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初心者でも育てられる!多肉植物のおすすめ3選と育て方のポイントを解説

公開:2022.07.17

初心者でも育てられる!多肉植物のおすすめ3選と育て方のポイントを解説

初心者におすすめの「多肉植物」の種類や育て方のポイントを解説していきます。ぷっくりとした見た目が可愛らしく、種類も豊富な多肉植物を育ててみませんか?育て方のポイントを押さえれば、初心者でも上手に育てることができますよ。

多肉植物ってどんな植物?初心者でも育てられる?

多肉植物の寄せ植え

多肉植物とは、南アフリカなどの乾燥地帯に多く生息する植物です。ぷっくりとした可愛らしい見た目のものが多く、インテリアプランツとしても人気があります。

葉や茎に水分を蓄えておくことができるため、乾燥に強いのが特徴です。

そのため「うっかり水やりを忘れてしまった……」という場合でも、枯れてしまうことはそうありません。

さらに特別なお手入れも必要ないため、初心者でも育てやすい植物と言えるでしょう。

また、多肉植物は種類が多いのも特徴です。

ぷっくりとした可愛らしい見た目のものだけでなく、細長い葉っぱのものやトゲトゲとした見た目のものなど、さまざまな種類がありますよ。

初心者におすすめの多肉植物の種類【3選】

多肉植物には「属種」という種類があり、属種によって育て方や育てやすさが異なります。

属種はさらに細かい「品種」に分けられますが、同じ属種であれば育て方の基本はほとんど変わりません。

そのため多肉植物初心者の方は、育てやすい属種の中からお好みの品種を探してみると良いでしょう。

そこで、ここでは初心者におすすめの多肉植物の属種を3つ紹介していきます。

「初心者でも育てやすい多肉植物の種類が知りたい」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(1)エケベリア

エケベリア

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バラの花びらのような美しい形が特徴の「エケベリア」は、多肉植物の中でも育てやすい種類です。

日光を好むため屋外で育てるのに適していますが、日当たりの良い場所であれば室内で育てることもできますよ。

また、エケベリアは品種が豊富であることも特徴です。

葉が赤く色づくものや、肉厚な葉のもの、小さめの可愛らしいサイズのものなど、さまざまな品種があります。

そのためお気に入りの品種を見つけてみたり、異なる品種で寄せ植えを楽しんでみたりするのもおすすめです。

(2)セダム

セダム

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小さくてぷっくりとした葉が可愛らしい「セダム」は、暑さや寒さに強く育てやすい多肉植物です。

日本で自生している品種もあるほど、日本の気候でもよく育ちます。

日当たりの良い場所を好み、鉢植えだけでなく地植えにも適しているのが特徴です。隙間を埋めるグラウンドカバーとしても活躍するので、寄せ植えにもぴったりですよ。

(3)ハオルチア

ハオルチア

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「ハオルチア」は、硬くとがった葉の「硬葉系」と、みずみずしくやわらかい葉の「軟葉系」の2つの種類に分けられます。

どちらの種類もそれほど光を必要としないので、室内でも育てやすいという特徴があります。

特にぷっくりとした葉が可愛らしい軟葉系の「オブツーサ」という品種は、初心者の方でも育てやすく、インテリアプランツとしてもおすすめです。

多肉植物を買ってきたら「植え替え」をしよう

鉢植えの多肉植物

購入したばかりの多肉植物は、ビニール製の「ポット苗」に入っていることがほとんどです。

ポット苗に入っている多肉植物は、そのままにしておくと栄養が不足してしまったり、根が詰まったりしてしまい、上手く育てることができません。

そのためポット苗の多肉植物を買ってきたら、別の鉢に「植え替え」をしましょう。

ここでは植え替えに必要なものと、植え替えの手順を解説していきます。

◆植え替えに必要なもの

  • ・鉢(ポットよりも一回り大きなサイズで、底穴のあるもの)
  • ・多肉植物用の培養土
  • ・鉢底ネット
  • ・スコップ
  • ・割り箸

◆植え替えの手順

  • 1.鉢底ネットを、鉢底の穴よりも少し大きめのサイズにカットする
  • 2.カットした鉢底ネットを鉢底の穴を塞ぐように置く
  • 3.鉢の3分の1くらいのところまで培養土を入れる
  • 4.ポットから抜いた多肉植物の苗を土の上に置く
  • 5.苗の周りに土を入れていく(※土の高さは鉢の縁より2cmほど下の位置までが目安です)
  • 6.割り箸などで土と根を馴染ませて、植え替え完了

なお、多肉植物を植え替えた直後の水やりは基本的に不要です。植え替えをした数日後に、土や植物の様子を見て水を与えましょう。

初心者でもできる多肉植物の育て方のポイント・コツ【季節型別】

多肉植物イメージ

多肉植物は「春秋型」、「夏型」、「冬型」の3つの季節型に分けられます。

季節型によって成長する時期や育て方などが異なるので、購入した多肉植物の季節型をチェックすることが大切ですよ。

ここでは多肉植物の季節型別に、育て方のポイントやコツを解説していきます。

(1)春秋型

春と秋に成長するタイプの「春秋型」は、初心者でも育てやすい季節型です。

先ほど紹介したエケベリアやセダム、ハオルチアも春秋型に該当します。

〜置き場所〜

  • 春・秋:風通しの良い日向
  • 夏:直射日光が当たらない場所
  • 冬:日当たりの良い室内

〜水やり〜

  • 春・秋:土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与える
  • 夏・冬:基本的に与えなくてOK

(2)夏型

夏に成長するタイプの「夏型」は、日当たりの良い場所を好みます。代表的な夏型の多肉植物には、「サボテン」や「アロエ」などがありますよ。

〜置き場所〜

  • 夏〜秋:風通しの良い日向
  • 冬〜春:日当たりの良い室内

〜水やり〜

  • 春〜秋:土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与える
  • 冬:基本的に与えなくてOK

(3)冬型

「冬型」は、冬から春にかけて成長するタイプの多肉植物です。

冬型といっても寒さに強いというわけではないので、雪や霜に当たらないよう気を付ける必要があります。

冬型の多肉植物には、個性的な形が特徴の「メセン」や、低木のように育つ「金のなる木」などが挙げられます。どちらも綺麗な花を咲かせるのが特徴ですよ。

〜置き場所〜

  • 冬〜春:日当たりの良い室内
  • 夏:風通しの良い半日陰

〜水やり〜

  • 秋〜初春:土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与える
  • 夏:基本的に与えなくてOK

初心者でも育てやすい多肉植物を生活に取り入れよう

初心者でも育てやすい多肉植物の種類や、季節型別の多肉植物の育て方を紹介しました。

ぷっくりとした可愛らしい見た目のものをはじめ、さまざまな種類を楽しめる多肉植物。初心者でも育てやすい種類がたくさんあるのも嬉しいポイントです。

今回紹介した内容を参考に、ぜひお気に入りの多肉植物をおうちで育ててみてくださいね。


ライター

maya_bb

おうち時間が大好きな、愛知県在住の主婦&フリーライターです。暮らしを快適にするグッズや生活に役立つ情報をお届けします。趣味は読書、ゲーム、動画鑑賞など。最近は家庭菜園やガーデニングにもハマっています。

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