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【2024】京都のしだれ桜の名所12選!人気の定番スポットから穴場まで

【2024】京都のしだれ桜の名所12選!人気の定番スポットから穴場まで

京都のしだれ桜の名所を12スポットご紹介!少しずつ暖かくなる日差しに春の気配を感じ、お花見の予定を立てる方も多いこの時期。本記事では、京都市内のしだれ桜スポットを紹介。今年はソメイヨシノだけでなく、京都で「しだれ桜」のスポットを巡ってみるのはいかがですか?

春の訪れとともに、京都のあちらこちらで咲き始める桜。淡いピンク色の花がほころんでいるのを見かけると、どうしてもお花見を計画したくなりますよね。

本記事では、京都市内にある「しだれ桜の名所」を12カ所お届けします。

●京都でお花見をしたい!
●見事なしだれ桜をこの目で見たい!
●ソメイヨシノ以外の桜を楽しんでみたい!

そんな方は、風情を感じるしだれ桜を楽しむべく、こちらの記事でお花見の予習をしてみませんか。

※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください

1.【京都市上京区】どれが好み?複数のしだれ桜を楽しめる「京都御苑」

京都御苑の出水のしだれ桜
「出水のしだれ桜」(撮影:環境省京都御苑管理事務所)

京都人の憩いの場所「京都御苑」。広大な敷地内にある桜は約1000本と、京都でも随一の数を誇ります。

京都御苑の近衞邸跡のしだれ桜
「近衞邸跡のしだれ桜」(撮影:環境省京都御苑管理事務所)

そんな「京都御苑」の桜で人気を集めるのが、「出水のしだれ桜」と「近衞邸跡のしだれ桜」の2種。どちらのしだれ桜も例年の見ごろは3月中旬~下旬となっており、訪れた際にははしごしてお花見する方も少なくないのだそうです。
少しピンクがかった「出水のしだれ桜」と、糸桜とも称される「近衞邸跡のしだれ桜」。それぞれの違いを見比べつつお花見したいところです。

【例年の見頃】
3月下旬~4月下旬

【入苑料】
無料

○スポット情報
スポット名:「京都御苑」
住所:京都府京都市上京区京都御苑3
アクセス:京都市営地下鉄「今出川駅」徒歩5分、京都市営地下鉄「丸太町駅」徒歩5分
入苑時間:24時間
定休日:なし
電話番号:075-211-6348
公式サイト
公式Instagram
公式X

2.【京都市上京区】空を覆う圧巻のしだれ桜「水火天満宮」

水火天満宮のしだれ桜

水難・火難よけのご利益で信仰を集める「水火天満宮(すいかてんまんぐう)」。境内の奥には大きなしだれ桜があり、参拝者の頭上を覆うように枝を伸ばしています。
桜の天蓋とも呼ぶべきこの光景は、思わずうっとりしてしまうほどの華やかさ。しだれ桜の下に立ち空を見上げれば、「桜づくし」な景色に惚れ惚れすることでしょう。

水火天満宮のしだれ桜

「水火天満宮」の参拝時間は終日自由。一度訪れれば、早朝や夕方など、時間帯を変えて何度もお花見したくなりますよ。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【参拝料】
無料

○スポット情報
スポット名:「水火天満宮」
住所:京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
アクセス:京都市営地下鉄「鞍馬口駅」徒歩10分
参拝時間:24時間
定休日:なし
電話番号:075-451-5057
公式サイト

3.【京都市上京区】「四海唱導の庭」のしだれ桜に心洗われる「妙顕寺」

鎌倉時代後期、元亨元年(1321年)創建された「日蓮宗 大本山 妙顕寺」。境内では、桜や深緑、紅葉など、季節の移り変わりを感じることができます。

妙顕寺のしだれ桜

@saltcamera
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「妙顕寺」の4つの庭のひとつである「四海唱導の庭」には通称「妙顕寺の一本桜」と呼ばれるしだれ桜が。客殿の縁側からゆっくり眺めるのがおすすめ。
また、大本堂と大客殿の間には皇族の方を迎え入れる「勅使門(ちょくしもん)」があり、その周辺には大小様々な桜が植えられています。大本堂裏側から勅使門にかけては桜のアーチのようになっており、回廊からの景観も絶景です。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【拝観料】
・500円 ※小学生以下無料
※イベント等により料金が変わる場合あり

