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どんな猫を選ぶ?あなたにぴったりの猫の選び方【飼う前の準備】

公開:2021.03.04 更新:2021.05.18

どんな猫を選ぶ?あなたにぴったりの猫の選び方【飼う前の準備】

新しい家族の一員となる猫を迎える時、あなたはどのようにして選びますか?“猫を飼う”いうことを考えるとワクワクしますよね。今回は猫の年齢や性別の違い、どこから迎えるかなどをまとめました。

猫の年齢や性別が異なると、性格などの違いはあるのでしょうか? 猫を選ぶときに気をつけたいポイントを紹介します。

子猫か成猫か?

子猫か成猫かどちらを迎えるかとなると、やはり子猫を選ぶ人が多いと思います。
愛らしい子猫は見ているだけで癒されますよね。
ただ月齢にもよりますが、授乳や排泄の世話など成猫に比べて手間はかかりますし、健康管理にも気をつけなければいけません。
成猫は子猫に比べて落ち着いているので、静かな生活をしたい人にオススメです。

子猫

子猫

・元気いっぱいで見ていて飽きない
・成長を見守っていける
・一緒に遊ぶ楽しみがある
・免疫力が低く、きめ細やかな体調管理が必要
・世話に手間がかかる
・しつけに時間をかける必要がある など

成猫

大人の猫

・子猫に比べて性格が落ち着いている
・外見に大きな変化が起こりにくい
・子猫に比べて体調が安定している など

オスかメスか?

猫の兄弟

新しく猫を迎えるとき、オスかメスか、どちらを飼うか迷ったことはありませんか? 
猫は性別によって性格や体格に違いがあります。

一般的にオスは好奇心が旺盛で、人懐っこい子が多いようです。
メスに比べて顔が大きく、筋肉や骨格もがっしりとしているため、体が大きい傾向にあるようです。
去勢をしていないオスは縄張り意識が強いため、同居猫と喧嘩をしたりマーキングのおしっこ(スプレー)をしたりすることも。

メスはクールでおとなしめの性格が多く、自立心が高めな子が多いです。
警戒心が強く、行動範囲もオスに比べて広くはありません。
骨格が小さく、全体的にオスよりも小柄です。

オス

・甘えん坊で人懐っこい
・縄張り意識が強い
・顔や体がメスよりも大きめ
・スプレーなどの問題行動をする子も など

メス

・おとなしく、しっかりとした性格の子が多い
・オスよりも体つきが小さめ
・縄張り意識は低め
・母性本能が強く、多頭飼いにも向いている など

短毛種か長毛種か?

長毛種の猫

健康的な短毛種の猫は自分で毛づくろいをするので、長毛種ほどのお手入れは必要ありません。

長毛種の場合、こまめにブラッシングやシャンプーをしないと毛がもつれて毛玉だらけになることがあります。

また、“おしりのまわりの毛に排泄物がつきやすい”、“足の裏(肉球)の毛が伸びてきて滑りやすい”のも長毛種ならではの悩み。
汚れるたびに拭き取るか、毛のカットが必要となります。
こまめなお手入れをする時間がない人は短毛種の方がオススメです。

短毛種

・シャンプーは年に1回程度で十分
・ブラッシングは週に2〜3回(換毛期は1日1回) など

長毛種

・ブラッシングは1日1回(換毛期は朝晩の2回)
・汚れた部分はこまめに拭き取る
・余分な毛はカットする など

雑種か純血種か?

純血種の猫

新しい猫を選ぶとき、「雑種」にするか、「純血種」にするかもポイントの1つとなります。

2種類以上の猫種が混ざった猫を一般的に雑種と呼びます。
日本にいる猫の約8割が雑種で、毛色や毛の長さなどが個々によって違います。
さまざまな猫種が混じっていることから、純血種よりも体が丈夫といわれていますが、どのような環境で育ったかわからない雑種猫は、猫エイズや猫白血病に感染している可能性があるので、動物病院で必ず検査を受けましょう。

また純血種とは、種ごとに決められた血統を守るために交配されて生まれた子です。
成長したときの姿が想像しやすく、性格の傾向がある程度わかります。
猫種によっては、遺伝や体質によってかかりやすい病気(好発疾患)があることも。

雑種

・体が丈夫
・純血種よりも寿命が長い傾向にある
・毛色のバリエーションが多い
・入手しやすい(費用も安価) など

純血種

・猫種による特徴が明確
・性格の傾向がわかりやすい
・猫種によっては遺伝的な病気があることも
・入手費用が高め など

どこから迎えるか?

猫を迎えるとき、雑種か純血種かで入手先が異なります。3つの譲渡先を紹介します。

動物愛護管理センターや愛護団体、保護猫カフェなど

保護猫カフェの猫

全国の「動物愛護管理センター」や「愛護団体」では、新しい飼い主を随時募集しています。
譲渡会などで実際に猫と対面し、健康状態や性格、相性などを確認しましょう。

また猫たちと直接触れ合える「保護猫カフェ」もオススメ。
飼い主になるための条件や譲渡費用の有無などは、それぞれ異なります。

ブリーダー

猫の親子

迎えたい猫の種類が決まっている場合は、その猫種を専門としているブリーダーから選ぶのがオススメ。
インターネット上ではブリーダーと飼い主をマッチングさせるサイトもあります。
気に入った子が見つかったら親猫やきょうだい猫と一緒に暮している飼育場所を見学させてもらいましょう。
事前にある程度の性格がわかり、成長後の容姿も想像しやすくなります。

ペットショップ

ペットショップ

まだどんな猫種を迎えるか決まっていないなら、ペットショップへ出向くのも◎。
複数の猫種を見比べることができ、お気に入りの猫を直接見て、触れられるというメリットも。
基本的に血統書が付いた純血種の猫を扱っているので、純血種の猫を飼うことを考えている人が気軽に見に行けるのも魅力ですね。
「第一種動物取扱業者」の資格があるかどうか、清潔かどうか、猫に詳しいスタッフがいるかどうかなどをチェックして、信頼のおけるペットショップを探してくださいね。

まとめ

猫がいる生活はとても幸せです。どんな猫を飼うか、どこから迎えるかは人それぞれですが、一匹でも幸せな猫が増えればいいなと思います。


ライター

岩本 光世

黒猫、キジトラ白、サビの猫3匹と暮らすフリーライター。愛猫との生活をもっと楽しくするような記事や季節のおでかけ情報をお届けします。

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