目次
家にあるものを使う方法(手軽さ★)
精油(エッセンシャルオイル)さえあれば、家にある身近なものを使ってアロマを楽しむことが可能です。
ティッシュやハンカチ
ティッシュやハンカチに1、2滴垂らし、香りを拡散させて楽しむ方法。ぐっすり眠りたいなら枕元、集中して仕事に励むときにデスクの上に、など家でも外出先でも簡単に、香りの効能を受け取ることができるのが魅力です。
ただハンカチの場合は精油によってはシミになりやすいので、最初は古いハンカチなどで試すのがオススメ。
マグカップや洗面器
マグカップなどの耐熱容器に熱湯を半分ほど注ぎ、精油を1、2滴入れる方法もあります。
湯気とともに香りを楽しむ「拡散法」もよし、目を閉じて蒸気を吸う「吸入法」や頭からタオルをかぶって蒸気を顔に当てる「フェイシャルスチーム」などさまざまな楽しみ方があります。ちなみに吸入法とフェイシャルスチームの場合は、1から3滴まで落とすことが可能です。
浸かったり当てたりして体をケア(手軽さ★)
より体をケアする目的でアロマを取り入れるなら、沐浴法やタオル湿布などの方法も。
浸かってリラックス
お湯に精油を加え、入浴したり体の一部を浸ける方法を「沐浴法」と呼びます。全身浴や半身浴など湯量の多い場合は、精油がお湯に溶けにくいため少量の天然塩や、ホホバ油・マカダミアナッツ油などの植物油(キャリアオイル)に混ぜてから使うといいですよ。
精油の量は全身浴(1~5滴)、半身浴(1~3滴)、足や手などの部分浴(1~3滴)を目安にしてください。
タオル湿布を当てる
1~3滴の精油を落としたお湯(または水)で温めた(または冷やした)タオルを、体の気になる部分に当てる方法で、精油の成分が肌へ徐々に浸透していきます。頭痛や生理痛には温湿布、打ち身などの腫れや炎症には冷湿布が効果的とされています。
お気に入りのグッズを取り入れる(手軽さ★★)
さらに本格的にアロマを楽しむなら、雑貨店で購入できる様々なグッズ選びから。使う空間や目的によって、ぜひあなたにピッタリなものを探してみて。
アロマストーン
微かな香りが好きな人やアロマ初心者さんには、火や電気を使わないアロマストーンはいかが。
素焼きの陶器、石膏や珪藻土などで作られたストーンに、精油を数滴染み込ませて好きな場所で楽しめます。火や電気の心配をすることもない手軽さが人気。
円形からプルメリアなど花や動物をかたどったものなど形も様々で、選ぶのも楽しみのひとつです。
アロマキャンドル
漂うアロマと揺らめく炎、ダブルの癒し効果が楽しめるアロマキャンドル。
グッズの中でも恐らく一番手に入りやすいものではないでしょうか。香りや色など種類豊富なので、部屋に合わせて選んでみては。またその華やかな存在感は、ギフトとしても喜ばれます。
アロマディフューザー
好みの香りで部屋をいっぱいにしたいなら、アロマディフューザーがオススメです。
雑貨店などの店頭で見かける、蒸気に乗った香りが漂ってくるポットのようなもの。このタイプは水を使って使用する「超音波式」で、ほかにもボトルを直接セットして使う「ネブライザー式」、熱で温めて香りを拡散する「加熱式」などがあります。
それぞれにお手入れの方法や、精油・アロマオイルの使用量、値段などに違いがあるので、店員さんに聞いたり、事前に調べてから買うのがいいでしょう。
アレンジ自在な手作りの香り(手軽さ★★★)
アロマの魅力を知り、「好きな香りを日常いつでも楽しみたい!」、そんなあなたは手作りのアロマスプレーや化粧品を試してみて。
アロマスプレー
好きなときにシュッシュとお気に入りの香りを楽しめるアロマスプレー。
気分転換やルームスプレーとして、またデオドラントや殺菌など植物の効能を活かした使い方もできます。材料をそろえるのが面倒に感じるかもしれませんが、作り方はいたって簡単! 慣れると5分程度でできますよ。
・精油:10~15滴
・無水エタノール:5ml
・精製水:45ml
・スプレー容器
・計量カップ
・ガラス棒 あれば
【作り方】
1.容器に無水エタノールを入れ、精油を加える
2.容器を振るかガラス棒があれば使ってよく混ぜる
3.さらに精製水を加えて混ぜ合わせる
※無水エタノールは精油を溶かすために入れるので、必ず先に入れること
※精油をブレンドしたい場合は足して10~20滴程度になるように
ほかにも天然塩やハチミツ、重曹と混ぜて作るアロマ入浴剤や、精油と植物油(キャリアオイル)を混ぜて作るマッサージオイルなど、身近な化粧品やケアグッズを好きな香りで手作りすることができます。
まとめ
アロマのある豊かな暮らしのヒント、いかがでしたか。
いずれも簡単にできることばかり。好きな香りを生活に取り入れることのメリットは、ぜひ実際に試して実感して欲しいところです。
後は香りをリサーチし、あなたの心や体が求めている香りを知ることも大切です。好きな香りに包まれることで、気分転換やリラックス度が深まるはず!