カテゴリをみる
コンテンツをみる
taiwan taiwan magazine
MAIL MAGAZINE
新着記事を受信。限定プレゼントも♪
【静電気対策】今すぐできる簡単な方法と100均でも買える対策グッズも

【静電気対策】今すぐできる簡単な方法と100均でも買える対策グッズも

静電気対策の簡単な方法やおすすめグッズを紹介!秋冬になると、バチッとくる静電気に悩む人も多いのではないでしょうか。本記事では、今すぐできる簡単な静電気対策をご紹介。さらに100均でも購入できる静電気対策グッズも!不快な静電気を防ぐ工夫を実践してみましょう。

静電気はなぜ起こる?

金属製のドアノブ

静電気が起こる原因は、物質が持つプラスやマイナスといった電荷のバランスが崩れるためです。そもそも静電気とは、物質にたまった電気のこと。物と物が触れたり擦れたりした際、電荷に偏りが生じて静電気がたまります

静電気には、空気中の水蒸気を伝って自然と放出される性質があります。そのため、湿度の高い夏場は静電気が発生しにくく、乾燥する秋冬は静電気が体にたまりやすい状態に。金属製のドアノブなどに触れると放電が起こり、バチっとした痛みを感じやすくなります。

静電気をためやすい人の特徴は?

白いシーツの上にある手

肌の水分量が少なく乾燥している人は、静電気をためやすいといわれています。肌が潤っている状態であれば、空気中の水分を通して静電気を逃せる一方、乾燥肌の場合は静電気を放出しにくいためです。秋冬の乾燥シーズンであればなおさら、乾燥肌の人は静電気に悩まされる可能性が高いでしょう。

静電気の不快感を防止するコツ

バチバチとくる不快な静電気を防ぐためには、以下のコツに注目してみましょう。

  • 湿度を40~60%程度に維持する
  • 肌をこまめに保湿する
  • 衣服の組み合わせを工夫する
  • 柔軟剤を使う
  • ドアノブに触れる前に壁を触る

それぞれ詳しく解説するので、できることからぜひ実践してみてくださいね。

部屋の湿度を40~60%程度に保つ

机の上にある温湿度計

静電気の不快感を防ぐためには、部屋の湿度を40~60%ほどに保ちましょう。適度な湿度を保つことで、静電気を空気中に逃しやすくなります。秋冬シーズンは特に空気が乾燥しやすいため、加湿器を使用したり、洗濯物を室内に干したりといった方法で乾燥対策をしましょう。

ただし湿度が高すぎると、カビやダニが発生しやすくなります。一般的に、湿度が60%を超えると注意が必要なため、湿度計を使って部屋の湿度を管理してみてください。

肌の保湿を心がける

ハンドクリームを塗る様子

こまめに肌を保湿することも、静電気対策のひとつです。肌が乾燥していると静電気を放出しにくく、体にため込んでしまいます。入浴後にボディクリームを塗る、ハンドクリームを持ち歩いてこまめに塗るなど、保湿する習慣をつけましょう。

入浴時、ごしごしと体を洗いすぎないことも大切です。強い力で洗うと肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。泡立てたボディソープでやさしく洗うように意識してみてください。

衣服の素材選びを工夫する

黄色いスカートを着た人

静電気は衣服と衣服が擦れることでも発生するため、重ね着する機会が多い秋冬は工夫が必要といえます。静電気を発生しにくくするためには、素材の組み合わせに注目してみましょう。
一口に静電気が発生するといっても、マイナスに帯電するか、プラスに帯電するかは衣服の素材によってさまざまです。たとえばアクリル・ポリエステル・アセテートなどはマイナスの電気を帯びやすく、ナイロン・ウール・レーヨンなどはプラスの電気を帯びやすい傾向があります。
静電気が発生しやすいのは、マイナス寄りとプラス寄りの衣服を組み合わせたときです。たとえば、ウールのニットとアクリルのマフラーを組み合わせると、擦れ合った際に静電気が発生しやすくなります。ほかにも、ポリエステルの裏地を使ったスカートと、ナイロン素材のタイツの場合、静電気でくっつきやすくなるでしょう。

静電気が発生しにくい素材の組み合わせは、ウール+ウール、ウール+ナイロンなど、帯電の性質が似ているもの同士。また、帯電しにくい性質を持つ麻や綿を取り入れることもおすすめです。セーターを脱ぐときのバチッとした痛みや、スカートのまとわりつきを防ぎたい人は、素材選びを工夫しましょう。

