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ベルギーで誕生し、これまで世界65カ国で10,000回以上開催されてきた「Dinner in the Sky(ディナーインザスカイ)」が、2025年10月10日(金)〜12月28日(日)※予定 の期間限定で大阪・中之島に登場!
巨大クレーンで地上40メートルまで吊り上げられたテーブルで、食事と絶景を同時に味わう、まさにスペシャルな体験。今回は、編集部が一足早く体験してきました。その様子をたっぷりレポートします!
「Dinner in the Sky」が大阪に初上陸!
2025年3月に東京「キラナガーデン豊洲」で開催され、連日完売となった話題のイベント「Dinner in the Sky」。その国内第2弾として、ついに「中之島GATEサウスピア」で開催されます。
今回、編集部では開催直前の試乗体験に参加。実際に地上40メートルの“空のダイニング”を体感してきました。
●高所が大好き
●絶叫系アトラクションが好き
という方におすすめ! 地上40メートルからの景色とともに紹介します。
「Dinner in the Sky」とは
ベルギーで誕生し、これまで世界65カ国・延べ10,000回以上開催されてきた空中レストラン「Dinner in the Sky」。巨大クレーンによって地上40メートルへと吊り上げられたテーブルで、食事と絶景を同時に味わうという、とっておきの体験ができるエンターテインメントです。
これまでに一度の事故もなく、快適性は世界基準。まさに「安心して非日常を楽しむ」ことができるイベント。
いざ、空中レストランへ搭乗
搭乗前に指定されたシートに腰掛けると、その座り心地の良さにまず驚かされます。いわゆるゲーミングチェア、もしくはレーシングチェアのような設計で、体をしっかりと包み込んでくれます。
そして2本のシートベルトで身体を固定。まるで絶叫系アトラクションに乗る前のような緊張感が走ります。
固定方法はこのベルトのみ。希望すれば少し緩めにしてもらうこともでき、上空でリクライニングして空を見上げる、なんて贅沢も可能です。
足元は薄い天板に軽く乗せるだけ。少しシートが高めに設計されているため、筆者(身長166cm)はギリギリ届く程度。小柄な方は宙に浮いたような感覚になるかもしれません。
高度5メートルで“慣らし運転”
本格的に上昇する前に、まずは地上5メートルほどまでゆっくりと浮上。この「慣らし」は非常にありがたく、いきなり40メートルまで持ち上げられる心構えをしていた筆者は、思わず手のひらに汗がにじみました。
専属スタッフはテーブル中央の金網スペースに立ち、ハーネスでしっかり固定された状態でサーブを行います。
上空での動きはまるで舞台のパフォーマーのよう。料理を運びながら軽やかに動く姿には、見ているこちらが思わず息をのむほどでした。
「ディナーインザスカイ!」の掛け声とともに
いよいよ本番。参加者全員で掛け声を合わせると、テーブルは静かに上昇を始め、20メートル、30メートルと空へ向かっていきます。
遠くを見渡すと、街の喧騒が少しずつ小さくなり、開放感と同時に胸の高鳴りが増していくのを感じました。
“まだ半分か”というワクワクと、“もうこのくらいで良いのでは”というドキドキが入り混じる。そんな複雑な心境もまた、この体験の醍醐味かもしれません。


地上40メートル、乾杯の瞬間
ついに到達した地上40メートル地点。乾杯のグラスが太陽の光を受けて輝き、眼下には中之島を中心とした大阪の街並みが広がります。ビル群の間を縫う川面が反射する光、青空とのコントラストそのすべてが、まるで一枚の絵のようでした。
夜の回では、これが一転して幻想的な夜景に変わるとのこと。昼と夜、どちらも味わってみたいと思わせる魅力があります。

さらに驚いたのは、テーブルがゆっくりと回転すること。これは地上のスタッフが手動でロープを操作しており、上空から360度の景色を楽しめるようになっているのです。細部にまで“体験の演出”が行き届いています。
30分間の非日常体験
約30分という短い時間でしたが、心の記憶には長く残る体験となりました。ただ食事をするだけでなく、「空中」という極限のロケーションがもたらす感覚そのものがごちそうです。
今後は、食事以外にもライブ演奏や結婚式など、新しい空中体験も企画されているそう。日本のエンターテインメントの新しい形として、ますます目が離せません。
ぜひ一度、この忘れられない体験を味わってみてください。
※撮影:編集部
○店舗情報
店名:「Dinner in the Sky OSAKA(ディナーインザスカイオオサカ)」
住所:大阪府大阪市西区川口2-9-2 中之島GATEサウスピア(MAP)
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