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楽天経済圏とは?はじめ方やメリット・デメリットを紹介

公開:2021.11.06

楽天経済圏とは?はじめ方やメリット・デメリットを紹介

「楽天経済圏」とは、生活インフラ等を「楽天」のサービスで揃えることで、全体の出費を賢く減らす生活スタイルです。楽天通販で買い物をした際に貯まる「楽天ポイント」を利用して、お得な生活サイクルを作ること。ポイントの活用方やメリット・デメリットを紹介します!

「楽天経済圏」という言葉を聞いたことがありますか?楽天のサービスを上手に生活へ取り入れ、月々の出費を賢く抑えている人たちがいます。今回は、どのような仕組みやコツがあるのかをご紹介します。

楽天経済圏とは?

【1】楽天の各種サービスで揃える生活スタイル

コイン
コツコツポイントを貯めよう

「楽天経済圏」とは、生活インフラ等を「楽天」のサービスで揃えることで、全体の出費を賢く減らす生活スタイルです。「楽天」の通販サイトで買い物をした際、「楽天ポイント」が付いてきたことはありませんか? この「楽天ポイント」は「楽天」のIDと紐付けられており、他の「楽天」サービスで買い物をする際、ポイントを支払いに利用できます。このお得なシステムを最大限に活かすのが、「楽天経済圏」です。一度の買い物ではせいぜい数十ポイントがもらえる程度かもしれませんが、コツを押さえて固定費の支払いで「楽天ポイント」を貯めれば、月に数千~数万ポイントを貯めることも可能。貯まったポイントを別の支払いにあてることで、お得な生活サイクルが作れます。

【2】貯まったポイントを賢く活用

世の中には支払いに使えるポイントシステムがたくさんありますが、企業や店舗ごとにばらばらに利用しているとなかなか貯まらないですよね。ようやくポイントが貯まっても、利用先が限られていると不便です。そこで「貯めるポイントを楽天ポイントひとつに定め、支払い先を「楽天」のサービスにできる限り集約して効率的に活用しよう」という考え方が、「楽天経済圏」の基本となっています。なぜ「楽天ポイント」なのかと言えば、「楽天」の提供するサービスが豊富だからです。

楽天に切り替えられる固定費の例

【1】日用品

日用品
「楽天」なら日用品も揃う

日用品は、「楽天」が提供・提携しているネットスーパーで購入すると効率的にポイントが貯まります。「楽天ポイント」が使えるネットスーパーや通販サイトには「楽天24」や「楽天西友ネットスーパー」、「ケンコーコム」などがあります。必ず使う消耗品でポイントが貯まる上に、普段スーパーやドラッグストアで買っているものが自宅に届くので、忙しくて買い出しの時間が取れない人にとっても便利です。

【2】光熱費

電球
「楽天」はエネルギー小売事業にも参入

固定費のひとつである光熱費。実は「楽天」も電気・ガスサービスを提供しています。それが「楽天エナジー」が提供する「楽天でんき」、「楽天ガス」です。切り替え手数料や切り替え工事の必要がなく、品質も変わらずに安定して「楽天ポイント」が貯められることから、「楽天エナジー」に契約を切り替える人が増えています。でんき・ガスを併せて契約すると還元率がアップするのも魅力。また、他の「楽天」サービスで貯まったポイントを光熱費の支払いに当てることもできます。ただし独自の料金体系を設定しているため、契約前に試算をしておくことをおすすめします。たとえば電気の場合、消費量が少ない人や反対にオール電化の家に住んでいる人では、料金がこれまでより高くなるケースもあります。

【3】通信費

スマホとPC
通信費もまとめて「楽天」で

携帯電話やインターネット通信費を「楽天」のサービスに切り替えるのもおすすめです。「楽天ひかり」、「楽天モバイル」が提供されています。この2つはセットで申し込むと光回線の料金が1年間無料になるなど、条件付きではありますが割引が充実しています。ネット回線や携帯電話・スマートフォンはもはや生活に欠かせないので、ポイントが貯まりやすいサービスに切り替えるのはひとつの手です。なお、他社と契約する場合も同じことが言えますが、通信速度や容量の制限が自分のニーズと合っているかどうかは、事前にしっかりと確認しておきましょう。

