目次
7・8・9月に大阪で開催されるさまざまな夏祭りを紹介します。伝統的な神事が行われるお祭り、迫力のあるだんじりが走るお祭り、地域色のある特別な体験ができるお祭りなど、大阪の個性的な夏祭りを集めました。
●いつもと違う夏祭りに参加してみたい方
●季節を楽しむデートを計画中の方
ぜひ、ご紹介する大阪の夏祭りで、季節感のある特別体験をお楽しみください♪
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください
【2025年】わいわい盛り上がれる!大阪のおすすめ夏祭り12選
1.【大阪市北区】天神祭

大阪の夏祭りといえば、忘れてはいけないのが、「大阪天満宮」(大阪府大阪市北区天神橋)の「天神祭」ですよね。「日本三大祭り」や「大阪三大夏祭り」のひとつであるとされ、毎年府内外から100万人近い参加者が集まる規模の大きさでも知られています。

「天神祭」は6月下旬〜7月25日まで諸行事が行われますが、7月25日の本宮祭では、陸渡御や船渡御などに加え、奉納花火が行われます。100隻あまりの船が行き交う様子や、盛大に打ちあがる花火は特別感満載! 花火独特の光と音で大阪の夜が一気に盛り上がります。たくさんの縁日も並び、夏祭りならではの匂いや雰囲気が味わえますよ。浴衣姿の参加者も多く、とても華やかな印象のあるお祭りです。
口コミ・レビュー

(@miocamp1966さん)
【開催日時】
開催日:2025年7月24日・25日(金)
※雨天決行・荒天等のため実施できない場合は中止
開催時間:行事により異なる ※詳細は公式サイトを確認
(船渡御 出発:25日18:00~、奉納花火:25日19:30~)
スポット名:「天神祭」
住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス:Osaka Metro「南森町駅」徒歩4分
電話番号:06-6353-0025
・公式サイト
・公式Instagram
2.【大阪市北区】第12回 梅田ゆかた祭2025

2012年から「梅田の夏の風物詩」を目指すエリアイベントとしてスタートしたのが「梅田ゆかた祭」(大阪府大阪市北区)です。毎年7月に開催され、「グランフロント大阪」や阪急茶屋町会場など、梅田の5つの会場でそれぞれ楽しいイベントが行われます。
メインとなる7月19日(土)・20日(日)の2日間に「うめきた広場」で開催される「ゆかたde盆踊り」は、注目度の高いおすすめイベント。演歌からポップな音楽までバリエーション豊かな音楽に身をゆだねる、世代を問わず楽しめる盆踊りになっていますよ♪ 各エリアで催されるイベントも個性的で、昼も夜も楽しめるHAPPYが満載の夏祭りです。
【開催日時】
開催日:2025年7月1日(火)~31日(木)
開催時間:会場により異なる
※詳細は公式サイトを確認
※【画像・参考】「阪急阪神不動産」
3.【大阪市中央区】氷室祭(夏祭)

毎年7月20日~21日に、「難波神社」(大阪府大阪市中央区博労町)で行われているのが「氷室祭」です。氷に関する故事に由来されるお祭りで、現代でもお祭りの日には氷柱が奉納されていますよ。奉納された献氷は、夕方にはかちわり氷にして参拝者に振舞われます。この氷をいただくと夏負けしないのだとか。お祭りに参加したい方は、ぜひ夕方を狙ってみてくださいね。

夜にはたくさんの屋台が並ぶほか、奉納太鼓演奏が行われ、迫力のある音や日本のお祭りらしい雰囲気を味わうことができます。「本町駅」や「心斎橋駅」からも歩いて行ける範囲にあり、お出かけしやすいのもおすすめポイントです。
【開催日時】
開催日:2025年7月20日(日)〜21日(祝・月)
開催時間:未定
スポット名:「難波神社」
住所:大阪府大阪市中央区博労町4-1-3
アクセス:Osaka Metro「心斎橋駅」・「本町駅」各徒歩5分
電話番号:06-6251-8000
・公式サイト
4.【大阪市中央区】玉造稲荷神社 夏祭り
駅から近く、参加しやすい夏祭りを探している方におすすめなのが、「玉造神社」(大阪府大阪市中央区玉造)で行われる夏祭りです。普段は静かで落ち着いた雰囲気のある境内ですが、夏祭りが行われる7月15日(火)と16日(水)の2日間は、たくさんの屋台が並ぶ賑やかな光景が広がります。どこからともなく聞こえてくるだんじり囃子に、大人もワクワクしますよ♪
「玉造神社」では境内で、伝統野菜である玉造黒門越瓜を栽培しています。7月16日(水)は18時から「くろもん寿司」として越瓜を使ったお寿司が振る舞われます。みずみずしい大阪の夏の味を満喫してくださいね! 演芸奉納やビンゴゲーム大会、こどもみこしなども開催される、楽しみいっぱいの夏祭りです。
【開催日時】
2025年7月15日(火)~7月16日(水)
秋田實奉納演芸:7月15日(火)19:00~
なにわの伝統野菜・玉造黒門越瓜食味祭:7月16日(水)18:00~
神楽奉奏(夏越):7月16日(水)17:00~21:00
5.【大阪市天王寺区】生國魂祭

