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猫にお風呂は必要?もし入れる場合に注意することは?

2020.10.15

猫にお風呂は必要?もし入れる場合に注意することは?

愛猫と一緒に湯船に浸かるのは、飼い主の憧れですよね。キレイ好きのイメージがある猫ですが、お風呂に入れても問題ないのでしょうか?今回は猫が濡れるのを嫌う理由やお風呂に入れる手順などを紹介します。

ノラ猫を保護したときや、毛がひどく汚れた場合はお風呂が必要になることも。ただ水を怖がって大暴れするパターンも多く、飼い主はひと苦労です。
できるだけ猫にストレスを与えずにキレイにしてあげる方法をまとめました。

水を嫌う猫が多いのはなぜ?

リビアヤマネコ

基本的に猫は水を嫌います。それは猫の先祖で砂漠地帯に生息していた“リビアヤマネコ”には水浴びの習性がなかったからと言われています。
猫の被毛は水に濡れると体にべったりと貼りつき、自然乾燥するのに時間がかかります。
寒暖の差が激しい砂漠地帯で体が濡れたまま夜を迎えると、水分を蒸発させる気化熱が体温を急激に下げ、最悪の場合、命を落としてしまうことも。
“水に濡れる=死ぬ”ということを本能で感じているのかもしれません。

お風呂に入れる頻度はどのくらい?

浴槽に入る猫

短毛種の場合、毛づくろいやブラッシングをするだけで清潔に保たれているので、シャンプーをするとしても年に一度程度で十分。長毛種は1ヶ月〜数ヶ月に一度程度が目安となります。

お風呂に入れる前の準備&注意点

猫の爪

爪切り

水に濡れるとパニックを起こして飼い主をひっかくことがあるので、お風呂に入れる前に爪を切っておくことが大切です。その際は猫のストレスも考慮し、直前ではなく前日などにしてあげましょう。

事前のブラッシング

お風呂に入れる前にブラッシングをして、毛の汚れや毛玉などを取りましょう。顔や耳の後ろ→背中→しっぽ→お腹周りの順でやさしくブラッシングしてあげてください。

準備するもの

・ペット用のバスタブや大きめのたらい(あれば)
・猫用のシャンプー
・コーム
・バスタオル(吸水性の高いものがおすすめ)
・小さめのタオル

お湯の温度

35度程度のぬるま湯が理想です。

猫の洗い方や洗う順番

シャンプーされる猫

ペット用のバスタブなどにお湯をはり、シャンプーを適量入れてよくかき混ぜます。首までお湯に浸からせてしっかりと濡れたら一度引き上げ、手のひらを使ってマッサージするようにやさしく洗っていきます。首→背中→お腹→足→しっぽ→お尻の順が理想的です。お尻まわりやしっぽは汚れやすいので念入りに洗ってあげましょう。
顔と頭は直接シャンプーやお湯をかけたりするのはNG。スポンジやタオルなどでやさしく拭いてあげましょう。

シャワーの場合

猫が嫌がってバスタブなどに入らない場合や、バスタブ自体がない場合はシャワーで体を濡らしてください。
最初はシャワーの湯量を少なめにして、シャワーのヘッドを猫の体にくっつけるようにして濡らしていきましょう。

洗い残しがないようしっかりとすすぐ

洗われている猫

シャンプーが終わったら、洗う時と同じ順番で泡をしっかりとすすぎましょう。目や耳に水が入らないように注意してください。
シャンプーが残っていると皮膚炎などの原因になってしまう可能性があるので、念入りに流しましょう。

タオルに包まれた猫

充分に流し終わったら手で全体の水気を払い落とし、大きめのタオルでしっかりと包みながら水分をとってあげてください。
猫は大きな音が苦手なので、もしドライヤーを使う時は素早く済ませましょう。
半乾きのまま放置すると、皮膚病などの原因となるので充分に乾かしてあげてください。
また猫が風邪をひかないよう部屋の中を暖めておいてください。

シャンプーの選び方

ボトルのイメージ

猫と犬、人間は皮膚のphが異なるので、もし猫に犬や人間のシャンプーを使うと皮膚炎などを発症してしまうことも。必ず猫用のシャンプーを使ってください。
オーガニックや無添加などの低刺激のもの、また猫はニオイに敏感なので無香料や微香性のものがオススメです。

暴れてどうしてもお風呂に入れられない場合や病気療養中の猫には、水を使わないドライシャンプーを使ってみてはいかがでしょうか?
水を使うシャンプーと同じ仕上がりにはなりませんが、ドライシャンプーなら猫への負担も少なくなります。
ドライシャンプーには、被毛になじませて汚れを浮かす“液体タイプ”、液体タイプよりも汚れが落ちる“泡状タイプ”、被毛が濡れるのを嫌がる猫におすすめの“パウダータイプ”があります。

あれば便利♪お風呂が楽になるペットグッズ

飼い主がひっかかれるのを防ぐため、猫の足に装着する爪カバーが、また大暴れする猫には猫の体をすっぽりと包み込むミノムシタイプの袋が販売されています。
どちらもお風呂はもちろん、耳掃除や投薬など猫が嫌がるシーンにも使うことができます。

番外編:蒸しタオル&ホットタオル

タオルを嗅ぐ猫

どうしてもお風呂に入れられないときやドライシャンプーがないときは “蒸しタオル浴”がおすすめ。
猫の体をやさしくブラッシングした後、蒸しタオルで体を拭いていきます。

濡らしてしっかりと絞ったタオルをラップに包み、電子レンジで30〜50秒ほど加熱してください。
温めすぎると火傷をしてしまう恐れがあるので、必ず熱さを確かめてください。
また38度くらいのお湯につけた濡れタオルで拭いてあげるのも◎。

まとめ

毎日毛づくろいしている猫にはお風呂はあまり必要ありませんが、時には必要な場合があります。どうしてもの時はできるだけストレスをかけずに、スムーズに終わらせたいですね。


岩本光世

ライター

岩本光世

黒猫、キジトラ白、サビの猫3匹と暮らすフリーライター。愛猫との生活をもっと楽しくするような記事をお届けしたいです。

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