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毎日の節約で効果アップ!一人暮らしの水道代の節約術と節水グッズ3選

公開:2021.09.18 更新:2021.09.30

毎日の節約で効果アップ!一人暮らしの水道代の節約術と節水グッズ3選

水の使い方を見直して、水道代を節約してみませんか?水道代が高いと感じるなら、どこかで水を無駄遣いしている可能性が……。まずは女性の一人暮らしで平均的な使用水量を知るところから始めましょう。おすすめの節水方法や節水グッズも紹介します。

一人暮らしの水道代の目安は?

【1】1カ月あたりの使用量を調べてみよう

水が出ている蛇口

水道代を節約するには、まず今の使用状況を把握するところから始めましょう。必要なものは定期的に届く検針票です。「水道使用量のお知らせ」と記載されていることもあります。

水道代は、上水道と下水道に分けて計算されています。どちらも基本料金が定められており、それを超える分は1立方メートルごとに何円というように従量使用料がかかります。上下水道の料金に消費税を足した価格が水道代です。

東京都水道局の調査によれば、一人暮らし世帯の平均的な使用水量は1カ月あたり8.2立方メートルです。1立方メートルの水は1,000リットルなので、8,200リットルの水を使っていることになります。これより多いのであれば、水の無駄遣いをしているかもしれません。節水を検討しましょう。
なお、多くの自治体では検針票を2カ月に一度発行しています。使用水量も2カ月分になっていることに注意してください。

【2】水の使用はお風呂とトイレで約60%

洗面所

日々節水を心がけるのも大切ですが、効果的に水道代を節約したいなら、水をたくさん使う場面から優先的に見直していきましょう。日常生活で大量の水を使う二大場面は、お風呂とトイレです。この2つは1カ月の使用水量の約60%を占めています。お風呂の方が多く約40%、トイレはその半分の約20%です。
一方で洗面や手洗いなどが占める割合は約6%しかありません。

【3】水道代があまりにも多い場合は水漏れの可能性も

水道メーター

水の無駄遣いをしているつもりがないのに、平均的な使用水量の2倍以上を使用していることになっている場合は、水漏れを疑いましょう。キッチンやお風呂など、水回りで水漏れしていればすぐに気づきますが、床下の配管など見えにくい場所から水漏れしている場合もあります。水道代の高さのほかには、床や壁が不自然に湿っているのも水漏れのサインです。
水漏れしているかどうかを確かめるには、家中の蛇口をすべて閉めて水道メーターを確認しましょう。パイロット針と呼ばれる銀色の部品が回転していたらどこかで水が漏れています。修理を依頼する場合は自治体のホームページにアクセスし、水道局が指定する水道屋さんに連絡しましょう。

今日からできる水道代の節約術

【1】お風呂の設定を変更する

入浴している女性の足

一般的に、浴槽にお湯を張ると1回あたり約200~250リットル、シャワーを使うと1分あたり約12リットルの水が消費されると言われています。湯船につかるのを毎日から2日に1回にするだけでも、3,000~3,750リットルの水を節水できることになります。水道代を節約する上で大きなポイントです。節水テクニックとして、2リットルサイズのペットボトルに水を詰めて湯船に入れ、かさ増しをする人もいます。

シャワーを使う際は出しっぱなしにしていないか注意しましょう。洗い流す時にだけシャワーを出すようにすると節水できます。また、湯船のお湯を活用するのもおすすめです。

【2】蛇口をこまめに閉める

節水の王道はやはり蛇口をこまめに閉めることです。お風呂やトイレの節水のような大幅な節約はできませんが、毎日コツコツと積み重ねることで効果を発揮します。
手で石鹸を泡立てている間、歯を磨く間などに水を出しっぱなしにしていませんか。自分の何気ない行動に目を向けてみましょう。歯磨きの際は、あらかじめコップに水をくんでおくと無駄遣いを防ぐことができます。水道代も月に数百円程度は削減できるはずです。

【3】トイレの使い方を見直す

トイレ

トイレでは、お風呂に次いでたくさんの水が使われていることはすでに述べました。とは言え、トイレで極端な節水をするといろいろなデメリットが発生します。詰まりやすくなったり、便器が汚れやすくなったり、悪臭の原因になったりしては元も子もありません。他の無駄を見直しましょう。

音を消すために水を流してはいませんか? 音が気になる人向けに、トイレ用の消音装置が販売されています。また、洗浄の際に大ばかり使っていると当然水の使用量は多くなります。大と小を使い分ける習慣をつけましょう。
賃貸では難しいですが、トイレそのものを新しいものに替える方法もあります。古いトイレでは1回の洗浄で10リットルもの水を使用するモデルもありましたが、現在は半分以下の水量で効率的に洗浄できるものが登場しています。便器が老朽化しているなら検討の余地がありそうです。

【4】食器はつけ置き洗い

キッチンでも水をよく使いますが、中でも食器洗いにはたくさんの水が必要です。まずは水の出しっぱなしをやめましょう。お皿の汚れを先にスクレイパー(ヘラ)でこそげ落としたり、キッチンペーパーで拭き取ると洗う時間を減らせます。また、洗い桶を用意して洗剤を溶かした水でつけ置き洗いをするのも効果的です。この時、ぬるま湯で行うとさらに汚れが落ちやすくなります。かさばりやすく導入費用はかかりますが、食洗機は水道代も手間も節約できて一石二鳥です。

【5】洗濯機にお風呂の残り湯を活用

せっかく浴槽にお湯を張ったなら、最後まで有効に使いましょう。洗濯機にお風呂の残り湯を使い回すと相当量の水を節約できます。この時、注意したい点が2つあります。1つは残り湯をきれいな状態に保つことです。長時間放置したお湯や、ひどく汚れたお湯を使うのは避けましょう。次に、すすぎには新しい水を使うのがおすすめです。残り湯は洗いの段階で使いましょう。


ライター

てんむす

大阪府生まれ京都府在住。生き物と食べ物が好き。2019年に行ったドイツ旅行で大きな博物館とおいしいグミに感激し、ドイツ語を勉強中です。

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