洗濯に柔軟剤を取り入れる

たたんだ洗濯物を運ぶ様子

自宅で洗濯できる衣類であれば、柔軟剤を使うこともおすすめです。柔軟剤を使うと衣服の表面がなめらかになるため、摩擦が減って静電気の発生を抑えやすくなります。また、柔軟剤に含まれる界面活性剤が衣服の表面を覆い、静電気を空気中へ逃がす働きを担います。
とはいえ、過剰な量の柔軟剤は手触りの変化や吸水性の低下を招くため、メーカーが推奨する量を守りましょう。

壁を触ってからドアノブや車のドアに触れる

木材でできた壁

ドアノブや車のドアに触れる前に壁を触ることも、静電気対策のひとつです。金属製のドアは電気を通しやすく、静電気がたまった状態で触れると一気に放電します。

コンクリートや木の壁など、ゆっくりと電気を通すものに触れておくと、静電気を逃がしやすくなります。ちなみに、ガラスやゴムは電気を通さないため、事前に触れても静電気対策には期待できないので注意しましょう。

おすすめの静電気対策グッズ5選

静電気を防止するなら、便利な対策グッズを取り入れてみるのもおすすめですよ。主な静電気対策グッズの種類は、以下のとおりです。

  • 静電気防止スプレー
  • 静電気防止キーホルダー
  • 静電気防止ブレスレット
  • 静電気除去シート
  • 静電気除去機能付き洋服ブラシ

静電気に悩まされることが多い人は、日常でできる対策とあわせてグッズの使用も検討してみましょう。

【1】スカートのまとわりつき予防に役立つ「静電気防止スプレー」

静電気防止スプレー

@soramamenosuke
icon

スカートのまとわりつきや、脱衣時のパチパチとした不快感を防ぎたい場合には、静電気防止スプレーがおすすめです。界面活性剤を含むことが一般的で、摩擦による静電気の発生を抑えてくれます。また空気中へ静電気を逃しやすくする効果にも期待できるので、外出前の手軽な静電気対策として取り入れるとよいでしょう。

静電気防止スプレーを使う際には、服同士がこすれやすい部分を中心にスプレーします。製品によって対応できる素材が異なるため、注意書きを確認しておきましょう。

【2】持ち歩きに便利な「静電気防止キーホルダー」

静電気除去キーホルダー

@sutera_chan12
icon

車や自宅のドアに触れる際の静電気ショックを防ぐなら、静電気防止キーホルダーを活用してみましょう。ドアノブなど、静電気の痛みを感じやすい部分に事前にキーホルダーを当てるだけで、静電気を逃してくれます。1つ持ち歩いておけば、さまざまな場面で静電気対策ができるでしょう。

静電気除去キーホルダー

@mariyon_enoki
icon

製品によっては、除電できたことを光で知らせてくれるものもあります。スティックタイプやカラビナタイプなどさまざまな種類があるので、好みのデザインを見つけてみましょう。

【3】アクセサリー感覚で使える「静電気防止ブレスレット

2個入りの静電気軽減ブレスレット

静電気防止ブレスレットは、たまった静電気を空気中に逃がしやすくするグッズです。生活雑貨を取扱うストアや100均、ネットショップなどで幅広く販売されているうえ、デザインも豊富にあるため、アクセサリー感覚で手軽に静電気対策したい人に向いています。

【4】ドアノブなどの静電気対策におすすめ!「静電気除去シート」

静電気除去シート

@urano_yuuki
icon

特定の場所の静電気対策をしたい場合は、静電気除去シートの利用がおすすめです。使い方はシンプルで、ドアノブなど静電気のショックを避けたい場所付近に静電気除去シートを貼り、事前にシートを触るだけ。シートに触れることで、体の静電気を外に逃がせます。マグネットタイプや両面テープタイプなどがあるので、取りつけたい場所に応じて選びましょう。

【5】衣類のケアも同時にできる「静電気除去機能付き洋服ブラシ」

静電気除去機能付き洋服ブラシ

@ayako___i
icon

静電気除去機能のある洋服ブラシを使えば、衣類のケアと一緒に静電気対策もできます。静電気を取り除く働きのある繊維が含まれているので、静電気によって衣服にまとわりついたほこりも取りやすくなるでしょう。

静電気除去機能付き洋服ブラシ

@haruna.i.haruna
icon

コートやセーターのお手入れに、ぜひ取り入れてみてください。

静電気対策をして快適に過ごそう

バチバチと不快な静電気は、日常のひと工夫で対策できます。静電気の発生を完全に抑えることは難しいですが、静電気防止に役立つアイテムも活用すればより頻度を減らせるでしょう。快適に過ごすためにも、静電気をため込まない工夫を実践してみてくださいね。


ライター

ksm.

コーヒーと自然好きのフリーライターです。元バリスタ。心ここにある暮らしを求めて、ライフスタイルや健康に関する学びを深めています。

このライターの記事をもっと読む

関連記事