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《青森りんご》とは?日本一のりんご王国・青森県で生産されるりんごの魅力

2020.10.20

PR:関西地区青森りんごの会

《青森りんご》とは?日本一のりんご王国・青森県で生産されるりんごの魅力

秋から冬にかけて旬を迎えるフルーツ・りんご。全国のりんご生産量の約6割を占め、日本一の生産量を誇るのが青森県です。今回は、生産量から歴史、作り方、品種、豆知識まで「青森りんご」の魅力を徹底紹介!読めばきっと「青森りんご」を食べたくなりますよ♪

手軽に栄養や水分が摂れるフルーツを積極的に毎日の食生活に取り入れたいですよね。
今回は「青森りんご」をピックアップし、その魅力をご紹介します。

全国の生産量の約6割が青森県産の青森りんご

(1)都道府県別りんご生産量は青森が日本一!

青森りんごの生産量
資料:県りんご果樹課(平成30年現在)

都道府県別りんご生産量は全国で756,100トン(平成30年産)で、そのうち445,500トンが青森県で生産されています。
全国の生産量の約6割を青森県が占めており、りんご王国とも呼ばれています。

(2)青森りんごの品種別生産量は「ふじ」が1位

青森りんごの品種別生産量
資料:県りんご果樹課(平成30年現在)

品種別生産割合では「ふじ」が約5割を占めています。
「ふじ」は青森県藤崎町で誕生した品種で、名前の由来は富士山のように日本一の品種になってほしいとの願いから、など諸説あるようです。

(3)青森県でりんご栽培が盛んなのはなぜ?

青森りんごのカゴ盛り

青森県がりんご生産県になった理由の一つに気候があげられます。
青森県の夏の気候は冷涼で、りんごの栽培にぴったり。
また、りんごの色づきや高糖度で引き締まった実をつけるためには、秋口の低温と昼夜の寒暖差が必要となり、青森県の気候に当てはまっています。

(4)青森りんごの始まりは明治時代

青森りんごの木

現在、日本で食べられているのは正式には西洋りんごで、明治4年(1871)に日本に導入。青森県へは明治8年(1875)、3本の苗木が配られ、県庁構内に植えられたのが「青森りんご」の始まりだといわれています。
江戸時代に武士だった人たちが仕事を失い、彼らに職を与えるためにもりんご栽培が推奨されたそうです。

青森りんご作りは1年かけてほぼ手作業で行われる

「青森りんご」作りの作業は、一般的に10アール(1,000平方メートル)当たりで約223時間もの時間がかかるといわれており、熟練された技術が必要な作業もあります。

●1月末〜3月 整枝・せん定
りんご作りの最初の仕事は、りんごの樹の整枝やせん定。
樹の中まで太陽の光があたるようにして、良いりんごが実るように樹の形を整えていきます。せん定は、熟練を要する作業で「千本の樹をせん定しなければ一人前になれない」ともいわれています。

●4月 肥料施用
4月になると堆肥や肥料などで栄養を与えます。

●4月〜8月 薬剤散布
りんごを病害虫から守るために、薬剤散布を行います。

●5月〜9月 草刈り
りんご園に生やした草が伸びすぎると、りんごの樹と水分を奪い合ったり、虫が発生したりしてしまうので、栽培期間に4〜6回程度草刈りをします。

●5月 授粉
りんごの品種のほとんどは、同じ品種の花粉がついても実がならないため、他の品種の花粉をつける授粉作業が必要。
昔は手作業で花粉を付けていたけれど、今はマメコバチというハチを利用した授粉が増えています。

●6月〜7月 摘果(実すぐり)
りんごの花は1株に5つくらい花が咲き、実を付けます。全部の実がなると栄養が足りなくなるため、3〜5株に1つだけ実をならせ、あとはすべて取ってしまう摘果作業を行います。

●6月中旬〜7月上旬 袋かけ
昔は果実を病害虫から守るために、現在では貯蔵性、着色をよくするために袋をかけています。

●9月 袋はぎ
中〜晩生種の場合、9月中旬から下旬に袋をはぎ、果実に日光を当てます。

●9月〜11月 着色手入れ(葉つみ、玉まわし)
りんごの果実全体に太陽の光を当て、きれいに色が付くようにします。
葉つみは、りんごの果実に日影をつくる葉を2~3回に分けて摘み取る作業のこと。
玉まわしは、太陽の光が当たった部分だけ赤くなるので、反対側にも色がつくようにりんごの実を回す作業のことです。

