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《冷え対策&免疫力アップ》毎日の養生法で冬を快適に過ごす

2021.01.03

《冷え対策&免疫力アップ》毎日の養生法で冬を快適に過ごす

寒さや乾燥、ウィルスの活性化など、心も体も多くのリスクにさらされる冬。一年の中でも、特に養生したい季節の到来です。でもしっかりと自分に向き合い丁寧なセルフケアをすることで、快適に過ごせるはずです。楽しみながら自分を労わる時間を持つことを始めませんか。

「蓄えの冬」の過ごし方

冬のセルフケア
漢方の考えでは冬は「閉蔵」の季節といい、エネルギーや栄養分を蓄える時期なのだそう。
冬の間、動物たちが、土の中などで活動を停止しジッと過ごして「冬眠」しますが、あれも自然界のルールに沿ったあり方なのだと納得できます。

私たち人間も冬眠こそしませんが、体内の活動は滞りがちに。
夜はよく眠り、日中もできるだけゆっくりと穏やかな気持ちで過ごすことが大切になります。無理をしてエネルギーを消耗することなく、期待以上にできない自分をおおらかな気持ちで許し、心も体力も温存する気持ちで。

また春に向けてエネルギーを蓄える必要があるので、食事もこの時期に必要なものを積極的に摂りましょう。

腎を守り労わる

冬のセルフケア

厳しい寒さで特に弱りやすいのは、腎。
東洋医学の考え方「五行説」でも、冬は腎と深い関わりがあるとされています。
それも西洋医学的な腎臓だけでなく、副腎の機能も含め、根本の生命エネルギーを指しています。
腎臓の働きが弱くなると、まず血液中の老廃物のろ過や排せつが十分にできなくなり、体内にそれら不要物が蓄積されていきます。そして、免疫機能の低下に繋がり体をウィルスなどの外敵から守る力も弱まるというわけです。

腎を守り労わる習慣を続けることが、冬のセルフケア(養生)に繋がるとも言えますね。
まずは、腎に直接働きかけるセルフケアを知っておきましょう。

腎臓を温める

腎臓を直接温めると、働きが活性化し免疫力向上にも繋がるといわれています。
腹巻きやカイロ、そして腰に手を当てて背中側にある腎兪(じんゆ)というツボを刺激してあげましょう。

腎をケアするアロマ3つ

腎の働きを促し、ケアする効果が期待できるエッセンシャルオイルはいくつもあります。
今の自分にピッタリな香りを見つけて、夜の静かな時間にゆったりとした気分でマッサージを施すなど、弱りがちな冬の腎を労わってあげて。

【1】「シダーウッド」
水分代謝を高め、余分な水分の滞りを改善してくれるとされており、腎は全身の水分バランスを司っているためより効果を期待できます。神秘的な木の香りで体を温めると同時に、疲れた体と心に気力をもたらしてくれるでしょう。

【2】「ジャスミン」
女性に人気の、甘く華やかでエキゾチックな香り。腎に働きかけ生殖機能を高めるのだとか。また心を落ち着かせ、整えてくれる作用もあるそうなので、気持ちがソワソワするときなどに使いたいですね。また女性特有のトラブルにも効果が期待できます。

【3】「ジュニパーベリー」
深い森にいるような爽やかな香りで、心身ともに温め活性化してくれます。浄化作用がとても強く、ネガティブな感情など精神面も浄化してくれるのだとか。

冬に食べたい腎に効く食材

冬のセルフケア

冬の心と体をケアするために摂りたい食材も、いずれも腎に関わるものです。

意識したいのは、「腎を補う食材」と「腎を温める食材」。
どれも手に入れるのが難しいとか、高級過ぎるものではなく、誰でも気軽にスーパーマーケットなどで購入できます。ただ体のことを想うなら、できる範囲でいいので栽培法に気を付けたオーガニックや特別栽培のものを選びたいですね。

▼アロマの取り入れ方に関する記事はこちら
《アロマのある豊かな暮らしのヒント》手軽なものからグッズで楽しむ方法まで

腎を補うもの

アントシアニン、ルチンなどポリフェノールを多く含む「黒い色」が食材を選ぶポイントに。
ポリフェノールには体温を上げ血液を増やすなどの作用もあり、特に私たちの冬の体には嬉しい食材です。

【腎を補う食材】
黒米・黒豆・黒きくらげ・ひじき・海藻類・しいたけ・そばなど

腎を温めるもの

中医学では体を温める「気」を「陽気」といい、冬にはその陽気が不足しがちなのだとか。
食べ物で陽気を補い、腎を温める効果があるものを選びたいですね。

【腎を温める食材】
うるち米・もち米・かぼちゃ・じゃがいも・ブロッコリー・キャベツ・牛肉・鶏肉・羊肉・エビなど

もちろんこれらはほんの一部です。冬に市場に出回る旬の食材はそのときの体に必要なものが多いということも、覚えておきましょう。

寒さと乾燥が体の負担に

冬のセルフケア

厳しい冬の間は外気にさらされるだけで、体力を消耗し肌もカサカサになるという人もいるでしょう。
寒さと乾燥から身を守る対策をし、一日のうちにそれらを受けた心や体を丁寧にケアするだけで、日々の体感が違ってくるはず。

冷え対策

寒さが増してきたら、常に冷え対策を念頭に。年中冷えを抱えていたり、寒さのせいで冬が苦手な女性は特に念入りに冷え対策を行うことで、心も体もぽかぽかとした快適な冬が過ごせるはず。

・カイロ使い
冬の間は携帯している人は多いかもしれませんが、カイロは効果的な位置に貼ることも意識して。
主に大きな血管が集まるお腹や腰、おしりに貼ると温まるのにより効果的です。

▼カイロの効果的な使い方に関する記事はこちら
使い捨てカイロは貼る場所によって効果が違う?《つらい冷え性対策に》

・腹巻
最近では年中腹巻を推奨している医師もいるくらい、体の臓器を守り温めるのに腹巻は重宝します。腹巻にカイロを入れるポケットがついたもの、腹巻型のスパッツなども長さやサイズが豊富に販売されているので、自分にとって快適で温かいお気に入りを見つけて身に着けましょう。

心も体もゆったりがカギ

動物たちが冬場は冬眠して過ごすように、私たちもできる範囲でゆったりと過ごすことが大切。
何もしないと罪悪感を感じてしまう、時間がもったいないと感じてしまう人もいるかもしれませんが、この時期の「ゆったり」は春に向けてのエネルギーチャージ。生産性のある時間と捉えて、気兼ねなくゆっくり過ごしましょう。

ただボーッとするのではなく、お気に入りのホットドリンクをお供に映画を見るなど、心の潤いもチャージもしてあげるとより効果が高まりそうです。

まとめ

冬の間に心がけたいセルフケア(養生)についてご紹介しました。
体の免疫力が低下する冬だからこそ、毎日コツコツ体を温め、免疫力を高める食事や過ごし方を心がけたいですね。
毎年冬にはインフルエンザが流行しますが、今年は新型ウイルスの感染拡大も予想されています。
不調とは無縁に快適な冬を過ごすため、セルフケア(養生)を始めてみてはいかがでしょうか?


榎田 京(mia)

ライター

榎田 京(mia)

ナチュラルライフ探求ライター/オーガニック料理ソムリエ。旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページのグルメ記事を主に担当。今は自然に沿った生き方を実践しつつ各媒体で執筆中。海のある暮らしに憧れています。

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