「いくたまさん」の愛称で親しまれている「生國魂神社」(大阪市天王寺区生玉町13-9)の夏祭りが「生國魂祭」です。大阪三大祭のひとつとされ、7月11日・12日ともに、境内での枕太鼓などの引き回しが見られます。メインとなるのは12日の本宮祭で、「生國魂神社」から「大阪城」まで、お神輿を担いで渡る姿が見学できます。枕太鼓や獅子舞、祭礼装束に身を包んだ奉仕者などが大勢で練り歩く姿は、非日常感があり見ているだけでも楽しいですよ!
※2025年の生國魂祭渡御巡幸は徒歩でなく、車両での巡幸に変更になりました
生國魂祭当日は、大規模な交通規制が行われるため、余裕を持ったスケジュールでの参加がおすすめ。参道にはたくさんの屋台が並び、お祭りフードを楽しみたい方にもぴったりです♪
【開催日時】
開催日:2025年7月11日(金)〜12日(土)
開催時間:未定
スポット名:「生國魂神社」
住所:大阪市天王寺区生玉町13-9
アクセス:Osaka Metro「谷町九丁目駅」徒歩4分
電話番号:06-6771-0002
・公式サイト
・公式Instagram
6.【大阪市西成区】だいがく祭

「生根(いくね)神社」(大阪府大阪市西成区玉出西)で毎年7月24日・25日に行われているのが「だいがく祭」です。 “だいがく”とは、大きな棹(さお)にたくさんの行燈が並べ掛けられた山車で、現在は大阪では「生根神社」に残るもののみとなっています。「だいがく祭」では、大阪府指定有形文化財にも指定された、貴重なだいがくがお披露目されます。
打ち上げ花火のような派手さはありませんが、夜空に浮かぶいくつもの行燈は妖艶でとても美しく、夏の情緒あるお祭り風景が楽しめますよ。祭りの開催日が「天神祭」と重なっていますが、伝統的なだいがくや屋台が楽しめる「だいがく祭」も一見の価値ありです!
口コミ・レビュー

(@t.ari373さん)
【開催日時】
開催日:2025年7月24日(木)〜25日(金)
開催時間:だいがく担ぎ19:30~22:00
スポット名:「生根神社」
住所:大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
アクセス:Osaka Metro「玉出駅」、南海「岸里玉出駅」各徒歩3分
電話番号:06-6659-2821
・公式サイト
・公式Instagram
7.【大阪市平野区】 杭全神社 夏祭

「杭全神社」(大阪府大阪市平野区平野宮町)では、毎年7月11日から14日まで、4日間にわたり「夏祭」が開催されます。お神輿に加えて、布団太鼓の太鼓台やだんじりまで登場する、賑やかで見どころが多いのが「杭全神社」の「夏祭」の魅力です。お祭りの詳細なスケジュールは公式ホームページに記載されているため、お祭りに行く前には要チェックです。
「夏祭」で最も賑わうとされるのが、13日の19時から行われるだんじりの宮入です。約4時間半をかけて、各地域の9基のだんじりが次々と宮入する様子はまさに圧巻。それぞれのだんじりで動きや装飾などが異なり、はじめてだんじりを見る方でも十分楽しめますよ♪
【開催日時】
開催日:2025年7月11日(金)〜14日(月)
開催時間:行事により異なる
8.【大阪市住吉区】住吉祭

「住吉大社」(大阪府大阪市住吉区住吉)の神事のなかでも、特に規模が大きいのが「住吉祭」です。7月30日から8月1日までの3日間で開催され、「大阪三大夏祭り」のひとつを楽しもうと、毎年府内外から多くの方が集まります。「住吉祭」は、大阪中をお祓いして清める意味がこめられており、神事の内容もほかのお祭りとはひとあじ異なるのがポイント。
7月31日に行われる「夏越祓神事」では、時代衣装に身を包んだ夏越女・稚児らが茅の輪(ちのわ)をくぐる儀式が行われ、とても雅で厳かな雰囲気が漂います。8月1日には、約2トンの重さがあるお神輿を担いで反橋を渡る迫力満点の「神輿渡御」もあります。3日間とも「住吉祭」でしか見られないような神事ばかりで、連日参加したくなる夏祭りですよ。
【開催日時】
開催日:2025年7月30日(水)〜8月1日(金)
開催時間:行事により異なる
9.【八尾市】恩智まつり

