目次
- 退職祝いの金額相場は?
- (1)同僚や部下(3,000円~5,000円)
- (2)上司や先輩(5,000円~10,000円)
- (3)友人(3,000円~5,000円)
- 女性に退職祝いを贈る時のマナー
- (1)退職祝いを渡すタイミングに注意
- (2)熨斗紙の表書きや水引きは退職理由にあわせて
- 女性向け退職祝いを選ぶ時のポイント
- (1)退職理由にあわせたギフト選びを
- (2)退職祝いにはタブーとされる品物をチェック
- 女性がもらって嬉しい退職祝いのおすすめジャンル【退職理由別】
- (1)定番人気はお花やお菓子
- (2)【転職】のための退職ならボールペンなどのビジネスアイテム
- (3)【結婚】による寿退職ならキッチン・インテリアグッズ
- (4)【定年】退職なら旅行券やお酒・食べ物
- 退職理由にあった女性がもらって嬉しいギフトを選ぼう
退職祝いの金額相場は?
退職祝いの相場は相手との関係性によって異なります。主に職場関係の人に渡すことが多いと思われますが、その際は同僚や上司、先輩など立場ごとで相場が違うので事前にチェックしておきましょう。
また、退職祝いは基本的にお返しがないので、高額すぎると相手が困ってしまうので注意が必要です。それぞれの関係性ごとに相場金額を紹介します。
(1)同僚や部下(3,000円~5,000円)
同僚や部下へ贈る場合、個人で渡すのであれば3,000円~5,000円ほどが相場。職場の人たちと出し合って連名にするなら、合計で10,000円くらいのものを選びましょう。
同僚や部下の場合は、あまり高価なものを渡してしまうと相手に気を遣わせてしまいます。ただし、親しくしていた間柄であれば、相場より高めのものを渡してもいいでしょう。
(2)上司や先輩(5,000円~10,000円)
上司や先輩など目上の人に贈る退職祝いは、個人で用意するのであれば5,000円~10,000円くらいが相場。連名にする場合は、3万円くらいがいいでしょう。
上司や先輩に贈る場合は、少し高価なものが適しています。また、特にお世話になった人であれば相場より多めにする場合もあります。
(3)友人(3,000円~5,000円)
友人へ退職祝いを贈る時は、相手があまり気にならない金額にするのがおすすめ。相場は3,000円~5,000円くらいで、気軽に受け取ってもらえるようにしましょう。
女性に退職祝いを贈る時のマナー
退職祝いを贈る時は渡すタイミングや熨斗紙に注意。マナー知らずにならないように、事前にチェックしておきましょう。
(1)退職祝いを渡すタイミングに注意
退職祝いを渡すタイミングは相手の最終出勤日より数日前がおすすめ。最終日当日は持ち帰らなければならない荷物が多くなるためです。邪魔にならないように配慮しましょう。
ただし、あまりにも早く渡しすぎると、すぐに退職してほしいと思われてしまう場合もあるので注意が必要です。
また、会社主催の送別会がある場合はその時に渡しても大丈夫。もしタイミングが合わず渡しそびれてしまうようであれば、退職後に自宅へ配送するのもいいでしょう。
(2)熨斗紙の表書きや水引きは退職理由にあわせて
退職祝いの熨斗紙は、表書きに注意しましょう。退職の理由は結婚や出産、転職など人それぞれなので、失礼のないようにすることが大切です。
一般的に使われるのは「御礼」で、これまでお世話になったお礼の気持ちを込められるため、どんな退職理由の人でも大丈夫です。また、「感謝」や「ありがとう」などと書く場合もあります。
結婚を理由に退職するのであれば「祝御結婚」「寿」を、定年退職の場合は「祝定年御退職」などを表書きにするといいでしょう。転職や独立のための退職なら「おはなむけ」がおすすめです。
「御餞別」は目上の人に贈ると失礼になってしまうので注意しましょう。どんな理由で退職するのかにあわせて表書きを選んでくださいね。
