カテゴリをみる
コンテンツをみる
taiwan taiwan magazine
MAIL MAGAZINE
新着記事を受信。限定プレゼントも♪
父の日ギフトに日本酒はいかが?種類の違いやおすすめ銘柄&おつまみを厳選

父の日ギフトに日本酒はいかが?種類の違いやおすすめ銘柄&おつまみを厳選

2021年6月20日(日)の「父の日」はお酒好きなお父さんと日本酒で晩酌しませんか?日本酒は種類が多くて違いが分からないという方に向けて、純米酒や本醸造酒といった日本酒の基本からお父さんと一緒に楽しめる飲みやすい銘柄まで紹介します!ぜひ参考にしてくださいね。

目次

日本酒は使うお米や水、製法、保存方法に蔵元の想いなど、さまざまな要素によって構成されるためその味わいもさまざまです。
しかし、大まかな分類や味の目安となる指標を押さえておけば日本酒をもっと楽しめるはず!

日本酒の基本から比較的飲みやすいおすすめの銘柄まで紹介していくので、今年の「父の日」は日本酒ギフトをきっかけに、お父さんとの晩酌タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?

日本酒とは

日本酒を注ぐ

日本酒とは、通常お米と麹と水を主な原料とする「清酒」を指します。
清酒には、酒税法で定められた以下の基準があります。

・アルコール22度未満
・原料にお米を使い、必ず“こす”工程があること

さらに清酒は「特定名称酒」とそれ以外に分けられます。
「特定名称酒」以外の日本酒は一般的に「普通酒」と呼ばれ、比較的リーズナブルな価格帯のお酒が多いです。

日本酒基本の3種類

特定名称酒は大きく分けると「純米酒」、「吟醸酒」、「本醸造酒」の3つになります。

(1)純米酒

「純米酒」は、お米と水、米麹のみが原料のお酒。まるで炊き立てのお米のようなふくよかな香りや甘み、濃厚なコクが楽しめます。

(2)本醸造酒

「本醸造酒」は上記3つの原料に醸造アルコールが添加されます。お米の雑味や甘みが抑えられてスッキリ爽やかな風味に。辛口のお酒が多いのが特徴です。

(3)吟醸酒

「吟醸酒」は「本醸造酒」と同じ原料で造られますが、「吟醸造り」といわれる製法がポイント。この違いによってフルーティーな香りが引き立ちます。
また「精米歩合」にも違いがあり「本醸造酒」は70%以下、「吟醸酒」は60%以下と決められています。
ちなみに、精米歩合50%以下のものは「大吟醸酒」となります。

精米歩合ってなに?

お米

先ほど出てきた「精米歩合」という言葉。これは、お米の削り具合を表しています。

例えば食用米の場合、精米歩合は約90%です。10%ほどを削っているということです。
お米は磨き、削るほど雑味が無くなるため、精米歩合の数値が下がるほどスッキリと飲みやすい風味になります。
さらに磨き上げると、華やかな香りも際立ちます。

お米一粒一粒を磨き上げるには相当な手間と技術が必要なため、精米歩合に比例して価格が変動することも多いです。

プレゼント選びに役立つ!「特定名称酒」8種類の一覧

特定名称酒は、上記3種類をさらに細分化して8種類に分けることができます。
この8つの種類は、先ほど紹介した「精米歩合」や「原料」により分類されるため、味を見分ける一つの目安となります。

(1)純米酒

原料:水・米・米麹
精米歩合:規定なし
特徴:お米本来の旨味やコク、ふくよかさ

(2)純米大吟醸酒

原料:水・米・米麹
精米歩合:50%以下
特徴:お米をよりよく磨いてやさしい飲み口に。香りもフルーティー

(3)純米吟醸酒

原料:水・米・米麹
精米歩合:60%以下
特徴:華やかな香りと、深い味わいのバランスが絶妙

(4)特別純米酒

原料:水・米・米麹
精米歩合:60%以下または特別な製造方法
特徴:磨かれた華やかさがあり、お米の風味が強いものが多い

(5)大吟醸酒

原料:水・米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:50%以下
特徴:醸造アルコールにより引き立つスッキリとした香り

(6)吟醸酒

原料:水・米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:60%以下
特徴:フルーティーかつやわらかな口当たり

(7)特別本醸造酒

原料:水・米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:60%以下または特別な製造方法
特徴:本醸造酒より引き締まった味のものが多い

(8)本醸造酒

原料:水・米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:70%以下
特徴:醸造アルコールの量は、使用するお米の重量10%までと定められているため、甘すぎず後味の爽快感が魅力

特別な製造方法とは

精米歩合のところに「特別な製造方法」と書かれてあるものがありますが、この“特別”には規定やルールはなく、酒蔵のこだわりによるとされています。

火入れのタイミングや貯蔵期間による違いも

日本酒の種類は、製造方法の違いによってさらに細かく分けられます。

生酒など「生」がつく日本酒は火入れがポイント

まず火入れについてですが、通常の日本酒は貯蔵前と出荷前に火入れ、つまり加熱処理をします。質を安定させるための工程とされています。

一方で一度も火入れを行わないのが「生酒」、出荷前に一度だけ火入れを行うのが「生貯蔵酒」、そして貯蔵前に一度だけ火入れをするのが「生詰」です。

いずれもフレッシュな味わいが特徴です。

日本酒も熟成するもの?

次に貯蔵期間によって、新酒と古酒(長期熟成酒)に分けられます。

新酒とは、冬〜春に多く見かける日本酒で「しぼりたて」とも呼ばれます。フレッシュな香りと味わいが特徴です。

一方古酒(長期熟成酒)は、3年以上熟成させた日本酒を指します。お米の味が濃厚かつまろやかになり、熟した果実や木の実を思わせる香りが生まれます。


ライター

PrettyOnline編集部

PrettyOnline編集部が、関西のグルメ情報やトレンド情報をお届けします。

このライターの記事をもっと読む

関連記事