○スポット情報
スポット名:「妙顕寺」
住所:京都府京都市上京区妙顕寺前町514
アクセス:京都市営地下鉄「鞍馬口駅」徒歩10分
拝観時間:10:00~16:30(最終受付16:00)
定休日:なし
電話番号:075-414-0808
公式サイト
公式Instagram
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4.【京都市上京区】京都有数の美しい樹形を誇るしだれ桜「広布山 本満寺」

日蓮宗本山本満寺のしだれ桜

@kyoto_nichijo
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室町時代、応永17(1410)年に創建された「本満寺」。毎年春になると、「円山公園」の「祇園枝垂桜」の姉妹樹にあたる樹齢90年のしだれ桜が美しく咲き誇ります。

日蓮宗本山本満寺のしだれ桜

@greenwood_tree
icon

こちらのしだれ桜は大変樹形が良く、見事な枝ぶりを鑑賞することができます。「本満寺」のしだれ桜は京都でもかなり早く開花することで知られています。最新の開花状況をチェックしながら、なるべく早い時期に訪れたいところ。

【例年の見頃】
3月中旬~4月上旬

【参拝料】
境内無料

○スポット情報
スポット名:「広布山 本満寺」
住所:京都府京都市上京区寺町通今出川上る2丁目鶴山町16
アクセス:京阪・叡山電鉄「出町柳駅」徒歩12分
参拝時間:境内自由(堂内の拝観は不可)
定休日:なし
電話番号:075-231-4784
公式サイト

5.【京都市北区】まるで桜のテーマパーク!?「平野神社」

平野神社の魅桜
魅桜

京都の数ある神社仏閣の中でも、特に桜の名所として知られるのが「平野神社」です。境内に植えられた桜はおよそ400本。桜の種類はなんと60に及び、さまざまな色や形の花を鑑賞することができます。

平野神社の桜

「平野神社」の桜でひときわ目を引くのが、中門の前にある「魁(さきがけ)桜」。京都で見られる桜の中では早咲きの品種にあたるため、「この桜が咲き出すと京都のお花見が始まる」と伝わっているのだそうです。
「桜のテーマパーク」と称するにふさわしい「平野神社」でお花見をするときは、お気に入りの桜を探してみると楽しいかもしれませんね。

【例年の見頃】
3月下旬~4月中旬

【拝観料】
桜苑:500円

○スポット情報
スポット名:「平野神社」
住所:京都府京都市北区平野宮本町1
アクセス:嵐電「北野白梅町駅」徒歩7分
拝観時間:6:00~17:00(桜期は21:00頃まで)
定休日:なし
電話番号:075-461-4450
公式サイト
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6.【京都市北区】息をのむ美しさを誇るしだれ桜は必見「上賀茂神社」

上賀茂神社のしだれ桜

@kazuyuki_nishimura
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古代、山城の豪族賀茂氏の氏神として知られ、京都では最も古い神社と言われる「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」、通称「上賀茂神社」。春になると、境内全体が桜で彩られます。

高さ約10m、幹の太さは約3mもある見事な紅しだれ桜「斎王桜」や、その昔「京都御所」にあったものを奉納したと伝えられる「御所桜」などが有名です。

【例年の見頃】
3月下旬~4月中旬

【入場料】
境内無料

○スポット情報
スポット名:「上賀茂神社」
住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
アクセス:京都市営地下鉄「北山駅」徒歩15分
開門時間:【二ノ鳥居】5:30~17:00、【楼門及び授与所】8:00~16:45
定休日:なし
電話番号:075-781-0011
公式サイト
公式Instagram
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7.【京都市左京区】美しい庭園を彩るしだれ桜「岩倉実相院門跡」

