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犬に寒さ対策は必要!愛犬を寒さから守る方法や注意点を専門家が詳しく解説

公開:2024.01.04

犬に寒さ対策は必要!愛犬を寒さから守る方法や注意点を専門家が詳しく解説

犬の寒さ対策について専門家が詳しく紹介。犬は寒さに強いイメージがありますが、寒さ対策は必要なのでしょうか。寒さ対策が必要な場合、どのような方法が良いのか気になりますよね。本記事では、犬の寒さ対策の必要性や方法、寒さに弱い犬の特徴、注意点などを解説します。

童謡にもある通り、犬は寒い冬でも元気だという認識を持つ愛犬家も多いのではないでしょうか。しかし、全ての犬が寒さに強いわけではなく、寒さに弱く、寒さ対策を必要とする犬もいます。寒さに弱い犬とは、どのような特徴があるのでしょうか。また、寒さ対策の方法や注意点も知っておきたいところです。そこで、寒さに弱い犬の特徴や寒さ対策の方法、注意点などを詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

ドッグライフカウンセラーの原京子さん
[監修] ドッグライフカウンセラー、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士
原 京子さん
動物病院で動物看護士として勤務後、動物園やペットショップで動物の知識を得る。保有資格はドッグライフカウンセラー、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士等。現在はWEBライターとして活動し、ペット飼育情報を発信。

寒さに弱い犬もいる

暖房の前でおすわりをするロングコートチワワ

犬は人間より体温が高く、全身が毛で覆われていることもあり、寒さに強いと思われがちです。しかし、全ての犬が寒さに強いわけではありません。基本的に小型犬やシングルコートの犬種、子犬、シニア犬は寒さに弱い傾向があります。寒さで起こるトラブルは、下痢や食欲不振、ウィルス感染、気管支炎、低体温症などが挙げられます。そのため、寒さに弱い犬には、寒さ対策が必要になります。

犬が寒がっているサイン

布にくるまるジャックラッセルテリア

犬が寒がっている時に見られるサインは、主に以下の通りです。

  • 小刻みに震える
  • 体を丸めて尻尾を鼻に巻き付ける
  • 敷物などに潜り込む
  • 人に体をくっつける など

犬も人間と同様に、寒さを感じると体温を逃がさないために小刻みに震えたり、体を丸めたりします。また、犬にとって鼻は敏感で重要な器官であることから、寒さを感じると尻尾を巻きつけて守る行動が見られることがあります。ほかにも、愛犬が人に体をくっつけて暖をとったり、毛布などに潜り込んだりするなどの行動が見られる場合は、室内が寒すぎる可能性があるため、確認しましょう。

寒さに弱い犬の特徴

毛布にくるまるトイプードルの子犬

寒さに弱い犬とは、どのような犬が該当するのか気になりますよね。ここでは、寒さに弱い犬の特徴を紹介します。

子犬・シニア犬

寒さに震えるロングコートチワワ

子犬やシニア犬は、寒さに弱い傾向があるため寒さ対策は必要不可欠です。子犬は体温調節機能がまだ未発達なため、寒暖差に弱く少しの寒さでも体調を崩してしまいがちです。シニア犬は、老化により基礎代謝や筋肉量が衰えることから、成犬より体温が低い傾向にあります。そのため、子犬と同じく少しの寒さでも体調を崩しやすいため注意が必要です。

シングルコートの犬種

犬の被毛は、シングルコートとダブルコートの2種類に分けられます。オーバーコート(上毛)と呼ばれる表面の被毛のみを持つ犬種をシングルコート、オーバーコートのほかに、アンダーコート(下毛)と呼ばれる内側の被毛の2つを持つ犬種をダブルコートと呼びます。オーバーコートは主に直射日光や外敵から身を守るための硬い被毛で、アンダーコートは寒さから身を守るための柔らかい被毛です。シングルコートの犬種は、寒さから身を守るためのアンダーコートを持たないため、寒さに弱いとされています。
シングルコートの犬種は、主に以下の通りです。

  • プードル
  • パピヨン
  • フレンチブルドッグ
  • マルチーズ
  • ヨークシャーテリア など

小型犬

お洋服を着た2匹のトイプードル

小型犬は、体重に対して表面積が大きい分、体の熱を保つのが難しく寒さに弱いとされています。小型犬の中でも短毛種やシングルコートの犬種は更に寒さに弱い傾向があるため、しっかりとした寒さ対策が必要になります。小型犬は、主に以下の犬種が該当します。

  • チワワ
  • トイプードル
  • ポメラニアン
  • マルチーズ
  • ヨークシャーテリア など

犬の寒さ対策方法

犬種によって異なりますが、犬にとって室温は25度前後で湿度は50〜60%が適温とされており、室温が10度を下回ると寒さを感じるといわれています。ここでは、おすすめの犬の寒さ対策方法を紹介します。

