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観葉植物の害虫を予防するための対策は?虫がつきにくい植物5選も紹介

公開:2022.11.10

観葉植物の害虫を予防するための対策は?虫がつきにくい植物5選も紹介

観葉植物を育てたい人の中には、「虫がつくって本当?」という疑問を持っている人も多いかもしれません。そこで本記事では、観葉植物に発生しやすい虫の種類や予防対策、虫がつきにくい植物について紹介します。

観葉植物に虫がわいてしまう理由とは?

白い鉢に植えられた観葉植物

観葉植物に虫がわいてしまう原因は、購入時点で土の中に虫がいた・受け皿の水を放置しているなどが挙げられます。

また植物の好む環境やお手入れ方法は、種類によってさまざまです。植物にとって適さない育て方をすることで、虫がつきやすくなってしまう場合もあります。

もし虫がついてしまったら、次のような方法で虫を取り除きましょう。

  • 観葉植物用の殺虫剤
  • ピンセット
  • 歯ブラシ
  • 綿棒
  • ふきん

観葉植物を育てるときに発生しやすい虫

観葉植物につきやすい虫の種類には、ハダニ・コナジラミ・アブラムシなどが挙げられます。これらは植物の成分を吸うという共通点があり、繁殖すると植物が傷んでしまうこともあります。

こまめに植物を観察する習慣をつけると、もし虫がついていても早めの対処ができますよ。葉の裏に虫が付着していないか、葉の色が白く抜けていないか、葉を揺らすと粉っぽいものが飛ばないかなど、チェックしてみましょう。

また、植物に大きな害を与えることはないものの、コバエの幼虫やトビムシなどが土に発生することがあります。コバエは成長すると飛び回るので、快適に過ごすためにも対策しておきたいところです。

害虫を避けるための6つの予防と対策

丸い葉が特徴的な観葉植物

虫の発生を予防するためには、どう対策すれば良いのでしょうか。

日常からできる主な対策には、次の6つが挙げられます。

●日当たりと風通しに配慮する
●水を与えすぎない
●霧吹きで葉に水をあげる
●落ち葉はこまめに取り除く
●土を交換する
●できるだけ室内で育てる

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう!

(1)日当たりと風通しに配慮する

植物の多くは、日当たりと風通しがある環境を好みます。日光や風の通りが不十分な場合、植物は弱々しく育ってしまいやすいです。その結果、害虫に対する抵抗も弱まってしまうので、育てる環境には配慮しましょう。

ただ直射日光は、葉が黒くなる「葉やけ」の原因になります。やわらかい日差しが確保できる場所があるか、自宅環境をチェックしてみてくださいね!

(2)水を与えすぎない

過度な水やりをすると常に土が湿った状態になり、多湿を好む虫がわきやすいです。風通しが悪いといった環境次第では、より虫を寄せ付けてしまいます。

植物の種類にもよりますが、水やりのタイミングは「土表面が乾いているかどうか」をひとつの目安にすると良いでしょう。

また、受け皿にたまった水も虫がわく原因になるので、水やりの後に捨てることを習慣にしてみてください。

(3)霧吹きで葉に水をあげる

霧吹きなどで葉に水をあげることを「葉水」と言います。葉水をすることで、乾燥を好むハダニなどが繁殖しにくい環境をつくれますよ。

また葉水と一緒に、葉を軽く拭いてあげる習慣もおすすめです。葉にほこりがたまると、呼吸をするための気孔がふさがってしまいます。植物を元気に育てるため、そして虫がついていないかをチェックするためにも、こまめに葉のお手入れをしましょう。

(4)落ち葉はこまめに取り除く

落ち葉を放置すると、それを栄養とする虫が寄ってきやすいです。また、落ち葉が土表面を覆うことで水分の蒸発が妨げられ、湿気がこもりやすくなる可能性もあります。

枯れてしまった葉は放置せず、こまめに取り除くようにしましょう。

(5)土を交換する

観葉植物を購入した時点で、土の中に虫がいる可能性があります。虫がわくのをとことん予防したい人は、土を交換しましょう。

観葉植物を初めて育てる人には、水はけの良い観葉植物専用の土がおすすめです。中でも、有機質の配合が多い土より、無機質の配合が多い土のほうが虫がわきにくいですよ。

また、ハイドロボールなどの人工の土を使った「ハイドロカルチャー」も、虫を予防しやすいです。

(6)できるだけ室内で育てる

ベランダや庭に観葉植物を置いていると、室内に比べるとどうしても虫が寄ってきやすいです。できるだけ室内で育てるように工夫すると、虫対策になりますよ。

ただ室内の場合、「季節によっては日当たりが悪くなる」「一人暮らしで置き場所のスペースが限られる」といった可能性も考えられます。

これから植物を購入する人は、「部屋の環境に馴染みやすいかどうか」に注目してみましょう。日当たりが良くない場合は耐陰性に優れた植物、スペースの圧迫を避けたい場合はハンギングに向いた植物といった具合に選んでみてくださいね!

虫がつきにくいおすすめの観葉植物5選

次は、虫がつきにくい観葉植物5選をチェックしてみましょう。絶対に虫がつかないというわけではありませんが、育てやすい植物をまとめています。

ガジュマル

ガジュマル

ガジュマルは「多幸の木」とも呼ばれる植物。丸みのあるかわいらしい見た目が特徴です。ガジュマルは耐陰性がある上に生命力も強いので、虫の被害も防ぎやすいですよ。その育てやすさから、初めて観葉植物を育てる人にもおすすめです。

サンセベリア

サンセベリア

丈夫で乾燥に強いサンセベリアも、虫がつきにくい植物のひとつ。品種が多く見た目もさまざまですが、葉が縦長に伸びたものが一般的です。自分が好きな品種を見つけて、育ててみるのも良いですね!

モンステラ

モンステラ

モンステラは、葉の切れ込みが特徴的な観葉植物です。ボタニカル柄デザインにもよく使われているので、馴染みのある人が多いかもしれません。モンステラは葉が大きく手入れしやすい上、耐陰性もあって丈夫に育ちやすいですよ。

ローズマリー

ローズマリー

ローズマリーも、その特徴のある香りから虫を寄せ付けにくいと言われています。ローズマリーといえば、料理の香りづけやアロマとして使われるイメージがある人も多いでしょう。自宅で育てておけば、観葉植物としてだけでなくさまざまな場面で役立ちます。

チランジア(エアプランツ)

チランジア

パイナップル科チランジア属という植物の総称を、エアプランツと言います。土が必要ないぶん、虫がわきにくいのが魅力のひとつです。お皿やガラス容器などに飾れば、おしゃれなインテリアとしても楽しめますよ。

まとめ

観葉植物に虫を寄せ付けないための対策やおすすめの観葉植物について紹介しました。植物選びを工夫するとともに予防方法も取り入れて、観葉植物がある生活を楽しみましょう!


ライター

ksm.

コーヒーと自然好きのフリーライターです。元バリスタ。心ここにある暮らしを求めて、ライフスタイルや健康に関する学びを深めています。

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