2025年11月21日(金)~12月14日(日)まで、「鹿王院夜の特別拝観2025」が「覚雄山鹿王院」(京都府京都市右京区嵯峨北堀町)にて開催されます。
「鹿王院夜の特別拝観2025」開催
足利義満が創建し、京都十刹第五位の格式を誇ったものの、応仁・文明の乱で焼失した「宝幢禅寺」。その中で唯一再建された塔頭が「鹿王院」です。
そんな洛西屈指の古刹・名刹である「鹿王院」の平庭式の枯山水庭園は、嵐山を借景し、京都市指定名勝にも選ばれています。山門から中門に続く石畳の参道と共に、隠れた紅葉の名所です。
より格調高く演出するライトアップ
夜の特別拝観で境内を照らし出す照明は、現実から仏の世界へと導く光の路を、足元灯で描き出します。仏牙舎利を安置する「舎利殿」をはじめ、庭園の紅葉、竹林、松、モッコクなどを柔らかい光で包み込む、禅寺の魅力を存分に生かした格調高いライトアップが特徴です。
また、1日限定150名のみが夜間拝観に参加することができるので、人混みや喧騒から離れて、ゆったりとした雰囲気の中で紅葉が楽しめます。
茶室でお抹茶と和菓子のおもてなし
特別拝観料には、お抹茶と鹿王院オリジナル和菓子も含まれています。茶席で、紅葉を眺めながら心静かに深まる秋を感じ取れます。
また、11月25日(火)には篠笛奏者・佐藤和哉氏による演奏が、11月30日(日)と12月7日(日)には嵯峨大念仏狂言によるショート演目が観覧できる、プレミアム拝観も。日本だからこその紅葉狩りを楽しみたい方は、ぜひプレミアム拝観もチェックしてくださいね。
「鹿王院」の茶室で夜の紅葉と静寂を愛でる、特別な時間を過ごしてみませんか?
期間:11月21日(金)~12月14日(日)
時間:17:00~19:30(最終受付19:00)
人数:1日限定150名(事前申し込み制)
特別拝観料:3,500円 ※茶道速水流お抹茶・鹿王院オリジナル和菓子付き
※【画像・参考】「京都文化・芸術・スポーツ振興会」
○スポット情報
スポット名:「鹿王院」
住所:京都府京都市右京区嵯峨北堀町24(MAP)
拝観時間(通常):9:00~17:00
定休日:無休
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