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花粉がひどい人は、外出時だけでなく家の中でもくしゃみや鼻水・目のかゆみなどに悩まされます。
「家にいる時くらい花粉の悩みから解消されたいのに」と苦しい思いを抱えているのではないでしょうか。
その理由のひとつは、部屋に花粉が存在しているためです。
窓を開けてもいないはずなのに、なぜ、花粉が発生してしまうのでしょうか。
この記事では、花粉に悩む方が家の中でリラックスして過ごせるように、部屋の中における花粉対策の方法や便利アイテムについてご紹介します。
【部屋の中の花粉対策】ポイント4つ
外出先での花粉から解放されてやっと家の中……と思いきや、家にいてもくしゃみや涙が止まらない。
寝ることもままならず、とても苦しいですよね。
花粉は外だけでなく、家の中にも入ってきます。
外で上着についた花粉がそのままの状態になっていたり外干しした洗濯物に付着していたり、空気の入れ替えをして窓を開けたときに入ってくる、なんてこともあるためです。
リラックスできるはずの家にいても花粉に悩まされないよう、部屋の中でできる花粉対策をやってみましょう。
1. 衣類についた花粉を落としてから玄関を開ける
家の中にできる花粉対策の基本は、「持ち込まないこと」です。
外でついた花粉は、外でさよならをしましょう。
玄関に入る前に、玄関から少し離れたところで衣類についた花粉を払います。
玄関横、ポストの中など、外でも花粉がつかない場所に花粉を落とす衣類用ブラシがあると良いですよ。
また、花粉は髪にもついています。
こちらも髪用のブラシを外の安全な場所に置くのがおすすめ。
家の中にブラシを取りに入った際に、花粉を連れ込んでしまうことがなくなります。
2. 換気は朝か夜
1日の中で花粉の飛散が多いのは日中と夕方といわれています。
空気の入れ替えをするなら、夜20時~朝8時までの間に済ませておきましょう。
花粉の飛散が少ないため、部屋に花粉が侵入するのを抑えられます。
また、窓を開けてレースカーテンだけを閉めて空気の入れ替えをすれば、花粉がレースに阻まれて部屋に入ってきにくくなります。
3. 洗濯物は朝8時までにしまう
日中のお日様にあてて乾かしたい洗濯物ですが、花粉が多く飛ぶ時間の外干しは、避けた方が無難です。
換気の時間と同じく、外に干すのも夜20時~朝8時までの間で済ませておきましょう。
どうしても日光に当てたい方は、花粉を寄せ付けない柔軟剤の使用や花粉カバーをつける、部屋干しで日の当たるところに干す、などの対策が必要です。
部屋干しでは洗濯物が乾ききるか不安な方は、扇風機やサーキュレーターを当てて衣類に空気を通すと、乾きやすくなりますよ。
4. 加湿機を使う
どんなに対策をしても目に見えない花粉を、完全にシャットアウトするのは難しいです。
それならばせめて、すでに部屋に入っている花粉を浮遊させないよう、加湿機を使いましょう。
花粉に湿気を含ませると水分の重みで舞い上がらなくなります。
出入り口付近など対流によってゴミが溜まりやすい場所は、花粉も溜まりやすい場所です。
家の中で「よくゴミがここに溜まっている」という箇所があれば、同位置に加湿機をセットすると効果的です。
【部屋の中の花粉対策】正しい掃除方法
●部屋の中に花粉を入れない
●入った花粉を舞い上がらせない
これら2つをきちんと実行すれば、部屋の中で花粉に悩む機会も少なくなります。
しかしすでに入ってしまった花粉は、どのように除去をすれば良いのでしょうか。
残っている花粉は放っておいても死滅するわけではないため、花粉対策用の正しい掃除方法で、部屋から取り除きましょう。