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コロナ禍による経済不安で、収入は増えどころか減る一方。毎月の生活費、さらには将来のお金について大きな不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで注目が集まっているのが、「投資」。
しかし「投資」と聞いて、「大損しそうで怖い」という印象を持つ方もいらっしゃるでしょう。
今回は、独立系ファイナンシャルプランナー企業『フューチャー・クリエイション』の前川富士雄社長に、初心者におすすめの投資について伺いました。
投資とは、そもそも何?
聞いたことはあってもよくわからない、興味はあるがリスクが怖いという方が多い「投資」。
「投資」とは、将来が有望視される投資先(企業など)に、長期的に資金を投じること。
長期的に金融商品を持ち続けることで、短期的には変動があっても、長期的視点で収益を見れば本質が徐々に積み上がっていくため安定して利益を生み出すようになり、ミドルリスク・ミドルリターンな運用方法と言われています。
投資と投機は違う!
私たちは投資と聞くと「博打のようなもの」、「失敗すると一文無しになる」と想像してしまいます。
その理由は、前川先生曰く「投資と投機を混同しているから」。
「長期間資金を投じ、安定して利益を生み続ける“投資”とは逆に、“投機”は短期間で金融商品(株など)の売買を繰り返し、利益を得る行為。“安く買って高く売る”ことで利益を得ようとするのですが、相場の変動に大きく振り回されます。投機は短期で利益を得る可能性がある一方、ギャンブル性もあり、お金に疎い方や安定した利益を得たいと考える方には向きません」(前川先生)
「長い目で見て、安定的にお金を殖やしたい」なら、投資がお勧めということですね。
投資をする人が増えた2020年
コロナ禍に見舞われた2020年、実は日本でも投資を始める人が増えたとか。
「収入が増えにくい中で、“お金に働いてもらおう”と投資を始めた方が多いですね。また、在宅時間にお金にまつわる勉強をされた方が多いのも要因でしょう」と前川先生。
コロナによる経済への影響は、まだまだ続くと思われます。2021年、あなたも投資を始めてみませんか?
初心者におすすめの「ほったらかし投資」とは
実は今、「ほったらかし投資」が注目されているのをご存知でしょうか。
“ほったらかし”という、ズボラさんや多忙な方にとって魅惑の言葉を冠した投資。
前川先生によると「ほったらかし投資とは、投資の1つの“取り組み方”です」。
「最初に投資信託の仕組みを使ってお金が回る環境を整えおき、あとは手をかけずに放置するだけの投資方法です」(前川先生)。
“ほったらかし”という観点で言うと、銀行などの預貯金も似たようなシステム。
銀行にお金を預けると、何もしなくても金利がついて、預けたお金が殖えていきます。
しかし、近年の預金金利は低水準。銀行等にお金を預け、通帳を見るたびに「殖えた!」と実感する方は少ないのではないでしょうか。
「手間はかからないが利回りが期待できない」のが預貯金。
「手間はかからず、利回りも期待できる」のが「ほったらかし投資」なのです。
「ほったらかし投資」が初心者におすすめの理由3つ
資産運用初心者になぜ「ほったらかし投資」がお勧めなのか、理由を前川先生に教えていただきました。
【1】ほったらかしで資産が積み上がっていく
目の前の価格変動に振り回されず、少なくとも5年、できれば10年と長期的に、じっくりと資産を積み上げていきます。
10年あれば様々なショック(例:リーマンショック、コロナショック)にも耐えられます。
【2】少額からでも投資を始められる
例えば10,000円など、少額でも投資を始めることができます。
どうしてもリスクが怖いという方はまず少額から始め、仕組みが理解できたら投資額を上げる方法もお勧めです。
【3】不向きな人がいない
お金の専門知識がなくても、仕組みさえ作れば簡単に始められる・続けられます。
仕組みの作り方は、独学で勉強する方法もありますが、お金の専門家に相談するのも良いでしょう。無料相談を受け付けていることもありますよ!
初心者が「ほったらかし投資」を始める4ステップ
「ほったらかし投資」を始めるなら、やはり専門家のフォローを受けながら行うのがスムーズ。
この章では、『フューチャー・クリエイション』のサポートを例に挙げ、初心者が「ほったらかし投資」を始めるステップをご紹介します。
(1)知る
「投資とは何かがわからないから、不安がつきまとう。まずは第一歩として、セミナーで、投資とは何かを知っていただきます」(前川先生)。
(2)理解する
「本質を理解すれば、投資に対する不安もなくなっていきます。セミナーで投資と投機の違いをしっかりとお伝えします」(前川先生)。
また、投資の種類や戦略についても図解を使って教えてもらえるほか、リスク回避・リスクコントロールの方法も紹介してもらえるので、理解を深めることができます。
(3)仕組みづくりを行う
具体的な投資額を決め、仕組みづくりを行います。
「初心者の方にとっては難しいこともあり、少々勉強が必要となります。仕組みづくりは“ほったらかし投資”の要ですので、1人で行うより、プロと二人三脚で行ったほうが早く、確実と言えます」(前川先生)。
(4)続ける(できる)
先述の通り、“ほったらかし投資”は5年~10年の長期スパンで行うもの。相場の変動で売り買いを繰り返す必要はありません。
『フューチャー・クリエイション』では無料のフォローアップセミナーも開催されており、そこで投資に関する新しい知識・情報を得ることもできます。
初心者が相談するなら「独立系(独立型)ファイナンシャルアドバイザー」
投資について専門家に聞いてみたいけれど、誰に相談したらいいかわからない……という方は、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」がお勧め。
ファイナンシャルアドバイザーとは、資産運用の提案に特化し、世界中の金融商品を紹介できるプロのアドバイザーのこと。
ファイナンシャルアドバイザーにも様々な種類があり、保険会社や銀行、証券会社に属して活動を行うアドバイザー、逆にどこにも属さない「独立系ファイナンシャルアドバイザー」があります。
「独立系ファイナンシャルアドバイザー」は特定の金融機関に所属していないため、投資先の組み合わせ方や投資額の配分まで、中立な立場で偏りなく紹介・アドバイスをしてくれます。
前川先生も独立系ファイナンシャルアドバイザー。「人生の伴走者として、相談者様の立場にたったご提案をしています」。
「前川先生は“投資額は絶対に無理はしてはいけません”と常に言ってくださいます。投資額を決める際も『最初はもし心配であれば、10年後、もしその額がなくなっても確実に生きていけるという額だけにしましょう』と、少し拍子抜け(笑)。偏りなく幅広い商品を提案してくださるし、常に笑顔で物腰が柔らかく、お金に疎い私にも丁寧に教えてくださるので、信頼してお任せしています」。
2021年、「ほったらかし投資」を始めましょう
コロナショックにより、収入が増えない時代はしばらく続きそうです。今ある資産を運用して殖やさないと、「老後破産」のリスクもどんどん高まると言われています。
「豊かな人生のために、今こそ“お金そのものに働いてもらう仕組み”を整えましょう」(前川先生)。
筆者も今回の取材を通して「銀行に預けたまま全然触っていないお金を運用に回してみたい」と感じました。
皆さんも、『フューチャー・クリエイション』の無料オンラインセミナーや無料個別相談を受けてみてはいかがでしょうか。
「ほったらかし投資」の独学にお勧めの本
前川先生が『クロスメディア・パブリッシング』から書籍『お金に働いてもらおう 世界一カンタンな ほったらかし投資』を出版されます。
発売は2021年1月下旬予定。独学で「ほったらかし投資」を勉強してみたいという方にオススメの1冊です!