エアコン暖房

エアコン暖房は、室内を均等に温めることのできる万能な暖房器具です。エアコン暖房であれば留守中につけっぱなしにしても火災のリスクが低いことや、愛犬がいたずらできないためおすすめです。エアコン暖房を使用する際は、室内が暑くなりすぎない様、設定温度は20〜25度を目安にしましょう。

ペット用ヒーター

ペット用ヒーターは、サークルやペットベッドの下など愛犬が好む場所に敷くことができます。コードは補強がされており、愛犬がいたずらをしても感電しにくくなっていることも特徴です。ペット用ヒーターは、サークルであれば半分の大きさのものを使用するなどして、暑くなり過ぎた際逃げ場所を作れるように設置することが大切です。

ホットカーペット

ホットカーペットは、足元が暖かいだけでなく、人間より背の低い犬にとっては、温もりをより感じることができます。ホットカーペットや床暖房を使用する際は、暑くなり過ぎた際愛犬が涼しい場所に避難できるよう、全体ではなく限られた範囲を温めましょう。

ペットベッド・毛布

毛布にくるまるチワワ

ペットベッドや毛布は、電気代を使わずに寒さ対策ができるエコなアイテムです。ペットベッドは素材や形状によって暖かさの調節ができるほか、毛布は上に乗ったり潜り込むなど、愛犬が自由に暖をとることができます。

犬用の腹巻・洋服

シングルコートや短毛の犬種には、犬用の洋服や腹巻を着せることで体温調節をサポートすることができます。ただし、洋服を嫌がる場合は無理矢理着せるとストレスになったり、1日中着せっぱなしにすると蒸れて皮膚トラブルの原因になったりすることがあるため、愛犬の負担にならないように注意しましょう。

寒さ対策の注意点

犬の寒さ対策をする際、どのようなことに注意が必要なのでしょう。ここでは、犬の寒さ対策の注意点を紹介します。

乾燥に注意する

冬場は空気が乾燥する季節であるうえ、エアコン暖房などを使用すると余計に乾燥します。犬の皮膚は弱く、乾燥すると肉球や鼻がひび割れたり、フケや痒みなど皮膚トラブルを起こしやすい傾向にあります。愛犬の皮膚トラブルを防ぐためにも、加湿器などを活用し、室内の湿度を50〜60%に保つほか、必要であれば犬用の保湿クリームを塗るなどの対策をしましょう。

暑さからの逃げ場も用意する

冬場であっても、室温が高すぎると熱中症のリスクが高まります。愛犬が暑いと感じた際、逃げ場所を作れるよう、エアコン暖房の温度を低めに設定したり、ホットカーペットは一部のみ使用したりするなど工夫をしましょう。犬が暑さを感じると、口を開けて短い呼吸をします。この行動が見られた際は、室内が暑すぎないか確認しましょう。

脱水症に注意する

お水を飲むミニチュアダックスフンド

冬場は空気が乾燥するほか、部屋が暖か過ぎたり人間用のコタツに長時間いたりすると、脱水症のリスクが高まります。冬場は寒いため飲水量が少なくなる傾向にあるため、脱水症を予防するためにも水飲み場の設置個所を増やしたり、必要であればフードをお湯でふやかすなどして、こまめに水分補給ができる環境を整えましょう。

低温やけどに注意する

人間用のコタツや使い捨てカイロ、湯たんぽなどを長時間当てておくと、低温やけどのリスクが高まります。特に使い捨てカイロを愛犬に直接貼ったり洋服に貼って着せっぱなしにしたりすると、長時間同じ場所のみ高温になってしまい、低温やけどの原因となるので絶対に避けましょう。また、人間用のコタツを使用する際は、愛犬が長時間入らない様、様子をみることや、湯たんぽは逃げ場を作ったり暑くなりすぎないようカバーをするなどして、低温やけどにならないように対策をすることが大切です。

寒い冬は愛犬のために寒さ対策を

こたつに入ってくつろぐ2匹のパグ

  • 寒さに弱い犬もいる
  • 子犬・シニア犬、シングルコートの犬種、小型犬は特に寒さに弱い
  • 寒さ対策にはエアコン暖房やペット用ヒーター、毛布などを活用する
  • 乾燥や脱水症、低温やけどに注意する

寒さに強いイメージのある犬ですが、寒さを苦手とする犬もいます。寒さに弱い犬の特徴は、子犬・シニア犬、シングルコートの犬種、小型犬です。飼い主さんは、愛犬が寒さに弱いのか、寒さ対策はどこまで必要なのかを再度確認し、冬場でも愛犬が快適に過ごせる環境を整えてあげることが大切です。


ライター

原京子

動物病院で動物看護士として勤務後、動物園やペットショップで動物の知識を得る。保有資格はドッグライフカウンセラー、愛玩動物救命士、愛玩動物搬送士等。現在はWEBライターとして活動しペット飼育情報を発信中。

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