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《サステナブル》とは?簡単にはじめられる持続可能な暮らしの新習慣

公開:2020.04.15 更新:2021.08.19

《サステナブル》とは?簡単にはじめられる持続可能な暮らしの新習慣

最近何かとよく聞く言葉「サステナブル(Sustainable)」。実は、近年の世界の天災の深刻化、環境問題に大きくかかわりのある「持続可能な」という意味の言葉なのです。この記事を読んでこれからの地球の環境問題に向き合ってみませんか?

女の子

「サステナブル」という言葉を知っていますか。
「持続可能な」という意味で、今世界中で「サステナブルな社会の実現」を目指しています。

つまり地球の限りある資源を大切に使い、良い状態で未来にバトンを繋いでいくこと。
特に近年は異常気象や大災害が世界各地で深刻化し、それぞれが地球のために自分になにができるのかを模索するきっかけになっているように思います。

「サステナブル」な社会やライフスタイルの実現を目指すため、今すぐ生活に取り入れられるアクションをいくつかご紹介します。

ボトルや箸、エコバッグなどは持参

カトラリー

スーパーマーケットの買い物でエコバッグを持参するというのは、今ではより多くの人が実践している「サステナブル」な習慣です。
最近になってレジ袋を有料にしたり廃止にするスーパーも出てきました。デザイン性に優れたエコバッグも豊富に揃っているので、ぜひお気に入りのものをバッグの中に常備しておきたいですね。

ほかにも私たちができるのが専用のアイテムを携帯すること。
カフェによく行く人なら「マイボトル」や「マイストロー」、ピクニックやキャンプなど野外で食べる機会が多いなら「マイ箸」や「マイカトラリー(フォークやナイフ、スプーン)」など。

使い捨てのプラスティックカップやバッグ、ストローなどは便利な上携帯しなくていいので身軽ですが、地球に優しい選択もあることを知っておきましょう。

自然に還る生活アイテムを選ぶ

オーガニック石鹸

毎日使う生活アイテム。特に洗剤やシャンプー&コンディショナーなどは、そのまま海に流れても環境の負担にならない、無添加で植物由来のものを積極的に選びたいもの。

スーパーマーケットでたくさん売られている安価でいい香りのする洗浄グッズには、多くの有害物質が含まれていることも。使うたびに排水となり海に流れ、海洋生物の害になり結果海から揚がる魚介類などを、私たち人間がまた食べていることも頭に入れておきましょう。

オーガニックのものは高い、または手に入りにくいなら、掃除にはぜひ重曹やクエン酸、酢などを工夫して使ってみて。合成洗剤を使わずにここまできれいになるのかと驚き、嬉しくなりますよ。

フードロス削減を目指そう

フード

食糧の大量廃棄は、日本でも深刻な問題です。
フードロス削減についてはさまざまな企業が解決策を考え、ニュースなどでも耳にするようになりましたね。
では私たちが、いち消費者としてできることは何があるでしょうか。

とてもシンプルですが買ったものはすべて使い切り、食材を廃棄しないことです。
そのために自分たちが消費できる量をきちんと把握しましょう。セール商品を見つけるとつい衝動買いをしがちですが、それって本当に必要なものなのか、冷静に見極めることが大切です。

それでも買い過ぎたり、余ったりしたらチャーハンやスープなど具材を選ばない万能レシピで使い切ったり、常備菜の作り置きをして冷凍保存にするなど工夫してみて。

服やインテリア雑貨も長く使うことを前提に

PCディスク

物が溢れ、なんでも簡単に手に入る大量生産・大量消費の時代に、ひとつの物を長く使うことの大切さを見直してみませんか。
値段が安いとどうしても「ワンシーズン着られたら十分」、「壊れたらまた買えばいい」という思考になりがち。サステナブルな暮らしの実現には、そういう考え方やマインドなども見直す必要がありそうです。

まず服やインテリア雑貨も長く使えるものを選ぶのが大前提。
そのためには値段や利便性だけで選ぶのではなく、修理してまで使いたいと思えるほど愛情を注げるものかどうか、作り手や職人のこだわりに共感できるかどうか、を基準に選んでみてもいいですね。

そして壊れたら修理に出す、もし引っ越しなどなんらかの理由で手放すときはリユースやリサイクル活動をしているショップなどに引き取ってもらいましょう。

なによりひとつのものを大切に使い続けると愛着も湧き、暮らしが豊かになるのを実感します。好きなものに囲まれた暮らしを、ぜひ目指したいですね。

まとめ

サステナブルな社会の実現というと少し遠い道のりに感じますが、まず私たち個人がそれらの考えや選択を習慣づけることで結果、社会にまで影響していくはずです。

地球の美しさを守るため、毎日の生活でできるアクションはほかにもたくさんあります。その中で自分には何ができるかを考え実行する人が増えると、より住みやすい優しい世界に繋がるのではないでしょうか。


ライター

mia

ナチュラルライフ探求ライター/オーガニック料理ソムリエ。旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページのグルメ記事を主に担当。今は自然に沿った生き方を実践しつつ各媒体で執筆中。海のある暮らしに憧れています。

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