目次
コバエが飛んでいるのは、決して気持ちの良いものではありませんよね。
しかし撃退しても撃退しても、一向にいなくならない……その原因は、家の中がコバエにとって快適すぎるせいかもしれません。
コバエ撃退に大切なのは「寄せ付けないこと」、「見つけたら一掃すること」です。
この記事ではコバエ撃退に効果的な方法について、ご紹介します。
コバエの発生時期や場所
コバエが発生する時期は、春から秋にかけてです。冬を除けば1年中発生する、とも取れますが、正確には25度以上の温かさと70%前後の湿度の時期に活動が活発になるとされています。
発生する場所は、一言で言えば「汚れていてジメジメしている場所」です。
水回りや生ゴミのニオイがする場所、配水管や植物の土などの周りを飛び交っています。
コバエの侵入経路
戸締まりはしっかりしているのに、いつの間にかコバエが増えている……なんて経験はありませんか。体が小さいコバエは、家のいろんな隙間から侵入してきます。
部屋を閉め切っていても息が苦しくならないのは、家のあちこちに人間の目には把握できない隙間があるためです。コバエは空気の通り道になるような小さな隙間を見つけ、家の中に侵入してきます。
網戸やエアコンのドレーンホースなどは、コバエにとって格好の出入り口です。侵入経路を塞ぐのは難しいため、「発生させないように防ぐ」、「見つけたら即撃退」を心がけた方が効率的です。
コバエが好む環境
コバエはニオイにつられてやってきます。生ゴミはもちろん、排水口やペットの排泄物のニオイにも敏感です。また、湿っていて温かな環境も好みます。
コバエを撃退するのであれば、原因となるものを取り除いていくことが大切です。
コバエを防ぐ方法
コバエを発生させないようにするには、第一に「清潔を保つ」こと。さらに侵入経路になりやすい網戸の対策と、光の対策も重要です。
それぞれを詳しく見てみましょう。
(1)清潔を保つ
コバエ対策の基本中の基本とも言えるのが、清潔を保つことです。
コバエは人間が「汚い」と思うものや「ニオイ」と感じるものにやってきます。生ゴミはもちろん、シンクに少しだけこびりついている野菜くずや排水口のヌメヌメはないでしょうか。また、コンロ周りの油汚れにも、コバエは寄ってきます。
その他にもペットのトイレや風呂場の排水口なども、清潔な状態を保つことが大切です。こまめに掃除をし、生ゴミが出たらその都度水を切り密閉されたゴミ箱に移すなど、部屋からコバエが好むものを取り除きましょう。
(2)網戸の虫除け対策
窓を開けて網戸にして過ごす時期は、網の目からコバエが入ってきやすくなります。網戸に専用の虫除けスプレーをしたり、吊すタイプの虫除けグッズを設置したりすれば、コバエの侵入を抑えられるでしょう。
しかし完全に防ぐのは難しいため、「侵入を抑制する」くらいの気持ちで取り組んで、清潔さを保つことに重点を置いた方が良いでしょう。
(3)蛍光灯対策
コバエは基本的に不潔を好みますが、蛍光灯のあかりにつられてやってくる場合もあります。蛍光灯周りに殺虫剤はかけたくないため、撃退方法に迷ってしまいますよね。
蛍光灯に虫が寄りつかないようにするには、防虫タイプの蛍光灯に取り替えるのがおすすめ。光に虫が寄ってきにくくなります。