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コバエのカンタン駆除と対策方法とは?大量発生の原因と予防法も

公開:2022.07.24

コバエのカンタン駆除と対策方法とは?大量発生の原因と予防法も

コバエを駆除する方法と対策方法をご紹介!梅雨から秋に発生するコバエ。見かけたらすぐに殺虫剤やめんつゆトラップで全滅させて、コバエを寄せ付けない対策をすることが重要です。放っておくとあっという間に増えるのはなぜなのか?大量発生してしまう原因や予防法も紹介します。

梅雨から夏、秋にかけて発生するコバエ。繁殖スピードが非常に早いため、1~2匹であっても見かけたらすぐに駆除しなければ、大量発生してしまう恐れがあります。

そこで今回は、家の中にコバエが発生したときの駆除方法と、大量発生させないための対策方法をご紹介します。

コバエの種類と好む場所を知って対策を

解放された窓際

コバエの駆除や対策をするにはまず、コバエの特性を知ることが大切です。
時期的には春から秋にかけて、冬を除けば1年中発生するコバエ。具体的には気温25度~30度の温かさと70%前後の湿度を好むとされています。

家の中に発生するコバエ4種類

家の中に発生するコバエは主に以下の4種類。それぞれ好む場所、発生しやすい場所が違うため、それぞれに対策が必要となります。

(1)ショウジョウバエ
体長2〜3mm。室内で見かけるほとんどがショウジョウバエであることが多く、生ゴミやアルコールなどの飲み残し付近に発生します。

(2)ノミバエ
体長2mmほど。脚が発達していて、跳ねるようにすばしっこく動きます。生ゴミや排水溝、ペットのフンに集まります。

(3)キノコバエ
体長2mm。特に小さな身体で網戸の隙間などをすり抜けて侵入します。観葉植物の周辺に発生します。

(4)チョウバエ
体長5mm。通称「便所バエ」とも呼ばれている通り、トイレのほかに洗面所、お風呂の排水口を好みます。

いずれも身体が小さいため、外にある室外機や換気扇、網戸のわずかな隙間などから侵入します。

コバエ大量発生の原因は?

コバエの寿命は早いもので4日、長くても約1~2カ月と比較的短いので、放っておいても支障がないように思えますが、繁殖力の強さに要注意!

コバエは卵から成虫になるまでの期間が2週間程度と短く、一生に数百個も産卵するのだとか。成長サイクルと繁殖スピードが早いため、見かけた数が少なくてもすぐに大量発生してしまう恐れがあるのです。そのため、1~2匹でも見つけたら全滅させるように心がけましょう。

効果的なコバエ駆除の方法2つ

部屋の中にコバエが発生したときの駆除方法を2つご紹介します。

1.市販の殺虫剤で駆除する

コバエホイホイとたくさんの虫

発生してしまったコバエを駆除するには、市販の撃退キットの活用が効果的です。スプレータイプと置き型タイプがありますが、併用がおすすめ。

飛んでいるコバエにはスプレーを吹きかけてその場で撃退し、その後、置き型タイプで目に付かないコバエをおびき寄せて駆除しましょう。
家の中に生息しているコバエを全滅させるためには、両タイプを合わせて活用すると効率的です。

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2.簡単!自作の「めんつゆトラップ」で駆除する

今すぐに、家にあるものでコバエを撃退したい場合は、「めんつゆトラップ」がおすすめ。

「めんつゆトラップ」とは、めんつゆと水と食器洗剤を混ぜて作る「コバエホイホイ」のことです。コバエが好む、甘くてしょっぱいめんつゆのニオイと柑橘系のニオイを混ぜることで、コバエをおびき寄せます。そして器に入り込んだコバエを溺れさせて駆除する撃退方法です。

