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高知県四万十町の魅力を、スイーツを通して発信している「四万十ドラマ」。今回は、2025年10月15日(水)に「阪神梅田本店」地下1Fにオープンした「四万十ドラマ 阪神梅田店」(大阪府大阪市北区梅田)をご紹介します。
●おいしいモンブランを探している
●和菓子に目がない
「四万十ドラマ」はブランド栗「しまんと地栗(じぐり)」を使ったスイーツが人気のお店なので、ぜひチェックしてください!
ブランド栗「しまんと地栗」とは?
日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい四万十川中流域で育った「しまんと地栗(じぐり)」は、大きくて甘いことが特徴。
実際に「しまんと地栗」(写真左)を見せてもらうと、一般的な栗よりも明らかに大きくてびっくり! こんなに大きいのに甘いなんて、栗好きには見逃せませんよね!
この「しまんと地栗」は、半世紀前には年間500トン以上採れていましたが、農家の高齢化や担い手不足などの影響で現在は約30トンまで激減。そんな中、栗産業の消滅を危惧した「四万十ドラマ」が地域資源を生かし、地域を活性化するべく立ち上がり、栗の植樹や商品開発を手がけ、数々の栗スイーツを生み出していきました。
「四万十ドラマ 阪神梅田店」オープン
「高知や四万十のことをもっと知ってもらいたいので、四万十で採れる素材を使っておいしいものを作っています」と話してくれたのは「四万十ドラマ」の畦地剛司社長。そんな思いを関西に発信するため「四万十ドラマ 阪神梅田店」が「阪神梅田本店」地下1Fにオープンしました。
オープン日には、四万十川のほとりにある同店の系列カフェを訪れたお客さんの姿もあったそう。「実際に四万十に来られたことがあるお客様が、阪神梅田店にも買いに来てくださって、とても嬉しかったです!」(畦地社長)。オープンして間もない取材日にもたくさんのお客さんが行列を作っていました。
イチオシの「しまんとプルミエモンブラン」と「くりもち」を実食
今回は、同店イチオシの「しまんとプルミエモンブラン」と「くりもち」を実食しました!
1ミリで絞った栗ペーストがとろける「しまんとプルミエモンブラン」
「しまんと地栗」と砂糖だけで作られた栗ペーストを1ミリの細さで絞った「しまんとプルミエモンブラン」(1個・1,080円)。美しいモンブランに添えられるのは大きな栗の渋皮煮。とても上品な見た目のモンブランに思わずうっとり♪
まずは気になる中身(土台)をチェック! なんと栗ペーストの中に閉じ込められているのは生クリームのみ。素材の味を大切にするため、生クリームは無糖で、タルトやスポンジ生地などは入れていないとのことです。
そして口に運んでみると、栗の味わいたっぷりのペーストとあっさりした生クリームが口の中でとろけていきます! 栗ペースト×生クリームというシンプルなのに濃厚な絶品モンブラン! ぜひ食べてみてほしい逸品です。
なめらかな栗あんとふんわりお餅が美味しい「くりもち」
今回の阪神梅田店オープンのために企画開発された新商品の「くりもち」(1個・351円)。こちらは栗ペーストと白あんで作った特製栗あんに、モチモチのお餅を閉じ込めています。
甘くなめらかな栗あんとモチモチふわふわのお餅の相性が◎! あまりの美味しさにぺろりといただけますが、食べ応えもしっかりとありますよ。
4個入り(1,383円)・6個入り(2,042円)・8個入り(2,722円)のお得なセットもあり、手土産にもおすすめです。
他にも栗スイーツがたくさん!
店頭には「しまんとプルミエモンブラン」や「くりもち」の他にも、サブレにモンブランクリームを手絞りした「焼きモンブラン」や、栗と砂糖だけの濃厚栗きんとん「ジグリキントン」など栗を使ったスイーツがずらり。栗好きにはたまらないラインアップです。
今後は「しまんと地栗」以外にも、「人参芋」と呼ばれるサツマイモや、お茶など、四万十の名産品を使ったスイーツも展開する予定です。
素材の味を楽しめる絶品栗スイーツをぜひ
今回試食した「しまんとプルミエモンブラン」と「くりもち」はどちらも栗本来の味わいを楽しめるスイーツです。
「四万十ドラマ」の畦地社長によると、「原材料はシンプルに、引き算を意識して、素材のおいしさを活かした商品づくりにこだわっている」とのこと。
栗本来の味を楽しみたい方は、「四万十ドラマ」の栗スイーツをぜひ一度味わってみてください。
※撮影:編集部
○店舗情報
店名:「四万十ドラマ 阪神梅田店」
住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店 B1F 阪神食品館(MAP)
営業時間:10:00〜20:00
・公式サイト
・Instagram