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フードロス削減を目指して節約にも!「食べる」を見直す新習慣とは

2021.01.15

フードロス削減を目指して節約にも!「食べる」を見直す新習慣とは

まだ食べられる食材が捨てられる「フードロス」が問題になっています。地球環境のためなのはもちろん、余分に買わないので節約にもなります。大きな問題のように思いますが、私たちが家庭で出すごみが減ることも、そのまま解決への一歩になるはず。できることから始めませんか。

フードロスとは

フードロス
「フードロス」「食品ロス」という言葉を最近よく耳にします。食品廃棄物から不可食部を除いた、本来まだ食べられるのに破棄される食品のことです。

現代は飽食の時代とも言われ、日本でもフードロスは年々深刻な社会問題になっています。
最近では節分の恵方巻やクリスマスケーキがスーパーやコンビニで大量に処分されていることから、予約制にするなど、各企業でも対策を考えているようです。

フードロスで引き起こされる問題

フードロス
世界で食べるために生産される食料は約40億トンですが、そのうちなんと約1/3にあたる約13億トンがフードロスとなって廃棄されているのだとか。
さらに農林水産省によると日本のフードロスの量は年間612万トン(2017年調べ)で、これは1人当たり約48kg。毎日私たちがお茶碗一杯分(約132g)のご飯を処分しているのと同じ量なのだそうです。

これらの数字を見ると「もったいない」と思ってしまいますが、フードロスによって引き起こされている問題に目を向ける必要もありそうです。

食糧不足とその原因

フードロスは日本をはじめ、世界の中でも先進国に起こりやすいと考えられます。食べ物が捨てて余るほどある国々がある一方で、飢餓や貧困に苦しむ人々が多い国々があるのも現実です。世界には食べ物はあるのに、必要な人へ食べ物が行き届かないという問題が起き年々深刻化しているのです。

先進国が大量に食料を生産し、足りないものは輸入をすることが原因のひとつです。
また生産よりも加工や流通、消費の段階で食品ロスの方が多いとか。それは先進国では生鮮食品に設けられた「外観品質基準」があり、この厳しいルールに適さなければ破棄に繋がってしまうからだそうです。

環境問題の加速

フードロスと環境問題は、切っても切れない関係があります。
食品を生産する際や、処分する際に排出される大量の温室効果ガスによるもので、その量は年間36億トンとも言われ、気候変動の原因のひとつと考えられています。

経済の無駄遣い

食べられずに捨てられてしまう食品であっても、生産過程や流通においてたくさんのコスト、人の手や時間が掛かっています。それらをもっと有効活用できることを考えると、多くの経済的な損失、無駄遣いをし続けていることも無視できません。

今日からでも始められる家庭でできること

フードロス
食事は毎日するものですし、自炊する人も多いでしょう。そんなときに私たちができる簡単なアクションをご紹介します。

買い過ぎない

家庭でも外食でも、自分たちが食べる量を把握し、適量を購入したり注文することを心がけること。よく言われることですが、まずはそこから。
特にスーパーでのセールはいつもより安くなっていると、まだ家にあるのについ追加購入してしまいがち。結局、消費し切れずに廃棄してしまうこと、誰でも一度は思い当たるのではないでしょうか。出掛ける前に冷蔵庫をチェックすると買い過ぎを防止できる効果もありオススメ。

丸ごと使い切る

食べ物は全て余すところなくいただくという「一物全体」の考え。葉や根などもスープにする、保存食にするなど工夫して使い切るように。
特に野菜の皮と実の間は、たくさんの栄養素が凝縮された部分。一物全体に沿った食べ方は、食材を大切にするのと同様に、体にとっても嬉しい食べ方なのです。

外食や商店でできる対策とは

フードロス
飲食店などを利用する際に、心がけたいフードロス削減の取り組みにはどのようなものがあるでしょうか。消費者にとってもメリットがあるサービスも多いため、楽しみながら取り組めるのもいいですね。

商品棚の前から取ろう

コンビニやスーパーの陳列で、賞味期限の近いものを手前に並べるのは多くの人が知っているために、奥から取って購入する人も少なくないのだとか。
そうすると結果的に、前に並んでいた商品が売れ残りフードロスに繋がることも問題視されています。
そういったロスを防ぐため、賞味期限の近いものを購入すると消費者にポイントが還元されるなどの「食品ロス削減プログラム」を実施するコンビニもあります。

持ち帰りができるお店を選ぶ

今までは衛生管理が不安などの理由で、持ち帰りを禁止する飲食店がほとんどでした。
新型コロナウイルス感染症拡大への対策として持ち帰りメニューや宅配サービスを始めたお店も多く、容器を用意していること。さらにフードロス削減を意識する店舗も増え、持ち帰りのハードルは下がってきているようです。
もちろん食べ切れる量を注文するのは前提ですが、それでも多い場合は無理せず持ち帰りを希望する、その際はなるべく早めに食べるなどを心がけるようにしたいですね。

アプリやサイトを活用

最近注目を集めているのが、フードシェアリングサービス。
飲食店の売れ残り商品を安くで購入できる『TABETE』、廃棄になってしまいそうなパンなどを積極的に扱うパン専門通販サイト『rebake』、食品メーカーの賞味期限間近の商品などを安価で購入できる『Otameshi』など探せば様々なサービスが!
売れ残りを抱えてしまった販売側と、お得に手に入れたい消費者を繋ぐサービスに注目です。

まとめ

フードロスの現状や削減のヒントなどをご紹介しました。
一度意識し始めると、できることがいかにたくさんあるか気付くはず。
また無駄な廃棄を無くすための工夫は、私たち消費者にとっても節約になる上、より多くの人に食べ物が行き届く助けになり、引いては地球環境への向上にも繋がるなんて嬉しいこと尽くしなのです。


榎田 京(mia)

ライター

榎田 京(mia)

ナチュラルライフ探求ライター/オーガニック料理ソムリエ。旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページのグルメ記事を主に担当。今は自然に沿った生き方を実践しつつ各媒体で執筆中。海のある暮らしに憧れています。

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