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重曹とクエン酸を混ぜて使うのは効果的？
重曹とクエン酸を混ぜると、発泡します。泡を見て「汚れをよく浮かしてくれそう」と思うのではないでしょうか。
たしかに発泡させることで、こびりついた汚れを剥がすのには効果的です。しかし重曹とクエン酸はそれぞれアルカリ性と酸性という、真逆の性質を持っています。そのため混ぜることでお互いの強みが中和されるため、それぞれが持つ本来の掃除力を発揮しにくくなるでしょう。
また、混ぜて発生した泡の掃除力は、重曹やクエン酸が汚れを「中和させる」のに対し、泡の物理的な力で「剥がす」のが目的です。
そのため混ぜて効果を発揮させるには、「汚れを剥がしたい場所」に使うと良いでしょう。排水口のこびりつき汚れを落とす、といった掃除に活用するのがおすすめです。
重曹・クエン酸で掃除をする際の注意点
重曹・クエン酸で掃除をする際、注意をしてほしいのが、拭き残しです。どちらも汚れを落とすのに長けていますが、その場に残りやすいという性質があります。
掃除場所に重曹やクエン酸が残っていると、素材を傷めたり白っぽい痕が出て清潔感を損なったり、といったことが考えられます。拭き取りは丁寧におこないましょう。
また、スプレーやペーストを作ったら、なるべく早く使い切ることも大切です。防腐剤が含まれていないため、1週間ほどで汚れを落とす効果が薄れてしまいます。使用する分だけその都度作るか、1週間が過ぎたら作り直してください。
まとめ
重曹やクエン酸はナチュラルクリーニングを好む人にとって、とても便利な掃除アイテムです。100均でも手に入るため、ぜひ、活用してみてくださいね。
