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ワンルームの部屋を広く使おう!布団のメリットとデメリット対策方法

公開:2021.01.01

ワンルームの部屋を広く使おう!布団のメリットとデメリット対策方法

ワンルーム住まいの場合、部屋に無駄なものは置かずなるべく広く使いたいですよね。お部屋の広い範囲を占めるベッドを布団に変えると、お部屋の有効スペースが増えます。しかし、布団には上げ下ろしやカビなど、気になる点も……。ベッドと布団の違いや、布団のデメリットの克服方法について、ご紹介いたします。

決して広くはないワンルーム。
限られた空間は、なるべく効率的に使いたいですよね。

部屋の広い範囲を占める家具といえば、寝具です。ベッドから布団に変えた場合、空間に広さは生まれるのでしょうか?
また、布団に変えることでどのようなメリットデメリットが生まれるのでしょうか。
ベッドと布団を比較し、どちらがご自身のライフスタイルに合っているのか検討してみましょう。

狭いワンルーム。ベッドと布団どっちがいい?

寝具の全体的な大きさは、およそ90cm×2m以上になる場合がほとんどです。
ワンルームでは空間を圧迫し、部屋をさらに狭く感じさせてしまいます。

もっと広く部屋を使いたいけど、ベッドと布団、どちらの方が良いのか悩んでいる一人暮らし女子も多いのではないでしょうか。

まずはそれぞれのメリットデメリットを見比べて、そのうえで狭さ対策を考えてみましょう。

ワンルーム+ベッドのメリット・デメリット

まずはベッドのメリットデメリットから見てみます。

【○ベッドのメリット】
・寝心地が良い
・上げ下ろしの手間がない
【△ベッドのデメリット】
・スペースをとる
・マットレスを気軽に干せない
・処分が手間

ベッドの大きなメリットは寝心地の良さです。ふかふかのマットレスは床の硬さを体に伝えないため、寝返りもラクです。
反面、そのふかふかを作り出す厚みは、気軽に干せないというデメリットを生みます。

ベッドは布団の上げ下ろしをする手間もかかりません。眠くなったときや疲れているとき、布団を出さずにそのままごろりと寝転ぶことができます。
ただし、しまうことができないということは、埃をかぶったままになる、という意味でもあります。
さらに出しっ放しにするしかないベッドは、常にスペースを圧迫する存在です。処分をしようにも専門業者への依頼だけでなく解体も必要なため、手間がかかります。

ワンルーム+布団のメリット・デメリット

つづいて、布団のメリットデメリットについても触れてみましょう。

【○布団のメリット】
・収納ができるから部屋を広く使える
・天日干しができる
・処分の手間がかからない
【△布団のデメリット】
・上げ下ろしが面倒
・カビが生えやすい
・床冷えが直に伝わる

布団のメリットは、扱いやすさにあります。
ベッドと違ってたためるため、収納してしまえばお部屋を広く使えます。寝具があるとどうしても生活感が出てしまいますが、布団であれば、しまってしまえば問題ないでしょう。
また、布団はベッドと違って天日干しができます。寝具のダニ・ホコリが気になる方にとっては、大きなメリットといえそうです。
処分も畳んで縛って、専門業者に連絡をすれば良いだけなので、手間が少ないです。

一方で、敷きっぱなしにしておくとカビが生えやすい、というデメリットもあります。きちんとしまって、天日干しができていれば問題ないですが、毎日の布団の上げ下ろしは面倒臭いと感じてしまうかもしれませんね。床冷えも直に伝わるため、冬は布団に入るのがつらい、という場合も少なくないでしょう。

狭さ対策ならやっぱり布団がおすすめ

ベッドと布団にはそれぞれメリットデメリットがありますが、「狭さ対策」という観点からすれば、布団のほうがおすすめです。

しかし気になるのは布団のデメリットですよね。
布団だから発生するリスクや手間を克服する方法についても、考えてみましょう。

布団の上げ下ろしの手間対策

「布団の上げ下ろしが面倒くさい」という方でも大丈夫。布団収納の方法は、押入れにしまうだけではありません。
例えば、折りたたみ式のすのこベッドなら、布団を敷いたまま2つ折りが可能です。そのまま部屋の隅に寄せておけば、布団をしまわなくてもスペースが広く取れ、カビ対策もできます。

