目次
春は色鮮やかなさまざまな花が見られる季節。花を見ていると癒されますし、綺麗な写真撮影も楽しめますよね。今回は関西で楽しめるネモフィラ畑10選をご紹介します。
●関西に点在するネモフィラ畑が知りたい
関西にあるネモフィラ畑をご紹介しているので、おでかけや観光と合わせて訪れてみてください。
大阪で見られるおすすめのネモフィラ畑
1.【大阪市此花区】大阪まいしまシーサイドパーク
「大阪まいしまシーサイドパーク」(大阪府大阪市此花区北港緑地)の園内では、約100万株ものネモフィラが咲き誇ります。毎年4月〜5月にかけて開催される「ネモフィラ祭り」では、フォトコンテストやコスプレイベントなどが行われています。青い海と青い空、青いネモフィラがコラボレーションした景色は、他ではなかなか見られません……!
日が落ち始めると、また幻想的な景色が眺められるでしょう。夕日のオレンジと暗くなって濃く見えるネモフィラの青色が、どこか哀愁を感じられる光景に。
【入園料】
大人(中学生以上):1,300円
子ども(4歳〜小学生):600円
【ネモフィラ祭り開催期間】
2023年4月7日(日)〜5月7日(日)
スポット名:「大阪まいしまシーサイドパーク」
住所:大阪府大阪市此花区北港緑地2(MAP)
営業時間:平日9:00〜17:00(最終入園16:30)、土日祝9:00〜18:30(最終入園18:00)
※2023年4月29日(祝・土)〜5月6日(土)は18:30まで(最終入園18:00)
※2023年5月7日(日)は17:00まで(最終入園16:30)
定休日:ネモフィラ祭り開催期間中は無休
・公式サイト
2.【大阪市東住吉区】長居植物園
大阪市内にある「長居植物園」(大阪府大阪市東住吉区長居公園)は、“都会のオアシス”として親しまれている植物園。園内の広さは約24ヘクタールもあり、エリアごとに四季の花や植物、バラ園やあじさい園などの11の専門園、四季の移ろいを花で楽しめるお花畑など、自然の中で癒されるスポットが点在しています。
園内には1,200種類の植物が咲いており、毎年4月中旬〜5月上旬に見頃を迎えるネモフィラは、25,000株も咲いているのだそう。春にしか見られない幻想的な絶景を楽しみにしているお客さんも多く、毎年見頃時期はたくさんの方が来園しています。ネモフィラは園内の「ライフガーデン」で見ることができますよ。
2023年4月8日(土)〜5月7日(日)まで開催されている「ネモフィラフェア」も要チェック! フェア開催中の限定グッズなども販売されているので、ネモフィラファン必見ですよ。眺めているだけでも癒されるので、おでかけや週末のお散歩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
「長居植物園」は大阪の都心部にあるため、おでかけや観光の道中に気軽に立ち寄れる立地のよさもおすすめポイント。さらに交通の便もよく、最寄駅はOsaka Metro御堂筋線「長居駅」、JR阪和線「長居駅」になります。ネモフィラだけでなく、四季折々の花や植物も合わせて楽しんでみてください。
【入園料】
大人:200円
中学生以下:無料
【ネモフィラフェア開催期間】
2023年4月8日(土)〜5月7日(日)
スポット名:「長居植物園」
住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23(MAP)
営業時間:【3月~10月】9:30~17:00(最終入園16:30)、【11月~2月】 9:30~16:30(最終入園16:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日
・公式サイト
3.【吹田市】万博記念公園
アジア・日本で初めて1970年に開催された「日本万国博覧会」の跡地に、“緑に包まれた文化公園”として整備された「万博記念公園」(大阪府吹田市千里万博公園)。自然に囲まれた園内では、四季折々の花や植物が咲く「自然文化園」や「日本庭園」だけでなく、グルメやショッピングなどさまざまな施設が隣接されています。
春の花として人気のある桜が見られるスポットとしても毎年たくさんの観光客で賑わいを見せますが、同時期にチューリップやネモフィラも楽しむことができますよ。1度に3種類の花が見られるのは、大きな敷地内で四季折々の花を育てている「万博記念公園」でしか見られない絶景!
