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愛犬のしぐさで気持ちがわかる!信頼のサインと関係を深めるコツ3つ

公開:2021.05.16

愛犬のしぐさで気持ちがわかる!信頼のサインと関係を深めるコツ3つ

「愛犬は私をどのくらい信頼してくれているんだろう」と考えたことはありませんか?愛犬が言葉を話せたら、聞いてみたいことがたくさんありますよね。そこで今回は、犬が信頼している人にだけみせるしぐさや行動、信頼関係を深めるコツをご紹介します。

愛犬のしぐさでわかる!信頼・愛情のサイン

秋の秋田犬

犬は社会性の高い動物。群れの仲間同士、鳴き声やボディランゲージでコミュニケーションをとっています。そのため、犬の気持ちは犬のしぐさに全面的に現れていると言っても過言ではありません。しぐさに注目して、愛犬の気持ちを読み取っていきましょう。

(1)お腹を見せる

お腹を見せている犬

犬にとってお腹は急所なので、お腹を見せてゴロンと寝転んでいるしぐさは、安心してリラックスできている証拠です。お腹を見せたまま眠ってしまうなら飼い主を信頼しているサインと言えるでしょう。

お腹を見せるしぐさは服従や降参としての意味もあります。頑なにお腹を見せようとしない場合は、信用されていない理由があるかもしれません。

(2)お尻をくっつける

犬は飼い主にお尻をくっつけたまま、そっぽを向くことがありますが、これも信頼の証です。

犬の祖先は、群れで背中をくっつけあって前方を警戒して暮らしていました。背中を預けてくれるのは、飼い主を信頼していると言えます。愛犬の信頼は、視線だけでは図れないのです。

(3)名前を呼ぶと嬉しそうに反応する

飼い主との信頼関係が築けている場合、犬は飼い主の呼びかけに嬉しそうに反応します。名前を呼ぶとすぐに視線を向けたり、尻尾を振ったり、そばに寄ってきたり。

飼い主に呼ばれると楽しいことがある、嬉しいことをしてくれるとわかっているからです。

(4)飼い主のそばでぐっすり眠る

ぐっすり眠る犬

犬は危険が迫ったときにすぐ逃げ出せるよう、眠りが浅く、少しの物音でもすぐに目を覚まします。

ですが、飼い主のそばでぐっすり眠ってくれるようなら、犬はかなり飼い主のことを信頼しているでしょう。安心しきっているのかもしれませんね。

(5)独りになっても落ち着いている

犬は群れで生活していた動物のため、群れ(家族や飼い主)から離されると不安になります。ですが、飼い主が犬のそばを離れても落ち着いて待っていられるのは「飼い主は必ず戻ってくる」という信頼あってこそ。

お出かけ時や帰宅後の愛犬の反応があっさりしていても、実は信頼関係を築けているからこその対応であることが多いのです。

実は不安かも?信頼ではない愛犬の行動

こちらをじっと見つめる犬

べったり一緒にいるからといって、必ずしも飼い主を信頼しているから、というわけではありません。愛犬からの愛情と勘違いしてしまいがちな、不安からくる犬の行動もチェックしておきましょう。

常に飼い主を見つめる

常に飼い主を見ているなら、不安を感じているサインかもしれません。

飼い主を信頼していれば、常に視線を向けなくても犬はリラックスすることができます。そのため、一緒にいる間、飼い主から視線を外さないのは、見つめているのではなく監視されている可能性があります。

常に飼い主の後を追う

家の中で移動をするたびについてくるのも、信頼ではなく不安が根底にあることが多いです。

もちろん、飼い主のことが大好きで離れたくないからの行動ではありますが、「自分を置いてどこかに行ってしまうのでは?」という不安も混在しているでしょう。飼い主のそばを離れると問題行動を起こすようになると「分離不安症」という心の病気と診断されることもあります。

「かまって!」の要求が強い

遊びや抱っこ、撫でて欲しいなどの要求が強い場合、正しい主従関係が築けていないことがあります。

可愛くてついわがままを聞いていると、犬は自分が飼い主より上位だと勘違いし、要求がエスカレートすることも。犬にリードされていては、信頼関係が築けているとは言えませんよね。

愛犬に信頼してもらう行動3つ

ボールを加えて走る犬

愛犬との信頼関係を築けるかは飼い主次第。ただ一緒に過ごしているだけでは、犬は家族や仲間として認識してくれても信頼してもらうことは難しいです。

愛犬に信頼してもらうために、飼い主が気をつけたい行動を3つご紹介します。

(1)愛犬が喜ぶことをする

愛犬が喜ぶことを積極的にしましょう。一緒に遊んだり、撫でたり、たくさん褒めたりとコミュニケーションを取ることが大切です。

愛犬の要求に応えるだけでなく、飼い主がリードすることも忘れずに。そうすることで主従関係が明確になり、良い信頼関係を築くことができます。

(2)愛犬が怖がることをしない

愛犬が怖がることや嫌がることをしないことも、信頼してもらう上で重要なポイントです。過剰に怒ったり、びっくりさせてしまうような行動を取ると、愛犬に恐怖心を抱かせることになります。

犬を叱るときは、低い声で「ダメ」と言えばきちんと伝わります。しつけは根気よく、間違っても恐怖で愛犬をコントロールしようとするのは絶対にやめましょう。

(3)一貫性を持って接する

状況によって飼い主の言うことが違うと、犬は混乱してしまいます。そのため、一貫性のある行動の方が犬は安心し、信頼関係を築きやすくなります。

普段は「ダメ」と言うことも、「今日は特別」と甘やかしたり、愛犬のわがままに根負けして許してしまわないようにしましょう。

まとめ

飼い主に抱かれている犬

愛犬の信頼のサイン、見逃していませんでしたか? 犬の習性や性格を理解し、正しくコミュニケーションを取ることで愛犬からの信頼度はグッと高まります。

ボディランゲージから愛犬の気持ちを読み取り、愛犬に伝わるように愛情を注ぎましょう。
ぜひ、これまで以上に愛犬との信頼関係を深めて楽しいドッグライフを送ってください!

Writer:くるさわあみ


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