京都実相院門跡のしだれ桜
写真提供:実相院

約800年の歴史を持つ、元天台宗の寺院派の単立寺院「実相院」。美しく整えられた石庭は「こころのお庭」と呼ばれ、「御庭植治」小川勝章氏監修のもと、市民参加で作庭されました。

京都実相院門跡のしだれ桜
写真提供:実相院

春には、石庭の紅しだれが上品に咲き誇ります。「実相院」のある洛北は、洛中よりも気温が3~5度低めであることから、市内の各所よりも遅れて開花し始めます。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【拝観料】
大人500円、小中学生250円

○スポット情報
スポット名:「岩倉実相院門跡」
住所:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
アクセス:京都バス「岩倉実相院」下車すぐ
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
電話番号:075-781-5464
公式サイト
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8.【京都市左京区】文豪にも愛された美しい紅しだれ桜「平安神宮 神苑」

京都平安神宮のしだれ桜
写真提供:平安神宮

明治時代の代表的な日本庭園として、その美しさが国内外に知られる「平安神宮 神苑」。社殿を取り囲むように、東神苑・中神苑・西神苑・南神苑の四つの庭から構成される、約10,000坪の広大な池泉回遊式庭園です。

京都平安神宮のしだれ桜
写真提供:平安神宮

「平安神宮 神苑」は紅しだれ桜の名所。春になると、文豪・谷崎潤一郎の『細雪』の中で「夕空にひろがっている紅の雲」と表現される紅しだれ桜が咲き誇ります。美しい社殿と、鮮やかな紅色のしだれ桜のコントラストはお見事です。

2024年4月3日(水)~7日(日)の5日間、「平安神宮 桜音夜 -京都・紅しだれコンサート2024-」が開催されます。「平安神宮」の社殿をはじめ、神苑の紅しだれ桜がライトアップされ、東神苑栖鳳池の畔の「貴賓館(尚美館)」の特設ステージではコンサートを楽しむことができます。東儀秀樹さん、鈴木愛理さん、押尾コータローさんら有名アーティストが日替わりで登場します。チケット情報や料金など、詳細は公式サイトにて。

【例年の見頃】
3月下旬~4月中旬

【拝観料】
大人600円、小人300円

○スポット情報
スポット名:「平安神宮 神苑」
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス:京都市営地下鉄「東山駅」徒歩10分
拝観時間:3月15日~9月30日/8:30~17:30、10月1日~10月31日/8:30~17:00、11月1日~2月末日/8:30~16:30、3月1日~3月14日/8:30~17:00
定休日:なし
電話番号:075-761-0221
公式サイト
公式Instagram
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9.【京都市左京区】御殿門前の見事なしだれ桜に注目「三千院門跡」

三千院門跡のしだれ桜

@nokomaui
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京都市左京区大原にある「三千院門跡(三千院)」。伝教大師最澄によって開かれた天台宗の寺院で、国宝「阿弥陀如来像」などが安置されています。四季折々の美しい表情を見せてくれる庭園を持ち、多くの観光客を魅了しています。

三千院門跡のしだれ桜

@kurotsugumi
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春になると200本以上の桜が咲き誇り、訪れる人の心を癒します。特に「三千院門跡」の玄関口である「御殿門前」や、「観音堂」のしだれ桜は見事。「三千院門跡」は山間部に位置し、市内よりも開花が遅めなので、お出かけ前には最新の開花情報をチェックするのをお忘れなく。

【例年の見頃】
4月中旬

【拝観料】
一般700円、中高生400円、小学生150円

○スポット情報
スポット名:「三千院門跡」
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
アクセス:京都バス「大原バス停」徒歩10分
営業時間:9:00~17:00(11月/8:30~17:00、12月~2月/9:00~16:30)
定休日:なし
電話番号:075-744-2531
公式サイト
公式Instagram

10.【京都市西京区】しだれ桜を独り占め!「十輪寺」

十輪寺のなりひら桜

「十輪寺(じゅうりんじ)」は京都市の郊外に位置する桜の穴場スポット。こちらのしだれ桜はお寺にゆかりのある歌人「在原業平(ありわらのなりひら)」にちなんで、「なりひら桜」の名がついています。