実はネモフィラは北米産の花なのをご存じですか? 特徴的な瑠璃色(るりいろ)の花びらをしているので、日本名では「ルリカラクサ」とも呼ばれています。また花言葉には「可憐」「どこでも成功」など前向きでポジティブな意味合いが込められており、見ていると元気をもらえるお花としても人気があるのだそう。
毎年4月〜5月が見頃のネモフィラ。澄んだブルー色の花が可愛らしく、まるで絨毯のように一面に咲く姿は思わず写真に収めたくなるほどの美しさ。園内では「自然文化園」や、チューリップの花園、花の丘などでネモフィラが咲いています。来園の際は、園内を散策しながら立ち寄ってみてください。
【入園料】
大人:260円
小中学生:80円
【ネモフィラの見頃】
4月〜5月
スポット名:「万博記念公園」
住所:大阪府吹田市千里万博公園(MAP)
営業時間:9:30~17:00(最終入園16:30)
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
※2023年4月1日(土)〜5月2日(日)、10月、11月は無休
・公式サイト
4.【八尾市】久宝寺緑地
大阪府八尾市にある都市公園「久宝寺(きゅうほうじ)緑地」(大阪府八尾市西久宝寺)。入園料は無料となっており、地元の憩いの場としても親しまれています。自然に囲まれた園内で、気軽に来園したい方や時間を気にせずにのんびりと過ごしたい方におすすめのスポットです。
園内には「風の広場」や「芝生広場」など思い思いの時間が過ごせるエリアや、BBQが楽しめる「ファミリー広場」などが点在しています。四季の移ろいを花で楽しめる「花の広場」にある、ネモフィラを含む3つの青色の花が咲いた大花壇は必ず訪れておきたいエリアのひとつ! 毎年4月中旬頃に見頃を迎えるので、満開の時期に合わせて訪れてみてください。
「久宝寺緑地」で見られるネモフィラは美しい絶景が楽しめるだけでなく、大花壇の中に入って写真撮影も可能なんです。この時期しか見ることができないネモフィラが咲き誇る絶景をバックに、お気に入りの1枚を撮るチャンス! 来園の際は、写真の取り合いができるよう数人で訪れることをおすすめします。
またネモフィラが楽しめる同時期に「シャクヤク園」も開園されているので、ぜひ合わせて訪れてみてはいかがでしょうか? 4月下旬〜5月にかけて咲くボタン科の多年草で、51種約1,600株、その数50,000輪にもなるのだそう。ネモフィラは青一色ですが、シャクヤクは赤・白・ピンク・黄色など色鮮やかな絶景が楽しめます。約1カ月ほどの開園なので、ぜひ訪れてみてください。
【入園料】
無料
【ネモフィラの見頃】
4月中旬
兵庫で見られるおすすめのネモフィラ畑
5.【神戸市】神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
12のガーデンに約200種75,000株の花やハーブが咲き誇る「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」(兵庫県神戸市中央区北野町)。それぞれのガーデンにはテーマがあり、どの季節を訪れても見頃の花やハーブを楽しむことができます。関西にあるハーブ園の中でも規模が大きく、1度は訪れておきたいおすすめスポットです。
園内にある「四季の庭ーいやしの庭ー」では、約4,200株のネモフィラを見ることができます。ゆったりと腰を下ろしてネモフィラを眺められるようベンチも設置されており、時間が許す限り美しく咲き誇るネモフィラの絨毯を眺めてみてはいかがでしょうか。癒しのスポットとしても毎年たくさんの方が来園されています。
毎年ネモフィラの見頃は5月上旬〜下旬の約1カ月となっています。長いようで短いネモフィラですが、満開になった絶景を眺めていると「また来年も見に来たい」と思わせてくれるほどの美しさです。ぜひ見頃の時期に合わせて、ネモフィラを楽しんでくださいね。
また来園の際は、合わせてドイツの古城「ヴァルトブルク城」をモチーフにした「展望プラザ」にも立ち寄ってみてください。レストランやショッピングが楽しめるエリアになっているので、ランチやカフェにぴったり! 1日中四季折々の花とハーブ、自然豊かな絶景に癒されること間違いなしのスポットです。
【入場料】(ロープウェイ乗車料+ハーブ園入園料)
〈通常〉
大人:1,800円(往復)、1,130円(片道)
子ども(小中学生)900円(往復)、570円(片道)
未就学児:無料
〈ナイター〉
大人:1,100円
子ども(小中学生)700円
未就学児:無料
※往復のみ
【ネモフィラの見頃】
5月上旬~下旬
スポット名:「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3(MAP)
営業時間:【3月20日~7月19日】平日9:30〜(上り)16:45(下り)17:15、土日祝9:30〜(上り)20:15(下り)21:00
※その他、時期により異なる
定休日:無休 ※悪天候および毎年2月に約3週間の運休・休園予定
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6.【淡路市】淡路島国営明石海峡公園
「淡路島国営明石海峡公園」(兵庫県淡路市夢舞台)のネモフィラは、園内にある「ポプラの丘」に咲いています。大阪湾を一望できる位置にあるため、潮風を感じながら散策すれば、清々しい爽やかな気分になれるかも?
