビューなどが楽しめる農業公園。「つくる、つながる、みんなの居場所」をテーマに、リニューアルされたばかりのレジャースポットです。
ここには、屋内型の植物公園「グラスハウス」があり、季節が感じられる植物を見たり触れたりして楽しむことができます。元々は熱帯温室の植物園でしたが、その当時の植物を残しつつベンチでくつろげるような屋内公園にアップデートしました。「グラスハウス」内にはレストランがあり、植物に囲まれた空間でおいしい食事をすることもできます。
【料金】
無料
スポット名：「みとろの丘 グラスハウス」
住所：兵庫県加古川市上荘町見土呂845-16
アクセス：JR「厄神駅」徒歩30分
営業時間：平日9:00～18:00、土日祝8:00～18:00 ※施設により異なる
定休日：第2・第4火曜日 ※施設により異なる
電話番号：079-428-1113
・公式サイト
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8.【加西市】兵庫県立フラワーセンター
「兵庫県立フラワーセンター」（兵庫県加西市豊倉町飯森）は約4,500種の花と緑が季節ごとに表情を変える、全国でも有数の花の公園。約46ヘクタールもある広大な敷地内には、「中央花壇」や「風車前花壇」、「四季の花壇」など多彩な花壇があり、散策しながら四季折々のたくさんの花を観賞できます。
花壇以外には「ウメ園」や「サクラ園」、「バラ園」などもあり、好きな花が見ごろとなる時期を狙って訪れてみるのもいいでしょう。また、「大温室」には熱帯や亜熱帯地方の花が咲き誇り、中でもベゴニア、ストレプトカーパスなどは種類が豊富。そして食虫植物は国内最大級のコレクションを保有しているので、見ごたえばっちりです。
【料金】
大人：500円
高校生以下：無料
スポット名：「兵庫県立フラワーセンター」
住所：兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1
アクセス：加西市コミュニティバス「フラワーセンター正門前」下車徒歩すぐ
営業時間：9:00～17:00（入園は16:00まで）
定休日：水曜日（祝日の場合は翌日）、12月28日～1月2日 ※チューリップまつり、菊花展覧会開催中は無休
電話番号：0790-47-1182
・公式サイト
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9.【姫路市】手柄山温室植物園
「手柄山温室植物園」（兵庫県姫路市手柄）は、「手柄山中央公園」内にある植物園。温室やハーブ園、ロックガーデンなどで多様な植物を観賞できるようになっています。見どころのメインである温室は大小2つに分かれているのでそれぞれチェックしてみましょう。
ヤシ類やマンゴー・バナナなどをはじめとした熱帯・亜熱帯性植物を展示する大温室と、サボテン類や多肉植物といった砂漠植物を展示する小温室があります。季節を問わず楽しめるのは温室ならではの魅力です。また、季節に応じたさまざまな展示会を年間を通して開催しているので、訪れる前にはどんな展示会が行われているかチェックしていくのがおすすめです。
【料金】
大人：250円
小人（6歳から中学3年生まで）：100円
幼児（6歳未満）：無料
スポット名：「手柄山温室植物園」
住所：兵庫県姫路市手柄93
アクセス：山陽電車「手柄駅」徒歩約10分
営業時間：9:00～17:00 （入園は16:30まで）
定休日：金曜日（休日の時はその前日）、年末年始（12月29日～1月1日）
電話番号：079-296-4300
・公式サイト
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10.【多可郡】ラベンダーパーク多可
「ラベンダーパーク多可」（兵庫県多可郡多可町加美区轟）は、西日本最大級のラベンダー畑。地元の方々が大切に育てたラベンダー約20,000株、3.5ヘクタールのラベンダー畑を観賞できます。また、「ラベンダーパーク多可」は景色を楽しむスポットとしてもおすすめ。なだらかな丘陵地にあるため眼下には棚田の原風景が広がり、千ヶ峰や大井戸山の山々を望むことができます。
ラベンダーの見ごろは5月中旬～7月中旬ごろ。さわやかな季節なので、ドライブがてらおでかけするのがおすすめです。また、ここで栽培されたラベンダーのアロマオイルをショップで販売しており、お土産にもおすすめですよ。
【料金】
ラベンダーシーズン（5月中旬～7月中旬）のみ有料
大人（高校生以上）：500円
小人（小・中学生）：200円
スポット名：「ラベンダーパーク多可」
住所：兵庫県多可郡多可町加美区轟799-127
アクセス：神姫バス「轟」下車徒歩15分
営業時間：9:00～17:00
定休日：水曜日、年末年始（12月28日～1月3日） ※ラベンダーシーズン中（5中旬～7月中旬）は無休
電話番号：0795-36-1616
・公式サイト
・公式Instagram
兵庫県にある植物園で季節の花々を楽しんでみてはいかが？
今回は兵庫県にあるおすすめ植物園を紹介しました。神戸市内や淡路島など兵庫県にはあちこちに植物園があり、鮮やかな花が楽しめる花壇やめずらしい植物を観賞できる温室など、スポットによって異なる魅力があります。
訪れる季節によって見ごろとなる植物も変わるので、1年を通して楽しめるのも魅力ですね。そんな兵庫県にある植物園にぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか？