十輪寺のなりひら桜

「なりひら桜」が植えられた「三方普感(さんぽうふかん)の庭」は、3つの見方「立って見る」「座って見る」「寝て見る」で感じ方が変わるのだそう。また、裏山に登って桜を見下ろすこともできるため、ひとつの桜を何通りにも味わうことが可能です。
穴場ゆえ、時間帯によっては独り占めを狙えるのも嬉しい「十輪寺」の「なりひら桜」。足を伸ばす価値が充分すぎるほどある、お花見の名所です。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【拝観料】
400円

○スポット情報
スポット名:「十輪寺」
住所:京都府京都市西京区大原野小塩町481
アクセス:阪急バス「小塩バス停」下車徒歩2分
拝観時間:9:00~17:00
定休日:なし
電話番号:075-331-0154
公式サイト

11.【京都市東山区】日本庭園xしだれ桜が美しい「高台寺」

高台寺の方丈庭園

東山区に鎮座する「高台寺」は、豊臣秀吉の菩提を弔う為に、正室「ねね」が建てた名刹。広々とした境内は手入れが行き届いており、中でも大きなしだれ桜が植えられた方丈前庭は和の美しさを感じます。

高台寺のしだれ桜

濃いピンク色のしだれ桜が、庭園に敷き詰められた白砂に映える光景は見事のひと言。晴れた日には背景に青空が広がり、まるで絵画のような様子を臨めます。
方丈前庭のしだれ桜は写真に収める方も多いそうですから、参拝時はなるべく譲り合って鑑賞すると良いでしょう。

2024年3月15日(金)~5月6日(月・祝)は、「春の夜間特別拝観」を実施。今年は北政所ねね様の没後四百年を迎えることから、方丈前庭「波心庭」でのプロジェクションマッピングも例年より華やかな内容になるのだそう! ライトアップの点灯は17:00。拝観時間は22:00まで延長されます(最終受付21:30)。詳細は公式サイトにて。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【拝観料】
大人600円、中高生250円

○スポット情報
スポット名:「高台寺」
住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス:京都市バス「東山安井バス停」徒歩7分
拝観時間:9:00~17:30(17:00受付終了)
定休日:なし
電話番号:075-561-9966
公式サイト
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12.【京都市東山区】園内中央の“祇園のしだれ桜”は圧巻!「円山公園」

円山公園のしだれ桜

@jackpot_077_tk
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明治19年(1886年)に造成された、京都市で最も古いと言われる「円山公園」は、通称「祇園の夜桜」が有名です。

円山公園のしだれ桜

@momomi_mo_mo
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正式名は「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」といい、現在私たちが見られるのは“二代目”。樹高12m、根回り2.8m、枝張り10mというスケールで、毎年春、花を咲かせるたびに訪れる人々の心をうっとりとさせています。
「祇園のしだれ桜」以外にも、「円山公園」には現在約650本もの桜の木があり、多くの花見客を魅了します。

2024年3月23日(土)~4月7日(日)は、夜間ライトアップを開催。18:00~22:00、しだれ桜が美しくライトアップされます。また、3月23日(土)~31日(日)の期間は、ライトアップの時間中、園内に「かがり火」が設置されるので、桜と併せてぜひ楽しんで。

【例年の見頃】
3月下旬~4月上旬

【入園料】
無料

○スポット情報
スポット名:「円山公園」
住所:京都府京都市東山区円山町
アクセス:京阪「祇園四条駅」徒歩10分
入園時間:24時間
定休日:なし
電話番号:075-561-1778
公式サイト
公式Instagram

美しいしだれ桜で京都の春を楽しみましょう

今回は、京都でおすすめのしだれ桜スポットをご紹介しました。京都での風情あるお花見を満喫してくださいね。

Text:真下 洛、編集部


ライター

PrettyOnline編集部

PrettyOnline編集部が、関西のグルメ情報やトレンド情報をお届けします。

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