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【阿倍野】路地裏カフェ「シマトネリコ」でコーヒーとカレーとデザートを満喫

【阿倍野】路地裏カフェ「シマトネリコ」でコーヒーとカレーとデザートを満喫

阿倍野にある「SHIMATONERIKO(シマトネリコ) 路地裏 COFFEE ROASTER」(大阪府大阪市阿倍野区松崎町)は、自家焙煎のスペシャルティコーヒーと多彩な食事・デザートが楽しめるカフェ。こだわりのコーヒーや食事メニューについてご紹介します。

「SHIMATONERIKO(シマトネリコ) 路地裏 COFFEE ROASTER」(大阪府大阪市阿倍野区松崎町)があるのは、近鉄「大阪阿部野橋駅」から徒歩すぐの場所。JR・Osaka Metroの「天王寺駅」からも近いです。

シマトネリコの外観

入り組んだ路地の奥に建っているので、最初はちょっと見つけにくいかも? スマートフォンのマップを片手に入り口を探す、探検感も楽しいです。

●スパイスカレーに目がない
●こだわりのコーヒーを飲みながらホッとしたい
●おいしいモーニングを探している

そんな方にぜひおすすめしたいお店です。

吹き抜けが心地よい店内

シマトネリコの内観

「SHIMATONERIKO」がオープンしたのは、2024年3月。自家焙煎のスペシャルティコーヒーをメインに、コーヒーに合う食事やデザートもいただけるカフェとして開店しました。

運営するのは、阿倍野界隈でお寿司屋さんやイタリアンなどを手がける企業。3年ほど前からカフェ形態にも進出したいと考え、ようやく理想の物件が見つかってオープンに至ったそうです。

吹き抜け部分

入り口部分を吹き抜けにリノベーションし背の高いグリーンもあちこちに配置した店内は、とても開放的で心地良い空間に。店名の由来にもなっている観葉植物・シマトネリコが、シンボルツリーのように中央で存在感を放っています。

1階イートインスペース

1階奥はコンクリートと木の質感を大切にした、スタイリッシュなイートインスペース。大きなテーブルを囲んで、お客さんが集う形で過ごせます。

一方2階は、建物にもともとあった梁を生かした、アンティーク調の設えに。テーブルの素材感や椅子のデザインもシックなものが選ばれ、1階とはまた違った落ち着き感があります。

この規模感と雰囲気のよさに加え、料理やスイーツもしっかりおいしいとあって今年オープンながら早々に人気店へ。この日もランチの時間帯の少し前だったので常に満席状態で、その人気ぶりを実感しました。

自家焙煎のスペシャルティコーヒーを堪能

コーヒー豆一部

取り扱うコーヒー豆は、栽培から焙煎、抽出までしっかり管理して提供されるスペシャルティコーヒーのみ。生豆で仕入れ、店頭のロースターでお豆の特性に合わせた焙煎を行います。基本的にはシングルオリジンで提供し、お豆のおいしさをダイレクトに表現します。

コーヒーを飲む
「スペシャルティコーヒー」(550円〜)

焙煎度合いはお豆によって異なりますが、コーヒーらしいボディ感が楽しめる中深煎りか深煎りにすることが多いとのこと。こちらは、深煎りで仕上げたパプアニューギニアの「SIGRI(シグリ) AA」(570円)。深煎りならではのコクをしっかり感じながらも上品で、軽やかな後口まで存分に堪能しました。

大阪だしでいただくスパイスカレー

カレーを横から
「加鳥風月curry(全トッピング)」(1,600円) ※「加鳥風月curry」の「加」は正しくは口へんに加

食事メニューも充実している「SHIMATONERIKO」。大人気のモーニングプレートや自家製カンパーニュのサンドイッチもおいしいのですが、ランチ時に1日限定20食のスパイスカレーがもしまだ残っていたら、ぜひオーダーをおすすめします! 「スタンダード」は1,200円、黒胡麻坦々キーマカレーとスパイス煮卵をトッピングした「全トッピング」なら1,600円になります。

大阪だしとスパイスカレー
手前の透明のものが「大阪だし」

クミンやコリアンダーなど7種類のスパイスに鶏白湯を合わせた「オリジナルブレンドのスパイスカレー」に、宗田節や鯖節、昆布だしなど5種類のだしを合わせた「大阪だし」を混ぜ合わせながらいただくスタイル。

スタンダードでも「紫キャベツと林檎のマリネ」や「大根の塩昆布漬け」など6種類の副菜がトッピングされていて、味わう箇所によって異なる酸味やコクが楽しめます。

スパイスカレーを食べる

さらに、ご飯は“米の匠”と評判のお米専門店「ガッツ!うまい米 橋本」が、このカレー専用にブレンドした十六穀米を使用。しっかり辛めのスパイスカレーとうまみたっぷりの大阪だし、アクセントの副菜に歯応えと味わいのあるお米と、お皿のすみずみまでこだわりが光ります。

半熟卵を割る

追加トッピングの「スパイス煮卵」はほどよい半熟加減でカレーをまろやかにし、「黒胡麻坦々キーマカレー」は少し和風の趣も。スプーン1杯でもいろんな味わいが代わる代わる訪れるので、「おいしい〜」と味わっている間にすっかり完食してしまいました。

工夫をこらした自家製デザートも

バスクチーズケーキ
「バスクチーズケーキ」(660円)

コーヒーとの相性を考えて考案された自家製デザートも、やっぱり食べておきたいです。こちらはデザートの中でも人気の「バスクチーズケーキ」。丁寧に裏漉しして仕上げたチーズケーキは、とても滑らかな口当たり。こんがり焼かれた上面と、ねっとりとろりの内側のコントラストも堪能できます。

オリーブオイルをかける

添えられたエキストラバージンオリーブオイルをかけると、コクが加わりつつオリーブオイルらしい香りも付いて、おいしい味変が楽しめます。他ではあまり見ないトッピング、ぜひ試してみてください!

自家製カンパーニュは要予約で持ち帰りもOK

自家製カンパーニュ

モーニングプレートやサンドイッチに使用する「自家製カンパーニュ」は、ライ麦と胚芽を生地にたっぷりと加えて焼き上げます。このパンが好評で問い合わせも多数あったことから、予約購入が可能になりました。1つ880円です。

カンパーニュとベーコンと目玉焼きとサラダ

筆者も持ち帰らせていただき軽く焼いて食べてみたところ、ライ麦の素朴な風味がしっかり香ってとってもおいしかったです! ベーコンやサラダにももちろん合いますし、小麦らしい甘味とふわっとした食感なので、あんバタートーストにしても◎でした。予約は電話orインスタグラムのDMからできるので、ぜひおすすめしたいです。

母体がイタリアンや和食店を経営しているので、どれを食べても間違いなし。スペシャルティコーヒーとともに、おいしいランチやおやつ時間を過ごしてくださいね。

「SHIMATONERIKO 路地裏 COFFEE ROASTER」

(シマトネリコ ロジウラ コーヒーロースター)
住所
大阪府大阪市阿倍野区松崎町2-3-5
アクセス
近鉄「大阪阿部野橋駅」から徒歩すぐ
営業時間
モーニング8:00〜10:45、ランチ11:00〜14:30、カフェ11:00〜17:00
定休日
火曜日
電話番号
SNS

ライター

木村 桂子

大阪在住のフリーライター。観光情報をはじめ、インタビューやコピーライティングなどさまざまに執筆しています。カメラを片手に旅するのが好きで、その土地のローカル食をいただきつつ英気を養っています。

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