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【京都】紅葉の美しいお寺5選!隠れ紅葉名所から特別公開情報まで厳選紹介

【京都】紅葉の美しいお寺5選!隠れ紅葉名所から特別公開情報まで厳選紹介

京都には多くの紅葉スポットがありますが、京都らしさをより感じたいならお寺の紅葉を観に行くのがおすすめです。今回は数ある京都のお寺の中でも、特におすすめの紅葉スポットを5つご紹介。京都の秋をぜひ感じてみてください!

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

【1】「醍醐寺」(京都市伏見区)

醍醐寺の観音堂付近の紅葉

「醍醐寺」といえばまずは春の桜を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は秋の紅葉も非常に美しいことをご存知でしょうか。
広大な境内ではあちこちで紅葉を見ることができ、中でも特に見ていただきたいのが伽藍にある「弁天池」周辺の紅葉。「観音堂」や「弁天堂」とともに、真っ赤なもみじが池に映り込む様子は必見です。

醍醐寺の三宝院付近の紅葉

2021年11月12日(金)〜12月5日(日)の期間中は、夜間拝観も開催。ライトアップされた紅葉や五重塔など、夜だけに見られる幻想的な景色が広がります。
さらに今年は弘法大師諡号下賜1100年慶讃として、11月21日(日)〜11月29日(月)の期間限定で「三宝院」の夜間拝観も併せて開催。
普段あまり見ることのできない夜の「醍醐寺」で、歴史的な建築物と紅葉の優美な共演を楽しんでみてください!

<2021年秋 夜間拝観について>
期間:2021年11月12日(金)〜12月5日(日)
※三宝院夜間特別拝観は11月21日(日)〜11月29日(月)
拝観時間:18:00〜20:50(20:10受付終了)
※予約不要
※事前インターネット申し込みで伽藍の早め入場可能 ※昼夜完全入替制
拝観料:1,000円(伽藍)
※三宝院夜間特別拝観期間…1,000円(伽藍)、1,000円(三宝院)、1,500円(三宝院伽藍共通)

【スポット情報】
■住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
■アクセス:京都市営地下鉄「醍醐駅」から徒歩10分
■拝観料:三宝院庭園・伽藍の二箇所 大人1,000円、中学・高校生700円
霊宝館本館・平成館特別展示 500円以上(文化財維持寄付金として)
※春期(3月20日〜5月ゴールデンウィーク最終日まで)は特別料金
■拝観時間:夏期(3月1日〜12月第1日曜日まで) 9:00〜17:00
冬期(12月第1日曜日の翌日〜2月末日まで) 9:00〜16:30
※閉門時間30分前で受付終了(春期期間中は拝観時間の変更あり)
■休日:なし 
■電話番号:075-571-0002
https://www.daigoji.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・拝観の際にはマスクの着用をお願いします
・発熱など体調の優れない方は拝観をお控えください
・ソーシャルディスタンスを確保して拝観してください
・境内の消毒液で手指消毒のご協力をお願いします

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【2】「くろ谷 金戒光明寺」(京都市左京区)

くろ谷金戒光明寺

新撰組ゆかりの寺院として知られる「くろ谷 金戒光明寺」。普段は御影堂以外非公開となっている寺院ですが、例年紅葉が色づく時期になると昼夜ともに特別拝観を開催しています。
日中特別拝観では御影堂・大方丈・庭園に加えて山門も公開されており、楼上に登って内部の仏像や天井図、そして眼下に広がる京都の景色を見ることができます。

くろ谷金戒光明寺の夜の紅葉

昼と夜、共通しての見どころは、普段入ることのできない「紫雲の庭」の紅葉。建物内から見るだけでなく、実際に庭の中を散策して楽しめます。
また、夜間特別拝観ではお琴や篠笛などの生演奏を期間中毎日開催。ライトアップされた紅葉や和楽器の旋律に心癒され、風情たっぷりの秋夜を過ごせそうですね。
SNSで人気の「アフロ仏」や、アヒルのおもちゃが可愛すぎる花手水など、見どころの多いお寺なので、拝観の際は境内を隅々まで散策してみてください!

<2021年秋 特別拝観について>
期間:2021年11月12日(金)〜12月5日(日)
拝観時間:日中特別拝観 10:00〜16:30(16:00最終入場)、夜間特別拝観17:30〜20:30(20:00最終入場)
日中特別拝観料: 御影堂・大方丈・庭園 大人1,000円、小学生500円/山門 大人1,000円、小学生500円/御影堂・大方丈・庭園・山門セット券 大人1,600 円、小学生800円
夜間特別拝観料:大人1,000 円、小学生500円
※30分早く入場できる案内付きプラン「プレミアム拝観」は、大人1,500円、小学生1,000円(※ホームページより事前予約必要)

【スポット情報】
■住所:京都府京都市左京区黒谷町121
■アクセス:市バス「岡崎道」より徒歩10分
■通常拝観時間:参拝自由(御影堂は9:00~16:00)
※情勢により拝観時間が変更と可能性があります。最新の情報はホームページをご確認ください。
■休日:なし
■電話番号:075-771-2204
https://www.kurodani.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/手指消毒のお願い
※特別公開拝観時には靴袋をご持参下さい。(受付にて販売もあり)
※発熱を伴う風邪などの症状の方はお控え下さい。

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【3】「大覚寺」(京都市右京区)

