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『江崎グリコ』、世界的ショコラティエ・小山進氏と「カフェオーレ」を共同開発

『江崎グリコ』、世界的ショコラティエ・小山進氏と「カフェオーレ」を共同開発

疲れやストレスで気持ちが落ち着かない時、自然に気持ちを切り替えたい時に。重ねた試作は100回以上、約1年7カ月の期間を費やして開発された「カフェオーレ×es koyama」は、コーヒー、ミルク、カカオ素材本来の甘さと奥深さが特長。幅広い世代に愛される「カフェオーレ」の誕生です。

カフェオーレ×es koyama
「カフェオーレ×es koyama」(180ml・158円)

2020年9月28日(月)より期間限定で新発売となった『江崎グリコ』の「カフェオーレ×es koyama」。
顧客から寄せられる“甘すぎる”という「カフェオーレ」の課題をクリアすべく、『江崎グリコ』が共同開発を依頼したのは、世界が認めたショコラティエ、『es koyama』の小山 進氏。小山シェフが一般企業の商品とタイアップするのはご自身初とのこと!
100回以上の試作を重ね、約1年7カ月を費やしたという今回。『江崎グリコ』担当者である乳業マーケティング部の佐野有香さん、商品開発研究所の林 直輝さん、そして小山シェフに開発の裏側や商品に込められた想いを伺いました。

カフェオーレの課題は「特徴的な甘さ」(佐野さん)

今年で41年目を迎える『江崎グリコ』の「カフェオーレ」。多くの方が一度は口にしたことがあるであろう、ロングセラーブランドです。

「甘くて美味しい」と愛される一方で、顧客からは「甘すぎる」という声も。『江崎グリコ』乳業マーケティング部の佐野有香さんも、「糖分が先にくる特徴的な甘さを課題に感じていました」と話します。

「甘すぎるゆえ、大人になってからは『カフェオーレ』を久しく飲まれていない方も多い。この課題の解決を図るためには、どうしてもこの方に協力をしていただきたい……」と佐野さんが依頼したのは、『es koyama』(兵庫県三田市)の小山進シェフでした。

企業コラボを一切断ってきた小山シェフが「カフェオーレ」共同開発を承諾した理由

小山進シェフ
『es koyama』オーナーシェフ・小山進さん

フランスで最も権威があるとされるショコラ愛好会「C.C.C.」(セーセーセー/Club des Croqueurs de Chocolat:クラブ・デ・クロークル・ドゥ・ショコラ)より、2019年の「世界のトップ・オブ・トップショコラティエ100」に選出された、世界が認めるショコラティエ、小山シェフ。

日頃よりチョコレートをはじめスイーツが大好きという佐野さんは、小山シェフの作るスイーツの大ファンであり、さらにものづくりの姿勢など、プロフェッショナルな姿に憧れを抱いていたのだそう。

「素材の味わいを大切にする小山さんと開発をご一緒できれば、すごい『カフェオーレ』を共に作ってくださるのではないか、今まで飲んだことのない『カフェオーレ』ができるのではないか」と、無謀だと分かりながらも、佐野さんは小山シェフの元へ。

それまで一般企業とのコラボレーションは一切断ってきたという小山シェフでしたが、『江崎グリコ』の企業理念に共感し、そして何よりも佐野さんの熱意に触れ、「僕の名前や顔写真を貸すだけの“なんちゃってコラボ”ではなく、僕の“ものづくり”を実現し、原材料、プロモーション、デザインにまで関われるのであれば」と、共同開発を承諾。

小山進シェフ

小山シェフ自身も、中学生・高校生時代に愛飲していたという「カフェオーレ」。
「久しぶりに試飲したら“こんなに甘かったんや!”と。飲み物は舌にダイレクトに届くので、砂糖の甘さや味の濃さに慣れてしまうと、繊細な旨みを感じにくくなり、味覚が鈍くなってしまうのが怖い。ただ甘いだけじゃなくて、体に染み渡るような、“立体的な味わいづくり”にこだわりました」(小山シェフ)。

「特徴的な甘さを抑える」ことと「『カフェオーレ』らしさを残す」ことの両立

今回の共同開発に関して、『江崎グリコ』商品開発研究所の林さんは「特徴的な甘さを抑えつつ、『カフェオーレ』らしさをどう残すかが鍵でした」と振り返りました。

小山シェフの「コーヒーとミルクを引き立たせる素材は『カカオ』。カカオとマリアージュさせることで、体に染み渡る、ちょうどいい甘さになる」というアドバイスのもと、開発をスタートさせた林さん。

ただ、そこは一切の妥協を許さない小山シェフ。開発期間は約1年7カ月、試作回数は100回を超えたのだとか。

中でも苦労したのは、生産工程で必要な「殺菌処理」における味の変化をどうクリアするかだったそう。「小山シェフに作っていただいた味が、殺菌の過程でどうしても濃くなってしまう。シェフの味を再現するために、何度もシェフに相談し、何度も試作を重ねて“味の変化幅”を経験し、想定レシピを作り上げていきました」(林さん)。

カフェオーレ×es koyama開発物語

さらに「これでOKをもらえるだろう」と林さんが提案した“自信作”に、「これはダメですね、もっとこうしてみましょう」とシェフに一蹴されてしまったことも。しかし「プロとしての姿勢を目の当たりにし、本当に勉強になりましたし、やってよかったです」と振り返りました。

小山シェフ曰く、同商品に使用しているのは、4カ国のカカオ。「大人にとって美味しく、子どもも『パパママ、僕この美味しさがわかったよ!』と背伸びできるような味わいづくり」を徹底されたそうです。

「ダイレクトにくる強い甘さは、確かに美味しいんですが、それに慣れると味覚が鈍感になってしまう。今回は4種類のカカオのバランスに非常にこだわり、糖分による無駄な甘さはとらないようにしました。甘さを感じるのではなく、自分から舌で繊細な甘さを探しにいく。そういう経験を通して、子どもの頃から味覚を育んで欲しいですね」(小山シェフ)

美味しいものは人を笑顔にする

カフェオーレ×es koyama
上質な甘さは、仕事中の気分転換にもピッタリ

「このような社会情勢の中ですが、美味しいものは人を笑顔にすると思っています。こんな時だからこそ、小山さんと本気で作った『カフェオーレ×es koyama』を、疲れやストレスを感じた時、気持ちを切り替えたい時などに楽しんでいただきたいです」(佐野さん)。

華やかなカカオ感を堪能できる、体と心が受け入れたくなる甘さの「カフェオーレ×es koyama」。
仕事や家事の合間にちょっと一息入れたい時にぜひ!
期間限定発売ですので、チェックはお早めに。

※本記事内の価格は税別

『江崎グリコ』

(エザキグリコ)
電話番号
グリコお客様センター(フリーダイヤル)0120-141-369
※受付時間/月~金 9:00~16:00
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