●8月〜11月 収穫
8月から収穫が始まり、りんごにキズが付かないように1つひとつ丁寧に収穫します。

青森りんごの収穫

このように「青森りんご」は1年かけて大切に育てられます。
りんごを食べる時には、農家の方たちに感謝しながらいただきたいものですね。

青森りんごの品種を紹介

りんごは世界で約15,000種、日本で約2,000種、青森県内で主に栽培されているものは約50種、市場に主に出荷されているものは約40種といわれています。

「青森りんご」は8月から11月まで品種ごとに収穫され、収穫時期によって分類されています。

9月20日頃までに収穫するものを「早生種(わせしゅ)、10月20日頃までに収穫するものを「中生種(ちゅうせいしゅ)、10月20日頃以降に収穫するものを「晩生種(ばんせいしゅ)」と呼びます。

・青森県で栽培されている主な赤色りんご

青森りんごの赤色りんご

《早生種》
●未希(みき)ライフ
歯ざわりがよく、さっぱりとした甘さ

●つがる
どこか懐かしい優しい甘さ

《中生種》
●早生ふじ
「ふじ」の早熟系統

●シナノスイート
名前どおりのスイートなりんご

●紅玉
甘酸っぱさは料理との相性バッチリ

●世界一
ひと際目立つ大きさは存在感◎

●ジョナゴールド
さわやかな酸味の妙はりんご界ピカイチ

●陸奥(むつ)
香り高い大玉の高級品種

●北斗
蜜がよく入り、甘さも十分

《晩生種》
●ふじ
ジューシーなおいしさを夏まで楽しめる

●サンふじ
甘さ・酸味・食感すべて揃ったりんごの王様

・青森県で栽培されている主な黄色りんご

青森りんごの黄色りんご

《早生種》
●きおう
果肉硬めで歯ごたえ◎

《中生種》
●トキ
強い甘みとシャキシャキとした食感

《晩生種》
●シナノゴールド
豊富な果汁と適度な酸味

●星の金貨
皮が薄くて丸かじりにぴったり

●王林
香り高い青りんご女王

●名月(ぐんま名月)
甘味が強い蜜入り黄色りんご

●金星
美しい果皮と濃厚な味

知っておきたい!りんごの豆知識

・りんごのテカテカは食べごろのサイン

青森りんごのテカテカ

つやつやで美しいりんごは「ワックスが塗られているのでは?」と思いがちですが、実はりんご自身が内側から作り出す天然のもの。
りんごが成熟すると増える「リノール酸」や「オレイン酸」などの脂質(不飽和脂肪酸)が皮の表面に出てくる現象です。
りんごのテカテカは新鮮さを保つ役割もあり、食べごろのサインともいえるでしょう。

・りんごの蜜は実は甘くない!?

蜜入りりんご

りんごの蜜自体が周囲の果肉部分より甘いということはありません。
葉から果実に運ばれた豊富なソルビトール(糖アルコールの一種)が果糖やショ糖に変わることができなくなると、細胞の間に水分としてたまります。
それが蜜の正体なので、蜜そのものが甘いわけでなく、蜜が入ったりんごはよく熟しているから美味しいというわけです。

・りんごの保存方法は?

りんごは暑さが苦手なフルーツ。
涼しい場所であれば室温保存でも大丈夫ですが、秋・冬でも暖房の入った室内より、冷蔵庫の野菜室で保存するのがオススメです。
冷蔵庫に入れる際には、ポリ袋などに入れて、しっかり口を閉じましょう。

・りんごは冷やして食べると甘さが増す

りんごに多く含まれる果糖(フルクトース)の結晶の型は、低温で甘みが増すという性質を持っているため、冷やして食べると甘みを強く感じるといわれています。
また、りんごは温度変化に弱いので、冷蔵庫に一度入れたら、食べるまで出し入れしないようにしましょう。

青森りんごの魅力を知って美味しく食べよう

アップルロード
青森県弘前市にある『アップルロード』

今回は、意外と知らない「青森りんご」の魅力をご紹介しました。
1年かけて大切に育てられる「青森りんご」は種類も味わいもさまざまなので、いろんな「青森りんご」を楽しんでみてくださいね。

詳細はこちら

『関西地区青森りんごの会』

カンサイチクアオモリリンゴノカイ
電話番号
06-6341-7900
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【食育に関するお問い合わせ・お申し込み】
kansaitikuaomoriringonokai@gmail.com


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