【4】保険費用

「楽天生命」、「楽天損保」、「楽天ペット保険」などのサービスがあります。保険を複数契約し、毎月数千円から数万円を支払っている人も多いのでは。これら保険料を固定費として楽天で支払えば、月払い保険料の1%がポイントとして付与されます。すでに契約した保険を切り替えるのはなかなか億劫ですが、これから保険に加入を考えている人は、ぜひ検討してください。

楽天経済圏のメリット

【1】サービスが豊富でポイントが貯まりやすい

豚の貯金箱
システムを理解して効率的に「楽天ポイント」を貯めよう

「楽天経済圏」で暮らすメリットは、何と言ってもサービスが豊富なこと。生活のあらゆるジャンルを一通り「楽天」でカバーできます。その分ポイントの集約はしやすく、貯まりやすいのが魅力です。

また、「楽天経済圏」にはさまざまな“合わせ技”が存在しています。「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」と呼ばれるシステムです。たとえば「楽天市場」でポイントを使わずに1万円分の買い物をした場合、通常であればもらえるポイントは100ポイント。それに加え、ポイントアップの条件を満たすと、ポイントを引き上げることができます。たとえば「楽天モバイル」で契約したスマホで「楽天市場」でお買い物をし、「楽天カード」を使用して「楽天銀行」からの引き落としをしたとすると、同じ1万円の買い物でももらえるポイントは550ポイントにまで増えます。5.5倍ですから、嬉しい還元率ですね。

特に「楽天カード」は必須アイテムです。特定の日にポイントが数倍になるなどの制度もあるので、「楽天経済圏」で暮らすなら必ず作成しましょう。

【2】ポイントの活用先が豊富

「楽天」が直轄するサービス以外にも「楽天」と提携している企業はたくさんあります。そのため、町中で「楽天ポイント」が貯まる・使える機会が豊富にあります。飲食店や書店、ガソリンスタンド、宿泊施設などジャンルもさまざまです。

【3】煩雑な手続きを一本化できる

すべての「楽天ポイント」はIDに紐付いているので、ポイントをあれこれ管理したり把握したりする必要がありません。類似したサービスでもここまで一本化されているのは珍しく、「楽天経済圏」は使いやすさも魅力ひとつです。

【4】セールやキャンペーンが充実

先ほど述べた通り、特定の日にポイントアップする「楽天カード」を始めとして、セールやキャンペーンが充実しています。3の倍数月に行われる「楽天スーパーセール」や、月に1~2度開催される「お買い物マラソン」など、お得に買物しつつポイントが倍になったり追加ポイントがもらえたりするイベントが豊富です。

【5】キャッシュレス決済に移行しやすい

「楽天経済圏」を活用し始めると、通販での買い物に加えて、実店舗での買い物も自然と「楽天カード」で支払う機会が増えるはず。たくさんの現金を持ち歩かずに済み、キャッシュレス化を進めたい人には非常に便利です。また、ポイントで支払う機会も当然増えます。

楽天経済圏のデメリット

【1】ポイントを意識しすぎて振り回されやすい

空の財布をあける手
買い物のしすぎに注意

「楽天ポイント」をフル活用したいと思うあまり、不要な出費をするようでは元も子もありません。「SPU」やセール・キャンペーンなど、「楽天」ではお買い物が楽しくなり工夫が常に行われています。条件には「複数店舗で1,000円以上購入」のようなものもあり、「ついで買い」が誘発されがち。衝動に駆られて無駄な買い物をしないよう、注意が必要です。

【2】期間限定ポイントを使い切るのが難しい

「楽天ポイント」には通常のポイントのほかに、期間限定ポイントも設定されています。利用の有効期限が設定されており、月末や15日以内などの期限を過ぎると失効してしまいます。そのため、期間限定ポイントを上手に使い切るテクニックが求められます。

【3】システムが今後変更される可能性も

「楽天ポイント」の還元率や「SPU」のシステムはサービスのひとつであり、今後変更される可能性があります。「楽天経済圏」を活用するなら、システムに沿ってお得な行動を取り続けるしかありません。思った以上にポイントが利用できるようになる可能性もありますが、逆もまた然り。このことを心の隅にとどめておきましょう。

楽天経済圏を賢く使って充実した生活を送ろう

「楽天経済圏」の仕組みとメリット&デメリットをご紹介しました。「楽天」のサービスを生活に上手に取り入れて、毎月の出費を賢く抑えましょう。

※各キャンペーンやサービスは予告なく変更・中止となる場合があります。詳しくは公式サイトをご確認ください


ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

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