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あおり運転対策!運転中に心がけたいこと&あおられない工夫5選

あおり運転対策!運転中に心がけたいこと&あおられない工夫5選

無理な追い越しをしたり、高速道路などで車間距離を詰めたりする”あおり運転”。2020年6月30日からあおり運転を「妨害運転罪」として新たに規定。さらに自転車でのあおり運転被害もあったとのニュースもあり、2020年7月2日から自転車も同様に処罰の対象となりました。被害に合わないために、自分自身の運転も振り返ってみてください。

「あおり運転」という言葉が広く使われるようになり、今後は、あおり運転に対する罰則も厳しくなっていく見通しです。
でも、いくら罰則が厳しくなるからといって、気は抜けません。

そこで今回は、「あおられにくい5つの工夫」を紹介し、「運転中に心がけたいこと」についてまとめてみました。

「自分の運転が相手をイライラさせていないか?」振り返ろう

ドライブ男性
世の中には、こちらには何の非がなくても、理不尽にあおり運転をしてくるようなドライバーも少数ですが存在していることは否定できません。

ただ、自分の運転が原因で、ほかの運転手の怒りを買っているケースが多いということも忘れないようにしましょう。
もちろん、事故にも発展しかねないようなあおり運転をしてくる人が悪いのですが、できれば「あおられる」ことなく、気持ちよく運転したいものですね。

そのためには、「自分の運転が相手をイライラさせていないか?」と、ときどき振り、工夫しながら走ることが大切です。

では、具体的にどのようなことを振り返り、どのような工夫をすればよいか、次の項目からみていきましょう。

【工夫1】後ろの車にも気を配ろう

四輪駆動車
運転中は、「後ろの車にも気を配る」ようにしましょう。
前方を走っている車の動きに注意を払っておくのは鉄則ですが、運転中には、後ろを走っている車にも注意しておくことが大事です。

とくに、追い越しが禁止のオレンジの中央線が続く山道や対向車の多い一車線道路では、後ろの車が、あなたの車を追い抜きたいと考えてイライラしている場合があります。

たとえば、後ろの車が車間を詰めて頻繁に迫ってくる場合や、あまり車間が空いていない状況でしばらく後ろをついて走ってくるような場合には、「寄ってほしい」というサインであることが少なくありません。
崩れる心配のない路肩や待避所に車を寄せて道を譲りましょう。

【工夫2】優先権やルールを復習しよう

外国の交通標識
「優先権やルールを忘れかけていないか?」と、ときどき振り返ってみましょう。

教習所を卒業して免許を取得すると、ルールや優先権についての記憶がだんだんと薄れ、自分本位に運転してしまう人も多いようです。

たとえば、自分の車線に障害物があるときは対向車線を走る車に優先権があるため、あなたは車を障害物の手前、対向車線の邪魔にならないような場所で停止する必要があります。
そして、対向車線が通り過ぎて、周囲の安全を確認してから進まなければなりません。

でも、自分の車線に障害物があっても平気で通り過ぎていれば、ほかのドライバーがストレスに感じるだけでなく、事故を起したときの過失割合で不利になってしまうことも考えられます。
ときどき、ルールや優先権について、振り返る時間を持つようにしましょう。

【工夫3】「かもしれない」運転をしよう

信号待ちの女性
公道を走っている車の中には、ルールや優先権について忘れているドライバーや、ルールや優先権を知っていながらも自分勝手に横暴な運転をするドライバーが存在しています。
そのため、たとえ自分に優先権があったとしても、「優先だから」と対向車線の車を確認もせずに飛び出していくのはオススメしません。

相手が同じように飛び出してくれば、衝突する可能性もあるため、たとえ自分に優先権があったとしても「かもしれない」運転を心がけましょう。

車の少ない夜間の道路も、歩行者が飛び出してくる「かもしれない」し、渋滞している対向車線の間から自転車が飛び出してくる「かも」しれません。

教習所でも習ったことですが、「かもしれない」と考えて危険を予測しておくことで、スピードを落としたり入念に確認したりすることができるようになります。
自分勝手で横暴なドライバーの怒りに触れないためにも、事故を起こす可能性を低くするためにも、「かもしれない」運転はオススメです。

【工夫4】車間距離を保った運転をしよう

窓から顔を出す女性
前の車との車間距離が短いと、前方の車が急ブレーキを踏んだときにぶつかる確率が高くなるだけでなく、前方の車が「あおられているのかも?」と勘違いしてしまう可能性もあります。

恐怖心から「相手を威嚇する」という行為に出る人も少なくないので、前方や周囲のドライバーを刺激しないためにも車間距離を保つようにしましょう。

【工夫5】夜間には「ライト」に気をつけよう

夜間ライトをつけて走る車
歩行車や対向車線、前方に車がいないときにライトをハイビームにしたまま走行し、前方に車の姿が見えてもロービームにしないまま走行してしまうことがあります。
ハイビームのまま後方を走行されると、「あおられている」、「眩しい」と感じ、恐怖心や苛立ちが攻撃的な気持ちに変化してしまう可能性もあります。

夜間に運転するときは、ライトを正しく使い分けて、周囲のドライバーを刺激しないようにしましょう。

まとめ

車に乗る女性2人

今回の記事でも紹介したように、運転中には、子供やお年寄り、そして動物が飛び出してくることもあるため「かもしれない」と危険予測をしながら走行したり、周囲の車に目を配ったりすることが大切です。
また、約束の時間がある場合は余裕で到着するように早めに自宅や会社を出て、気持ちにゆとりのある運転を行うことも、あおり運転や事故を遠ざけることになります。

ときどきは、運転に関するルールや優先権についても振り返りながら、周りのドライバーや歩行者にやさしい運転を心がけましょう。


ライター

山内 良子

珍しいことや面白いこと、心理学が大好き。 日本全国を巡りながら、さまざまなジャンルの記事を執筆中。 接客改善業務や金融会社での勤務、波乱に満ちた経験なども交え、読者様の生活に役立つ情報発信を心がけています。

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