12/5(土)に公開となる日本・トルコ合作映画『海難1890』。
公開に先立ち、12/1(火)、東京国際フォーラムでワールドプレミアが開催され、日本とトルコの豪華キャストが勢ぞろい。会場内に作られた全長10mの花道を通って登場し、世界各国から集まった観客を前に舞台挨拶を実施。
フォトセッションでは、観客席に直径4mもの巨大な「地球(アース)バルーン」を浮かべ、さらに色とりどりの「真心(ハート)バルーン」を降らせ、会場を包み込んだ。
また、同日の記者会見には、内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、アリジャン・ユジェソイ、そして田中光敏監督が登壇。
「なんと壮大で、なんとたくさんの人の想いが詰まった企画なんだ」と思って本作への出演を引き受けたという内野は、完成作品を観て、「やっぱりすごい映画に参加したんだ」と実感したそう。そんな作品へ日本代表の1人として携わったことを光栄に思うとしつつも、「実は本当の主役は、1890年に惜しみなくあたたかい手を差し伸べた日本人の心、そしてそれを忘れなかったトルコの皆さんの心」とコメント。
1890年、内野演じる医師・田村と忽那演じる助手のハルに命を救われた海軍機関大尉 ムスタファ役、そして1985年、トルコ大使館の職員ムラト役という2役を1人で演じたケナン・エジェも、本作で描かれたテーマを「“自己犠牲”、“平和”、“感謝”、“愛”など次世代に伝えられていくべき、世界中の人々にとって改めて思い起こされるべき、非常に大切なもの」と話し、本作が世界平和に貢献できるものになっていると話した。
●作品情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
【STORY】
1890年9月、和歌山県串本町樫野崎沖。
日本への親善使節団としての使命を終え、帰路についたトルコの軍艦「エルトゥールル号」が台風に遭遇。暴風雨の中、船は大破して沈没、乗組員は海に投げ出される。串本町の住民たちは、自らの危険を顧みず総出で救出活動に乗り出し、医師・田村(内野聖陽)とその助手のハル(忽那汐里)も救護所で懸命にけが人の手当を行った。
1985年、イラン・イラク戦争中のイラン・テヘラン。
サダム・フセインが48時間後にイラン上空を飛行するすべての飛行機を無差別攻撃すると宣言。日本大使は救援機を要請するが、日本政府は迅速な対応が難しい状況にあり、他の国々からは救援機が到着する一方、在イラン日本人だけが戦禍の地に取り残されていく。そんな中、トルコ政府は在イラン日本人のために、ある行動を取り……。
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【公式HP】 http://www.kainan1890.jp/
【企画・監督】 田中光敏
【脚本】 小松江里子
【音楽】 大島ミチル
【出演】 内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、アリジャン・ユジェソイ、
小澤征悦、宅間孝行、大東駿介、渡部豪太、徳井 優、小林綾子、螢雪次朗、かたせ梨乃、
夏川結衣、永島敏行、竹中直人、笹野高史 ほか
2015年/日本・トルコ/2時間12分
【配給】 東映
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12/5(土)公開
【大阪】
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【京都】
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【兵庫】
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【滋賀】
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【奈良】
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【和歌山】
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