また、水引きは紅白蝶結びが適しています。蝶結びは何回もほどいて結び直せるため、何度繰り返してもいいお祝い事に使われます。
ただし結婚で退職する場合は繰り返してはいけないので、一度結ぶとほどけない結び切りの水引きを使用しましょう。
女性向け退職祝いを選ぶ時のポイント
退職祝いに品物を選ぶ場合のポイントを解説します。退職理由にあった品物を選び、タブーとされるものを渡さないようにしましょう。
(1)退職理由にあわせたギフト選びを
退職祝いには現金を渡す場合もありますが、相手のことを考えながら選んだ品物を贈るのもおすすめです。その際には退職理由にあわせたギフトを選ぶといいでしょう。
退職理由によってその後のライフスタイルが異なるので、相手に喜ばれる品物を選ぶヒントになります。転職・結婚・出産・定年などの理由から、それぞれに合った退職祝いを選んでください。
(2)退職祝いにはタブーとされる品物をチェック
退職祝いとして贈るのにタブーとされる品物があります。失礼のないように、あらかじめチェックしておいてくださいね。
まず、日本茶は弔事に使われることが多いので避けましょう。ハンカチは「手巾(てぎれ)」と書き、「手切れ」につながることから「縁を切る」といった意味になるのでNG。
靴下やスリッパなどの履物、ラグマットなどの敷物は「踏みつける」という意味を持ち、特に目上の人に贈ると失礼になるので避けます。櫛は「苦」や「死」を連想させるのでNGです。
また、定年退職の方にビジネスグッズを贈ると「もっと働いてほしい」という風に感じられるので注意してください。
割れ物や刃物はそれぞれ「割れる」「縁を切る」といった意味を持ち、結婚を理由に退職する人には向いていません。
出産のために退職する方へは、カフェインの含まれたコーヒーや紅茶は避けます。そして妊娠中には何が起こるかわからないので、ベビーグッズを贈るのも控えましょう。
女性がもらって嬉しい退職祝いのおすすめジャンル【退職理由別】
それではここで、女性がもらって嬉しい退職祝いはどんなジャンルがいいか紹介していきます。退職理由に合わせて選べば、きっと喜ばれるギフトが見つかるはずです。
(1)定番人気はお花やお菓子
女性が貰って嬉しい退職祝いの定番はお花やお菓子です。退職理由に関わらず贈りやすいジャンルなので、何がいいか迷った時にもおすすめ。
また、ほかの品物と一緒にお花やお菓子を渡すのもいいですね。予算にあわせてブーケやアレンジメントなどを選びましょう。
▼編集部おすすめギフト
(2)【転職】のための退職ならボールペンなどのビジネスアイテム
転職を理由に退職するなら、新しい環境でステップアップするのを応援できるビジネスアイテムを選ぶのがおすすめです。
ボールペンや名刺入れなどが定番ですね。相手の趣味に合わせて選ぶのがポイントです。
▼編集部おすすめギフト
(3)【結婚】による寿退職ならキッチン・インテリアグッズ
結婚を機に寿退社するのであれば、実用的なキッチンやインテリアグッズなどがおすすめ。出産の場合でも、お家で使えるアイテムだと喜ばれます。
時短になる便利なキッチングッズであれば、忙しい子育て中にも重宝されるのではないでしょうか?
▼編集部おすすめギフト
(4)【定年】退職なら旅行券やお酒・食べ物
定年退職後は時間に余裕ができる方も多いので、のんびり楽しい時間を過ごせるような品物を選ぶのがおすすめ。
温泉や観光地へ行ける旅行券を贈ったり、自宅でゆったり楽しめるお酒やおいしい食べ物を贈ったりすると喜ばれるでしょう。
▼編集部おすすめギフト
退職理由にあった女性がもらって嬉しいギフトを選ぼう
今回は、女性がもらって嬉しい退職祝いについて紹介しました。どんなものを贈るか決めるには、退職理由に注目するのがおすすめ。
転職や結婚・出産、定年などそれぞれの退職理由にあった品物を選べばきっと喜んでもらえるはずです。「今までお疲れさまでした」「ありがとうございました」の気持ちを込め、相手のライフスタイルに合ったものを贈りましょう。