2023年3月18日(土)〜5月14日(日)で開催されている「春のカーニバル」にも訪れてみてください。
「淡路島国営明石海峡公園」のネモフィラは4月下旬から5月上旬が見頃です。そばにある人工池(花の中海)でボートを楽しむこともできます。「淡路島国営明石海峡公園」で、自然に癒される時間を過ごしてくださいね。
【入園料】
大人(15歳以上):450円
中学生以下:無料
【ネモフィラの見頃】
4月下旬
【春のカーニバル開催期間】
2023年3月18日(土)〜5月14日(日)
7.【小野市】ひまわりの丘公園
「ひまわりの丘公園」(兵庫県小野市浄谷町)では、季節ごとにいろんな花が咲き誇る花畑があります。春にかけてネモフィラが美しく咲き、園内を爽やかに彩っていますよ。
2023年はネモフィラが見られる範囲が昨年よりも広くなり、絶景が見られること間違いなし! 美しい青色の絨毯を見に訪れてみてください。
【入園料】
無料
【ネモフィラの見頃】
4月中旬〜5月中旬
スポット名:「ひまわりの丘公園」
住所:兵庫県小野市浄谷町1545-321(MAP)
営業時間:8:00〜19:00(パークセンターは17:00まで)
定休日:無休(12月31日・1月1日はパークセンターは休業)
・公式サイト
奈良で見られるおすすめのネモフィラ畑
8.【北葛城郡河合町】県営馬見丘陵公園
「県営馬見丘陵公園」(奈良県北葛城郡河合町佐味田)は、四季折々の植物が楽しめるとして奈良県に留まらず関西でも人気のある公園です。園内は広く、春にはネモフィラが一面に咲きます。
ネモフィラと一緒に咲いているのがチューリップ。春の花として人気で、ネモフィラとのコントラストがとっても絵になる光景を演出しています。天気のいい日は広い公園をお散歩しながらネモフィラたちの花々に癒されてください。
【入園料】
無料
【ネモフィラの見頃】
4月下旬
スポット名:「県営馬見丘陵公園」
住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田(MAP)
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日
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滋賀で見られるおすすめのネモフィラ畑
9.【蒲生郡日野町】滋賀農業公園ブルーメの丘
「滋賀農業公園ブルーメの丘」(滋賀県蒲生郡日野町西大路)の大きな花畑は、四季折々で変わりながら、1年中お花が楽しめるスポットとして有名。4月下旬~5月にかけては「ブルーメの丘」でもネモフィラが美しく咲き誇ります。
「滋賀農業公園ブルーメの丘」は、海外を彷彿させるようなフォトジェニックな園内となっています。美しく咲く花々が園内を彩り、まるで絵本の中にいるような世界観を味わえますよ。
【入園料】
大人(中学生以上):1,500円
子ども(4歳〜小学生):800円
幼児(3際以下):無料
【ネモフィラの見頃】
4月下旬〜5月
スポット名:「滋賀農業公園ブルーメの丘」
住所:滋賀県蒲生郡日野町西大路843(MAP)
営業時間:【3月1日〜11月30日】平日10:00〜17:00、土日祝9:30〜17:00
【12月1日〜2月29日】全日10:00〜16:00
定休日:【3月1日〜11月30日】水曜日(祝日の場合は翌日)
【12月1日〜2月29日】水曜日、木曜日、12月1日~2月28日
・公式サイト
和歌山で見られるおすすめのネモフィラ畑
10.【田辺市】新庄総合公園
和歌山県の南部に位置する田辺市にある「新庄総合公園」(和歌山県田辺市たきない町)でも、約600株のネモフィラが見られます。毎年3月下旬頃から咲き始めるためいち早くネモフィラの開花を見られるかも?
入園料は無料となっており、園内でゆったりとした時間を過ごすことができる筆者おすすめの穴場スポットです。園内のコンセプトは、花・芸術・音楽と集いをテーマにした「文化の森」と「自然の森」を融合した都市公園。園内には「田辺市立美術館」などが併設されており、ぜひネモフィラだけでなくさまざまなスポットにも立ち寄ってみてください。
ネモフィラは5月下旬頃まで見られる春だけのお花なので、GWなどの連休におでかけになる方も多いのではないでしょうか。「新庄総合公園」がある和歌山県田辺市は、自然に囲まれており世界遺産にも登録されている観光地としても話題のエリア。海沿いをドライブするのもよし、初心者にもおすすめなトレッキングスポットも点在しています。
大阪方面からも車、電車、飛行機で訪れることができるので、ぜひネモフィラの時期に合わせて田辺市を訪れてみてくださいね。和歌山グルメや名物もたくさんあるので、テイクアウトして園内でピクニックもおすすめですよ。
【入園料】
無料
【ネモフィラの見頃】
3月下旬~5月下旬
春の風物詩!関西にあるネモフィラ畑におでかけしよう
関西でネモフィラが見られるスポット10選をご紹介しました。ネモフィラは4月〜5月が見頃ですが、各スポットで開催期間が異なるので訪れる際は事前にご確認ください。
Writer:MAYU、山下香