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音楽劇『ヴォイツェク』に出演する山本耕史にインタビュー!

2013.10.10

音楽劇『ヴォイツェク』に出演する山本耕史にインタビュー!

19世紀ドイツの天才作家ゲオルク・ビューヒナー。彼の死語、未完断片のまま遺されたミステリアスな戯曲『ヴォイツェク』は、冷酷な社会に心をむしばまれ、唯一の救いであったはずの女を殺害した男ヴォイツェクの物語。男が女を殺めた、その背景には何が……? 今回はヴォイツェク役を務める主演の山本耕史さんが来阪し、ステージへの意気込みを語ってくれた。

音楽劇『ヴォイツェク』に出演する山本耕史さん【STORY】
美しい内縁の妻マリー(マイコ)と、幼い息子とともにささやかな暮らしを営む一兵士フランツ・ヴォイツェク(山本耕史)。高慢な大尉の髭を剃り、尊大な医 師の実験対象となってわずかな日銭を稼ぐヴォイツェクだが、ある時マリーが男盛りの鼓手長(こしゅちょう)と浮気していると聞かされる。
あるときは怪しげな見世物小屋で、あるときは猥雑な酒場で、ヴォイツェクの目を盗んで鼓手長と会うマリー。ヴォイツェクはいつしか奇妙な幻視と幻聴に悩まされ、マリーへの不信を募らせていき……。

◆まずは今回の大阪公演への意気込みを聞かせてください。

これまでは割と、音楽があり、笑いがあってという芝居が多かったのですが、今回はいつもとは違った、重厚でミステリアスな世界観を皆さんにお届けできるのではないかと思い、稽古に励んでいます。大阪公演はいつも観ているお客さんの反応が暖かいので、今回も楽しみです。

◆ヴォイツェクという役柄については、どういう風に捉えていますか?

今回は、精神崩壊者というか精神異常という役なので、一般的に「これが普通」とされている事が度外視されていて、逆に何をしていても正解というか……。一つの行為に対する答えがとても沢山あるんです。だから今は、自分なりの“ヴォイツェクの決まり事”のようなものを探していく作業をしています。例えば、「人がこう寄ってきた時にはこうしてしまう」とか「静かになるとすごくうるさく感じる」とか……。

◆山本さんは数多くのミュージカルや音楽劇に出演されていますが、今回の音楽に関しての印象はいかがですか?

今回は何と言ったらいいんでしょうか……、ラテンでも、もちろん日本のリズム感でもなく、惹き込まれる音楽。どこか奇妙で、全てがヴォイツェク自身の「普通のところにいかない」というミステリアスな世界観に向かっている様な感じがします。素晴らしい音楽だと思います。

◆共演される内縁の妻・マリー役のマイコさんの印象は?

マイコさんの立ち姿や居方なんかは、スッとした透明感や品があって目を惹くものがあります。そういうところが今回の娼婦という役柄でどういう風に変わっていくかが楽しみですね。

◆内縁の妻の浮気から、疑心暗鬼になるという話ですが、山本さんご自身がもし同じ立場なら……?

僕自身奥さんはいませんが……、今の時代でいうと、やっぱり女性も頑張って生きていける時代ですよね。そんな女性を引っ張っていけるように、自分への誇りや自信はきっちり持っておかないといけないんだなと思います。僕はそうならないようにがんばりたいですね。やっぱりイヤですもんね(笑)。

◆不倫や幻覚、幻聴など重いテーマを扱う今回の作品ですが、どういった方に観てもらいたいですか?

少しでも興味を持ってくれた方にはもちろん観て欲しいのですが、重厚な世界観とはいえ、僕たちはエネルギーを出して舞台に上がるので、絶対にエネルギーを持って帰っていただけると思うんです。だから「少し疲れたな~」という方でもきっと楽しんでいただけると思います。このミステリアスな、滑稽な世界に惹き込まれた人たち全てが(この作品との)出会いだと思うので、そう感じた方にも観に来て欲しいです。

悪しき社会が生み出したコンプレックスとフラストレーションに押しつぶされ、破滅していく男。彼のギリギリの精神状態を、俳優として更なる進化を遂げている山本耕史が一体どのように演じきるのか期待したい!

【山本耕史Profile】
1976年、東京都生まれ。芝居はもちろん、歌・ダンスと三拍子揃った実力派としてTVドラマ、舞台、映画などで活躍中。またミュージシャンとしてもライブ、CD制作などの活動を行っている。近年は演出も手掛けており、その活動の幅を広げている。
主な出演作は【ドラマ】「ひとつ屋根の下 1.2」(93・97CX)、「華麗なる一族」(07・TBS)、「激流」(13・NHK)、「ぴんとこな」(13・TBS)、【映画】「ステキな金縛り」、「はやぶさ HAYABUSA」(11)【舞台】「ドリアングレイの肖像」(09)、「テンペスト」(11)、「ロックオペラ モーツァルト」、「おのれナポレオン」(13)など。

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音楽劇『ヴォイツェク』

音楽劇『ヴォイツェク』

【公演日】2013.10/25(金)~27(日)全4回公演
【会場】シアターBRAVA!
※大阪市中央区城見1-3-2
(地下鉄「大阪ビジネスパーク駅」1号出口すぐ、JR「大阪城公園駅」より徒歩5分)
【出演】山本耕史/マイコ/石黒英雄 良知真次/池下重大 青山草太/
日比大介 駒木根隆介 加藤貴彦/半梅一晃 春海四方/真行寺君枝/今村ねずみ 団時朗
【原作】ゲオルク・ビューヒナー
【脚本】赤堀雅秋
【演出】白井 晃
【音楽】三宅 純
【料金】S9000円、A8000円 ※全席指定、未就学児童入場不可
【チケット】発売中
【問合せ】キョードーインフォメーションTEL.06-7732-8888(10時~19時)
【公式サイト】 http://www.tbs.co.jp/act/event/woyzeck/
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◆音楽劇『ヴォイツェク』ペア招待券(10/25(金)19時公演)を1組2名にプレゼント!◆
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