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【連載】まるで本物!牛乳パックと発泡スチロールを使ってリアルな「モルタル風ポット」を作ろう!

【連載】まるで本物!牛乳パックと発泡スチロールを使ってリアルな「モルタル風ポット」を作ろう!

どこから見ても本物のモルタルで作られたように見えるこちらのグリーンポット。実はこれ「牛乳パック」と「発泡スチロール」を使って作られたフェイクなんです。今回は「モルタル風ポット」の作り方と、そのリアルな質感の出し方を詳しくご紹介してみようと思います。

モルタル風ポット

まずはこちらの画像をじっくりとご覧下さい。

どこからどう見てもカチカチの「モルタル(コンクリートの一種)」にしか見えませんが、実は材料に一切のモルタルを使っていません。

材料として使ったのはフワフワの「発泡スチロール」と牛乳パック。

まさかの素材で作るモルタル風ポットの作り方と、リアルなモルタルの質感の出し方を一挙ご紹介してみようと思います!

材料は「発泡スチロール」と牛乳パック!

発砲スチロールと牛乳パック

材料として使ったのは牛乳パックと発泡スチロールです。

発泡スチロールは目の細かいポリスチレン素材のものなら何でもOKですが、ダイソーのカラーボードやセリアのデコレーションパネルが材料として適任です。

質感がポイント!モルタル風ポットの作り方

1.牛乳パックをカットする

牛乳パックをカット

牛乳パックの底部分をカットします。

カットする高さは、作りたいポットの大きさに合わせて自由にアレンジしてOKです。

2.発泡スチロールをカットする

発砲スチロールをカット

カットした牛乳パックの側面を発泡スチロールで囲むことができるよう大きさを測り、各々4面分カットします。

同じ幅のものを2枚ずつ切り出しますが、高さは4枚とも十乳パックの高さ+1cmになるようカットしておきましょう。

3.発泡スチロールを貼り付ける

発砲スチロールを貼りつける

カットした発泡スチロールを牛乳パックに貼り付けます。

貼り付けには、水濡れに強い「建築用強力両面テープ」をオススメします。

4.モルタル風にペイントする

ペイント

ここからのペイントがモルタルの質感を表現する一番大事なポイントです。

今回使ったのがこちらの塗料。

  • テクスチャーメディウム(モルタル・コンクリート風)
  • ミルクペイント for ウォール(ニュースペーパー)

以上の塗料を使います。

まず最初にテクスチャーメディウムという下地塗料を全体に塗ります。

このメディウムは、塗るだけで簡単にモルタル・コンクリートの質感を表現できるという特殊な塗料です。

その上からミルクペイント for ウォールのニュースペーパーというカラーでペイントすれば、ざらりとした見事な質感のモルタル風にペイントすることができます。

さらに一工夫加えて、よりリアルさをプラス!

発泡スチロールの表面を爪やカッターなどで削って、エイジング加工を加えます。

DIY

上からペイントすればご覧の通り。

普通にペイントしただけでも十分リアルなモルタルの質感でしたが、エイジングを加えることでモルタルのもつ無骨さをプラスすることができました。

グリーンを飾る

ポットに土を入れ、グリーンを添えれば完成。

まるで本物のようなモルタル風ポットができました!

インドアグリーンにぴったり

インテリアグリーン

ヴィンテージな風合いも併せ持つ「モルタル風ポット」。

大人っぽい愛らしさがある無機質なモルタルグレーは、インドアグリーンにぴったりです。

インドアグリーン

スクエア型のシンプルなフォルムはレイアウトする場所を選びません。

シルバーリーフとも好相性で、洗練された落ち着いた空間を演出してくれます。

まとめ

発泡スチロールと牛乳パックで作る「モルタル風ポット」の作り方をご紹介しました。

発泡スチロールというモルタルと真反対の性質の素材を使って作りましたが、ペイントとエイジングによって本物と見分けがつかないほどリアルな質感を表現することができました。

今回使った「テクスチャーメディウム」という塗料は、ご紹介した「モルタル・コンクリート風」だけでなく、「漆喰風」や「レンガ風」といったバリエーションも用意されています。

これらのメディウムを使えば、まだまだいろいろなバリエーションの作品を作れそうですね!

みなさんもぜひお試しください。


ライター

柳 美菜子

家具から雑貨まですべてを手作りし、お金をかけないナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいます。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書も出版、また様々なメディアでも執筆しています。

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