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また、3つ折りにして部屋の隅に寄せて、上からカバーをかけてしまう、という方法もアリです。その際は床から高さが出るよう、すのこを敷くのを忘れないようにしましょう。

布団の床冷えの対策

布団の冷たさの対策には、布団乾燥機や湯たんぽを使うのがおすすめです。とくに布団乾燥機は、日中、布団をなかなか干せない方にとって重宝します。ダニ退治をしつつ、布団を温めてくれる便利なアイテムです。

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それ以外にも、床の上にアルミシートやコルクマット、カーペットやラグを敷くことで、布団の冷えが軽減されます。

布団のカビ対策方法

布団はベッドに比べてカビが発生しやすいです。人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく、といわれていますが、その汗の水分は布団に吸収されています。
水分を含んだ布団と体温の温もり、さらに床の冷たさから、布団の裏側はじっとりと湿り気が発生。フローリングと布団、どちらにもカビが発生しやすい環境です。

これを改善するには、「こまめに干す」、「布団乾燥機を使う」などが効果的です。とにかく水分を布団から取り除くようにします。
布団と床の間にすのこベッドを敷くのも、良い方法です。床と布団との間に空気の通り道ができるため、湿りにくくなります。

それ以外にも、床に布団用の給水シートを敷くのも良いですね。すのこベッドよりも安価で、場所をとりにくく湿気対策ができます。

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布団をしまう場所がない場合

そもそも布団を収納するスペースがない、という方も少なくないでしょう。
数ある布団の中には、フローリング収納を考えて6つ折りができるものや細長く収納できるものもあります。

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それ以外にも、布団をケースに入れることでソファーやクッションとして使えるアイテムも販売されています。

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押入れや収納スペースがない方は、これらのアイテムの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

ベッドでも部屋を広く使いたい場合

「それでもやっぱりベッドが良い!」という方もいるかもしれませんね。
ベッドを置いても部屋を広く使いたい場合、ソファーベッドタイプにして日中はソファーとして使う、という方法があります。

それ以外にも、シングルよりももう一回り小さなセミシングルベッドやスモールセミシングルベッド、というものも存在します。

このようにベッドのタイプを見直すことで、ベッドの良さを活かしつつ、スペースを広く使えるようになるでしょう。

部屋を広く見せるなら寝具の色にも注意

部屋を広く見せたいのであれば、寝具の色にも注意をしましょう。
暗くて重い色、インテリアから浮くような色は、部屋に溶け込みにくいです。必要以上にベッドの存在感が増してしまい、ますます部屋が狭く感じてしまいます。

寝具の色はカーテンやソファー、壁紙と色を合わせることで、空間にゆとりが生まれます。

ワンルームの布団・ベッドのレイアウト例

おしゃれなワンルームでは、どのようにベッドや布団をレイアウトしているのでしょうか。
実際の例から、参考にしてみましょう。

すのこベッドのインテリア

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こちらの方は、すのこマットの上に布団を敷いています。布団というよりマットレスを連想させる厚さで、寝心地も快適そうです。寝具周りを全て同系色で揃えることで、空間に落ち着きを生んでいます。

すのこベッドのインテリア

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こちらの方も、やはりすのこを下に敷いています。すのこの明るい色と寝具、お部屋のインテリアのカラーがよく合っています。布団をたたんですのこがむき出しになっても生活感や違和感がなく、ナチュラルな印象を与えます。

窓際にベッドを配置したインテリア

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ベッドの場合、窓際に設置することが多いです。朝日で心地よく目覚められ、生活動線を邪魔せず、部屋に奥行きを見せる効果があります。
ファブリックのカラーもきれいに合わせていて、ワンルームなのにホテルライクな印象です。

布団・ベッドはライフスタイルに合わせて選択を

布団とベッドは、どちらにもそれぞれの良さがあります。部屋を広く見せるのであれば布団のほうが効果的です。しかし、ベッドでもファブリックのカラーや配置を工夫すれば、圧迫感を減らせます。両方のメリットデメリットを見比べて、寝具に求める優先順位を確認しましょう。

※通販サイトにより価格は変動する場合があります


ライター

遠藤 舞衣

メイク・美容・インテリアの楽しさを文字と写真で伝えるライター。元インテリア業界勤務&美容部員経験から家と自身を飾る方法を発信します。企業公式コラムをはじめ多数メディアで執筆中。

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