毎年8月1日は、「恩智まつり」の愛称で知られる「恩智神社」(大阪府八尾市恩智中町)の「夏季大祭」が行われます。お祭りの目玉となるのが布団太鼓の宮出で、重さ約2トンにもなる布団太鼓が神社の131段の急階段を勢いより駆け下りる様は、息をのむド迫力です。声や音などが入り混じる熱気のあるお祭りですよ!
「恩智神社」は恩智山の中腹にあり、本殿前には無病息災や旅行安全、縁結びなどさまざまな良縁に導くとされる雄雌の「神兎(なでうさぎ)」が並ぶちょっぴり珍しい神社です。「恩智まつり」に参加する際には、本殿前のかわいい「神兎」を撫でるのもお忘れなく!
【開催日時】
開催日:2025年8月1日(金)
開催時間:行事により異なる
10.【岸和田市】岸和田だんじり祭(9月祭礼)

毎年メディアでもたくさん報道され、全国のお祭り好きの方からも注目を集めるのが、「岸和田だんじり祭」(大阪府岸和田市)です。「岸和田だんじり祭」は、9月と10月の2回に分けてそれぞれ異なる地区が担当して行われ、9月は岸和田地区と春木地区がだんじりを担ぎます。

大きく重量のあるだんじりが猛スピードで街を駆ける様子は大迫力! だんじりを担いでいる人だけでなく、見ている人も一緒になって盛り上がる独特の雰囲気は、参加する価値がありますよ! 夜はだんじりの行燈に明かりが灯り、昼とは異なる魅力が楽しめます。ほかにはないような個性的な夏祭りを探している方は、ぜひ「岸和田だんじり祭」に参加してみてください♪
【開催日時】
開催日:2025年9月12日(金)〜14日(日)
開催時間:9月12日(金)14:00~16:00、9月13日(土)6:00~22:00、9月14日(日)9:00~22:00
11.【貝塚市】太鼓台祭り

「感田神社」(大阪府貝塚市中町)の夏祭りは、「太鼓台祭り」としても親しまれています。本宮にあたる7月20日(日)は町の7基の太鼓台が一斉に担ぎ出され、中町通りは太鼓台のパフォーマンスを一目見ようと集まる人でごった返しします。太鼓台それぞれで異なるダイナミックな動きや威勢の良い掛け声は迫力たっぷりです!
陽が西に傾くころには太鼓台には明かりが灯され、昼とは違う表情が楽しめますよ。より一層「太鼓台祭り」を楽しむには、運行のコースや練り合いの場所などを事前に調べておくのがおすすめ。ダイナミックな太鼓台の動きに目が向きがちですが、太鼓台に施された細かな彫刻や美しい装飾にも注目してみてくださいね。
口コミ・レビュー

(@para_oharaさん)
【開催日時】
開催日:2025年7月19日(土)〜20日(日)
開催時間:(太鼓台運行時間)
7月19日(土):13:00~17:00、19:00~22:00
7月20日(日):13:00~17:00、19:00~22:00
12.【堺市】堺大魚夜市

鎌倉時代から堺市の夏を賑やかに盛り上げているのが、「大浜公園」(大阪府堺市堺区大浜北町)で行われる「堺大魚夜市」です。一般的な夏祭りとは一線を画しているのが、活気あふれる魚のセリが行われる点! 誰でもその場で鮮度の良い魚を買うことができ、毎年、会場内はお得を求める多くの人で賑わいます。1日だけの開催なので、スケジュールを合わせて、ぜひ出かけてみてくださいね。

特設のステージでの催しや屋台や企業のPRブースの出店もあり、セリが終わったあとも楽しみが続くのが嬉しいポイント♪ 20:20からは会場近くの堺旧港で花火も打ち上がります。一度参加するとまた来年も来たくなる、特別感のある夏祭りを探している方におすすめです。
【開催日時】
2025年7月26日(土)11:00~21:30(予定)
夏を満喫できる大阪の夏祭りで盛り上がろう!
大阪各地で開催される個性豊かな夏祭り、気になるものは見つかりましたか? お祭りは、独特の雰囲気や光景、特別なフードなども味わえて、楽しみがいっぱいあります。開催期間はそれぞれの夏祭りで異なるため、スケジュールを合わせておでかけしてみてください♪
また、関西の神社仏閣で行なわれる風鈴祭りはこちらの記事で紹介しています!
【関西】風鈴祭りが行われる神社仏閣など9選!エリア別におすすめ紹介