作り方は下記の通りなので、簡単に作れます。今、家にあるものでコバエをどうにかしたい人は、試してみてください。

【めんつゆトラップの作り方】
1. 底の浅い容器を用意する(ペットボトルの底部分を切り取ったものでもOK)
2. めんつゆと水を1:1で入れる
3. 食器用洗剤を5滴ほど垂らす
4. コバエが寄りつきやすい場所に置く
※10日ほどで液の交換をしましょう

観葉植物に発生したコバエ駆除には「木酢液」がおすすめ

たくさんの観葉植物

観葉植物の土の周りにも、コバエは発生しがちです。観葉植物にコバエが湧いてしまった場合、殺虫スプレーを吹きかけるのは葉を枯らしてしまいそうで不安ですよね。

植物に湧くコバエには、木酢液がおすすめです。木酢液は木炭を原料としており、虫対策に効果的です。また自然素材のため、環境や人体、植物にも影響が少なく害虫にのみ効果を発揮するとされています。

原液はドラッグストアやホームセンターで売られているので、500倍ほどに薄めて植物に吹きかけましょう。スプレーしてすぐは燻製のようなニオイが気になりますが、時間が経つにつれて消えていくので、安心してくださいね。

部屋にコバエを寄せ付けない対策方法4つ

コバエ駆除は比較的簡単にできますが、普段からコバエを寄せ付けない環境を作ることが大切です。ここからはおすすめのコバエ対策を紹介します。

(1)清潔を保つ

たくさんの調味料が置かれたキッチン

コバエ対策の基本中の基本とも言えるのが、清潔を保つことです。

コバエは人間が「汚い」と思うものや「ニオイ」を感じるものにやってきます。生ゴミはもちろん、シンクに少しだけこびりついている野菜くずや排水口のヌメヌメはないでしょうか。また、コンロ周りの油汚れにも、コバエは寄ってきます。

その他にもペットのトイレや風呂場の排水口なども、清潔な状態を保つことが大切です。こまめに掃除をし、生ゴミが出たらその都度水を切り密閉されたゴミ箱に移すなど、部屋からコバエが好むものを取り除きましょう。生ゴミは防臭袋に入れて捨てるのもおすすめです。アルコールの匂いもコバエを寄せ付けてしまうので、食べ残しや飲み残しはその日のうちに片付けましょう。

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(2)網戸の虫除け対策

窓を開けて網戸にして過ごす時期は、網の目からコバエが入ってきやすくなります。網戸に専用の虫除けスプレーをしたり、吊すタイプの虫除けグッズを設置したりすれば、コバエの侵入を抑えられるでしょう。

しかし完全に防ぐのは難しいため、「侵入を抑制する」くらいの気持ちで取り組んで、清潔さを保つことに重点を置いた方が良いでしょう。

(3)蛍光灯対策

コバエは基本的に不潔を好みますが、蛍光灯のあかりにつられてやってくる場合もあります。蛍光灯周りに殺虫剤はかけたくないため、撃退方法に迷ってしまいますよね。

蛍光灯に虫が寄りつかないようにするには、防虫タイプの蛍光灯に取り替えるのがおすすめ。光に虫が寄ってきにくくなります。

(4)観葉植物の水やりにも注意

観葉植物の水のあげすぎにも要注意。土が常に湿っていたり、受け皿に水が溜まってしまっているとコバエを寄せ付けてしまう原因となります。水やりの回数を気にしたり、受け皿の水はこまめに捨てて、清潔な状態を保ちましょう。表面の土をコバエ発生の原因になりにくい無機質なものに変えるのも一つの方法です。

コバエの駆除と対策を徹底して発生を防ごう

コバエは放っておくとたくさん卵を産み付けてしまい、どんどん増えていきます。毎日見かけるようであれば、家の中に居着いている可能性があるため、早めに駆除しましょう。

その後、コバエを増やさないように対策も忘れずに。コバエを撃退して、快適な日々を過ごしてくださいね。

※通販サイトにより価格は変動する場合があります

TEXT:遠藤 舞衣、PrettyOnline編集部


ライター

PrettyOnline編集部

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