大覚寺の紅葉風景

平安のはじめ、嵯峨天皇の離宮として建立された「大覚寺」は1200年以上の歴史を持つ格式高い門跡寺院。
「大覚寺」の東に広がる「大沢池」周囲には、たくさんのもみじが植えられており、秋になると鮮やかな紅色に池周辺が彩られます。特に、「大沢池」のほとりに位置する朱塗りの塔、「心経宝塔」を池越しに見る構図がおすすめです。

大覚寺のもみじロード

もうひとつ紅葉の時期に見逃せないスポットが、境内にある「もみじロード」。
心経宝塔前広場から名古曽の滝跡につながる道で、秋になると真っ赤なトンネルの中を歩くことができます。
「大沢池」は歩いて一周することができるので、色々な角度からお気に入りのビュースポットを見つけてみてくださいね。

<参拝料>
お堂エリア:大人500円、小中高生300円
大沢池エリア:大人300円、小中高生100円

【スポット情報】
■住所:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
■アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩20分
■参拝時間:9:00~17:00(16:30受付終了)
■休日:なし ※お堂エリアは、寺内行事により内拝不可日有
■電話番号:075-871-0071
https://www.daikakuji.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
●入場制限
・人数制限を設けておりますので、お待ちいただくことがございます。
・風邪症状等の体調不良が見られる場合は、ご参拝をご遠慮ください。
●感染予防対策
・手指の消毒をお願いいたします。
・ご参拝中はマスクを着用願います。※お持ちでない方はハンカチ等をご使用ください。
・咳エチケット等、ご配慮をお願いいたします。
・周りの方との距離を適切にとるようご配慮願います。
・できるだけ会話をお控えください。
・読経は静かにお願いします。

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【4】「妙心寺 退蔵院」(京都市右京区)

妙心寺退蔵院
出典:退蔵院

「妙心寺 退蔵院」は、年間通して拝観が可能な妙心寺の塔頭寺院。日本の初期水墨画の代表作である如拙筆の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」を所有することで知られ、狩野元信の作庭と伝わる枯山水庭園も有名です。
紅葉が楽しめるのは、昭和の名園のひとつといわれる池泉回遊式庭園「余香苑」。春のしだれ桜でも有名な庭園ですが、紅葉も非常に美しく、秋にも多くの人がその光景を見に訪れます。
正面から庭園を見渡すと奥行きが生まれて広く見える工夫がされているそうで、苔の緑ともみじの赤とのコントラストも美しいです。

退蔵院の茶席の大休庵から見える美しい風景
出典:退蔵院

また、境内の茶席「大休庵」では、お抹茶をいただきながら紅葉を見ることができます(一服500円・お菓子付)。「大休庵」はどこからでも庭園が一望できるようになっており、ガラス張りの襖に縁取られた紅葉の風景もまた一興です。
禅寺の落ち着きある空間で、日常の喧騒を忘れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

<拝観料>
一般600円、小中学生300円

【スポット情報】
■住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町35
■アクセス:JR「花園駅」より徒歩7分
■拝観時間:9:00〜17:00(受付終了)
■休日:なし
■電話番号:075-463-2855
http://www.taizoin.com/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・ご来院の際には、マスクの着用など行政機関等による感染拡大防止対策を行ってのご来院をお願いします。
・職員はマスク着用でのご対応をさせていただきます。
・京都府や行政の指示に従い、売店および茶席の営業を中止する可能性もございますので、予めご了承ください。

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【5】「安楽寺」(京都市左京区)

安楽寺の紅葉

観光スポット「哲学の道」近くにある「安楽寺」。通常は非公開で、4月の桜、5月のつつじ、そして11月〜12月の紅葉の時期にのみ一般公開を行なっているお寺です。(具体的な公開日は寺院のホームページをご確認ください)
山門付近の紅葉が見どころで、茅葺屋根の山門と紅葉の組み合わせは日本の原風景を感じる風情ある美しさ。
また、紅葉の見頃を過ぎた頃に見られる“散りもみじ”が石段を真っ赤に染める様も人気。紅葉のピークから葉が散った後まで、それぞれ違った美しさを楽しめるのが嬉しいですね。

安楽寺の書院から見る風景

境内では書院に上がることができ、そこから庭園を見ることも。緑の植え込みや常緑樹の中に、紅葉の鮮やかな赤色が映えています。
さらに、境内には一般公開時のみ営業するお洒落なカフェがあり、お抹茶やゆず茶などの飲み物やお菓子をいただけます。紅葉散策の後には、カフェでほっこり一息つくのもオススメです。

<2021年秋 特別公開について>
公開期間:11月3日(祝・水)・6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)、11月20日(土)〜12月5日(日)までは連日公開
拝観時間:10:00〜16:00(閉門)※新型コロナウィルスの感染状況により時間を短縮します
拝観料:500円(中学生以下無料)
※緊急事態宣言下には拝観中止

【スポット情報】
■住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
■アクセス:京都市バス「真如堂前」より徒歩15分
■電話番号:075-771-5360
http://anrakuji-kyoto.com/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
受付時、検温と消毒液による手指消毒にご協力お願いします。
可能な限りマスクを着用お願いします。

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お寺で秋の京都を堪能しよう!

今回は美しい紅葉を楽しめる京都のお寺を5つご紹介しました。
通常は非公開のお寺や、期間限定でライトアップを行うところもあるので、ぜひこの機会に拝観してみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。


ライター

中村 ゆか

京都の情報誌で編集兼ライターを経験したのち、現在はフリーライターとして活動中。食べ物、化粧品、寺社仏閣が好き。レビュー記事や取材記事など、自分が体験したことを文章にするのが得意です。

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